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運動不足を解消!子どもも大人もできるエクササイズ④~うんてい~

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パークマイスターの遠山健太さん(※)に、日々の暮らしの中で手に入るグッズや、団地内にある遊具を使って、誰でも楽しんでできるエクササイズを提案していただきます。家にいる時間が多い今、団地のプレイロットや公園などで実践してみてくださいね。

※公園遊びに詳しく、子どもの発育を考えて指導ができるスポーツトレーナーのこと

遊具を使って肩こりを楽に

うんてい(基本形)
うんていのはしごにぶら下がり、片手ずつバーを持ち、前に進む。つま先は地面に着けたままでOK

勉強やデスクワークが続くと、どうしても猫背になりがち。うんていを行うことで、肩・首回りの筋肉がゆるみ、正しい姿勢に戻すことができます。両手を上げ胸を張っている状態は、肩・首のストレッチになり可動域も広がります。前に進むことが難しい場合は、うんていにぶら下がるだけでも効果あり。

体力に余裕がある人は、両足を後ろでクロスさせて地面から浮かせてみましょう。20秒が目安。腕と肩に全身の体重がかかるので、姿勢保持のための本格的な体幹トレーニングになります。

うんてい(ひねり)
顔を横に向け、足は反対方向に置き、体をひねる。慣れてきたら逆方向にもひねる

基本形のうんていに慣れてきたら、止まった状態で体をひねってみましょう。こうすることで、肩・首周りのほかの筋肉もゆるみより効果的に。上半身が伸びて気持ちいいですよ。

遊具を使用することにハードルの高さを感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、人が少ない朝などに実践してみてください。少しでもやってみると心も体もスッキリします。

今回の先生:遠山 健太さん

ワシントン州立大学教育学部初等教育学科卒。全日本モーグルチームのトレーナーとして、トップアスリートのトレーニング指導に携わってきた一方で、子どもの運動教室「ウィンゲートキッズ」や学研とともに「リトルアスリートクラブ」のプログラムを開発するなど、子どもの運動能力を育むことも積極的に行う。自身、2児の父であり、子どもとともにめぐった公園での運動子育て経験を生かし、パークマイスターとしても活動している。著書に、『コツがつかめる! 体育ずかん』(ほるぷ出版)、『わが子の運動神経がどんどんよくなる本』(学研プラス)などがある。

Twitter:https://twitter.com/wingate_toyama

遠山 健太さん 写真
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