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1歳半の食事の回数や目安量は?幼児食にOKな食材やポイントまで

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1歳半ごろが離乳食から幼児食へ徐々に移行する期間といわれます。この時期にどんな食事を作れば良いのか、迷うママやパパもいるかもしれません。「どんな食材が適しているの?」、「大人と同じ味付けでも大丈夫?」、「食事の回数や量は1日どのぐらい?」。そんな疑問に答えながら、親子で楽しく食事をするときのポイントを解説。さらに、子供の成長に伴って住み替えを考える家族のためのアドバイスも紹介します。

1歳半ごろの子供の食事の特徴

1歳半ごろになると徐々に歩いたり、奥歯が生え始めたりする子もいるかもしれません。しかし、すぐに大人と同じものを食べられないため、かむ力に応じた調理が必要です。

●1歳半の子供の発育状態

1歳半ごろになると一人で立って歩けるようになり、階段なども上れるようになる子も出てきて、少しずつ行動範囲が広がります。手先もだんだん器用に動かせるようになります。また、体の発達に伴って、なんでも自分でやりたがるなど自己主張も盛んに。食事量も増え、離乳食の完了期から呼び名が幼児食となります。

しかし、離乳食と幼児食で何かが変わるということではありません。母乳やミルクはあくまでも母子相互のペースで進めて構いませんが、離乳食の完了とは、主に食事で栄養のほとんどを取るようになったことを意味します。

乳歯が生え始める時期にも個人差があり、生後6カ月から9カ月ごろが一つの目安です。下の前歯2本、上の前歯2本の順番で生えてきて、1歳半ごろになると奥歯が生え始める子もいます。しかし、大人と比べてまだかむ力は弱く、かみ合わせも不十分なため、消化の機能も未熟です。乳歯が生えそろって、かみ合わせが少し整う4歳半ごろの時期までは、小さくて硬いもの、弾力性の強いもの、皮が口に残る食べ物は避けた方が良いでしょう。

●1歳半の子供に適した食べ物

大人向けの食事は味付けをするとき、しょうゆ、みそ、みりん、砂糖などの調味料を使って具材の味を引き立たせます。ところが大人と同じような味付けでは塩分が多くなり、腎臓に負担を掛けてしまうことになります。また、濃い味付けは将来大人になってからの味覚にも影響します。そのため幼児食では、しょうゆやみそなどの量を減らして、少し薄味にすると良いでしょう。

だからといって大人向けと子供向けに、すべて別々のレシピで作るのは手間がかかります。そこで、大人の食事をベースにして味付けは薄めにし、取り分けた後で大人には、少し味が濃い調味料を加えるようにすれば、親子で同じ献立を食べることができます。親が「おいしい」という食べ物を一緒に食べられるのは、子供にとってもうれしいでしょう。

前述の通り、かむ力が弱いので、硬い肉類や繊維質の多い野菜は控えめにして、食材が柔らかくなるまでよく煮込んだり、小さめにカットしたり、スープにして食べやすくするなど、調理方法を工夫することも大切。野菜は大きめのままで煮た方が中まで柔らかくなりやすいので、大人が食べるサイズで煮込んだ後で、細かく切るのも作り方のコツの一つ。

肉を食べさせるなら柔らかいひき肉を使ったメニューがおすすめです。生の魚は食中毒を起こす可能性があり、かみ切りにくいこともあるので、1歳半ごろではまだ食べさせないようにします。また、鮮度の悪い青魚はヒスタミン中毒で発疹などが強く出ることもあるので、魚を食べさせるときは新鮮なものを十分加熱するようにしましょう。発育状況によりますが、刺身は3~4歳ごろからと考えた方が良いでしょう。

ここまでお伝えしたことに気を付ければ、子供に人気のカレーも1歳ごろから食べることができます。ただし、大人のカレールーは味も濃く、脂も多いことが心配ですので、子供用のカレールーを使用すると良いでしょう。野菜が苦手というようなときでも、カレーにしたら食べられることもあるでしょう。好き嫌いの改善に役立ててはいかがでしょうか。

●1歳半の子供の食事回数や食事量

1歳半ごろになると、幼児食を大人と同じように1日3回、朝・昼・夕食と補食を1~2回食べることで必要な栄養が取れるようになります。補食というのは、食事を補うもので、俗におやつともいいます。ただし、この時期はまだお菓子ではなく食事が良いので、おやつの時間も食事ととらえてください。1歳半ごろに必要なエネルギーは大人の半分ぐらいが目安量です。大人と同じ献立の2分の1ぐらいを、補食を含めて1日4~5回に分けて食べさせると考えれば分かりやすいでしょう。

ただし、食べる量には個人差があり、日によっても違います。あくまでも大まかな目安としてとらえ、子供の様子を見て調整することが大切です。

1歳半ごろの食事に使える食材の例

では、1回の食事で何をどのぐらいの量、食べさせると良いのでしょうか。主食・主菜・副菜・果物のカテゴリーに分けて、量の目安と調理に使える食材の例を紹介します。

*主食:約80g
主食は、ごはん、パン、うどん、スパゲティなど炭水化物を主成分とし、主にエネルギー源となるものです。1歳半ごろになると、1回にごはんとして約80g、子供用の小さなごはん茶わん1杯分が目安となります。食欲にはむらがあるものなので、この主食で調節すると良いでしょう。
*主菜:約20g
食事の中心となるおかずが主菜です。肉類、魚類、卵、大豆など、主にたんぱく質や脂質、鉄分など、体を作るもとになる栄養素を取ります。鶏ひき肉などは硬くて食べにくいことがあるので豆腐などと合わせてよく練ると食べやすくなります。それでも食べない場合は、ごはんにツナやしらす干し、納豆などをのせてあげるだけでもたんぱく質を補うことができます。肉や魚類、納豆などなら20gが目安です。
*副菜:約40~50g
副菜は、野菜、きのこ類、海藻などを使ったおかずで、体の調子を整えるビタミンやミネラル、食物繊維などが含まれるものです。ニンジン、ホウレンソウ、コマツナ、カボチャ、タマネギ、大根、キャベツ、オクラ、トマト、ブロッコリー、ジャガイモ、サツマイモなどの食材を使います。えのき、わかめなど、子供がかみ切りにくいものは、細かく刻むなど食べやすくして調理しましょう。副菜の量は1回に40~50gが目安となります。
*補食で果物や牛乳も
主食・主菜・副菜に加えて果物をメニューに取り入れると、栄養バランスの良い献立になります。毎回取るのは難しいので補食などでバナナやリンゴ、ミカンなどを1日に50gぐらい食べるのが適量ですが、野菜が少なめだと感じたときに果物の量を増やすなど調整すると良いでしょう。

これらに加えて、おやつの時間に牛乳やヨーグルトなどの乳製品を食べましょう。また、ヨーグルトに果物を入れたりして工夫することで、果物と乳製品を補食で楽しく食べてもらえます。

それぞれの食材でどんな料理が作れるか、管理栄養士が献立例を紹介しているWebサイトなどがあるので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

1歳半ごろの子供の食事のポイント

みんなで食べることの楽しさを子供に感じてもらうことも大切です。徐々に、幼児用のスプーンやフォークを使って、自分で食べる練習も始めるようにしましょう。

●自分で食べる練習をさせる

1歳半ごろは食事の楽しさを学ぶ時期でもあります。家族そろってにぎやかに食卓を囲み、自分専用の皿や茶わんで食べる経験ができると良いでしょう。もしも好き嫌いがある場合でも、野菜を型抜きしたり、カラフルな卵焼きやおやきなどにしたりして工夫することで、興味を持って食べてくれるかもしれません。手づかみ食べがしやすいメニューを取り入れるのもポイントです。自分で食べようという意欲を引き出すきっかけになるからです。

おかずを手づかみしやすいサイズにするほか、おにぎりやスティック野菜を献立に入れると良いかもしれません。手づかみで上手に食べられるようになったら、次のステップとして幼児用のスプーンやフォークを用意して自分で食べさせるようにしましょう。

最初はうまく使えなくてもだんだんと慣れていくので、焦らずに見守ってあげるようにします。もちろん手づかみをしながら、スプーンやフォークも握ってみるというようなことでも構いません。大切なことは、食事を楽しむことです。

●家族のダイニングスペースを確保する

子供が成長して大人と同じように食事をするようになると、家族みんなで食事を取るためのスペースが必要になります。2DKなどの間取りでダイニングテーブルを置いているのであれば、子供用のハイチェアを用意し、ママやパパも一緒に食べながら食事のお世話をすることができます。

ダイニングテーブルを置くスペースを確保できない場合、ローテーブルを食卓にし、子供用の低いいすに座らせて食事をする家族もいるでしょう。その場合は子供が動き回って落ち着かず、食器などを倒してしまって食べさせるのが大変ということもあるかもしれません。

赤ちゃんの時期はコンパクトなダイニングや少ない部屋数で育児ができても、子供が成長し活発に歩き回るようになると、もっと広いリビング・ダイニングがあり、部屋数の多い物件に住みたいと思い始めるかもしれません。実際、子供の成長に伴ってものも増え、「家が手狭になった」と感じて住み替えを検討するファミリーも多いようです。

1歳半を過ぎて住み替えを考え始めたらUR賃貸住宅へ

子育て家族の住み替えの際に、候補の一つとしてぜひ検討をおすすめしたいのがUR賃貸住宅です。ゆったりとした間取りや収納、入居時の初期費用が抑えられるのが魅力です。

●広い家への住み替えはUR賃貸住宅にお任せ!

独立行政法人都市再生機構が管理するUR賃貸住宅は、全国に約71万戸もの豊富な物件があります。都心から郊外までのエリアで、さまざまなタイプの部屋が豊富にそろっており、幼児期の子供がいるファミリー向きの、ゆとりのある物件を探すことができます。

住み替えには、一般的に新居の初期費用や旧居の退去費用、引っ越し費用など多くのお金がかかります。URは礼金・仲介手数料・更新料がすべて不要です。契約時に必要なお金は、敷金(月額家賃の2カ月分)と、入居月(入居日から当月末まで)の日割り家賃、日割り共益費でOK。そのため住み替えにかかる初期費用を大幅に抑えることが可能です。

また、申込時に住民票の写し、収入証明書等の必要書類を提出し、申込者本人の資格確認ができれば保証人も不要で、面倒な手続きも必要ありません。

●UR賃貸住宅の子育て世帯向けお得な家賃プラン

URでは、所定の条件を満たせば、家賃そのものがお得になる子育て世帯向けのプランも設けられています。これらを利用すれば、お得な家賃で一定期間住み続けることができます。条件を満たしている場合は、ぜひ活用をおすすめします。

<子育て割>
新婚世帯は最長3年間、子育て世帯は最長6年間、新婚世帯から子育て世帯へ切り替えた場合に最長9年間、家賃の最大20%(所得に応じた減額となります。上限2万5000円)がサポートされます。対象は結婚5年以内の新婚世帯、または18歳未満の子供がいる世帯。いずれも所得合計が月25.9万円以下の場合となります。
<そのママ割>
3年間限定で、お得な家賃で借りられます。対象は妊娠中を含め、現に同居する満18歳未満の子供(孫、甥、姪なども可)を扶養している世帯です。
※3年間の定期借家契約
<U35割>
3年間限定で、お得な家賃で借りられます。対象は契約者が35歳以下の世帯。学生、単身、夫婦、子育て世帯も対象です。なお配偶者以外の同居者には一定の条件があります。
※3年間の定期借家契約
<近居割>
募集家賃から5年間、5%減額されます。対象となるのは同じUR内、もしくは半径2km以内の別々のURで、親世帯・子世帯の二世帯が近居する場合で、新たに契約した世帯の家賃が減額されます。また、二世帯同時に契約する場合は、両世帯とも減額されます。

URなら小さな子供がいる子育て世帯も安心して暮らせる!

UR賃貸住宅には子育てしやすい環境が整っています。敷地内や近隣に緑豊かな公園や広場が設けられた物件も多く、子供が思い切り遊ぶことができます。子育て中の家族が交流できるサロンや集会所などのコミュニティ、保育園や幼稚園、学童クラブなどの施設が併設され、医療機関が近くにある物件もあり、安心して子育てができます。

また、UR賃貸住宅ではクリーンメイトさんの愛称で呼ばれる清掃員が、ほぼ毎日清掃を行っています。通常の清掃業務と合わせて、朝8時と午後3時ごろに団地内の通学路付近を清掃しているため、登下校する児童に「行ってらっしゃい」、「お帰りなさい」など声を掛けることもあるようです。隅々まで人の目が行き届いているのは、小さな子供がいる家族にとって安心感につながります。

URのHPでは、エリアや間取り、家賃の範囲など条件を指定することで、希望する物件を簡単に探すことができ、周辺の環境も詳しく確認できます。子育てのための住み替えを考え始めているなら、ぜひ検討をおすすめします。

監修/川口 由美子

記事のまとめ

しっかり食べて子供がすくすく育つには、住まい選びも重要!

  • ・1歳半ごろから1日3回の幼児食+1~2回のおやつで必要な栄養を。味付けは薄めにして塩分の取り過ぎを防ぎ、食材は小さく切り食べやすく
  • ・食べる楽しさを知り、自分で食べる練習を始めるのも1歳半からの食事のポイント。家族のだんらんを持てるダイニング空間が大切に
  • ・子供が成長して住み替えを考えているなら、ゆったりした間取りや収納があるURがおすすめ。初期費用が抑えられ、お得な家賃プランで住居費を節約できる

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