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東京郊外の住みやすい街11選。東京都下から近郊の他県まで

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働くファミリー層の住まいが多い、東京の郊外エリア(以下東京郊外)。無理のない通勤時間内にあり、便利な商業施設や公共施設がそろい、子育て環境にも恵まれている地域が多いのが特長です。テレワークが増え、働く場所の制限がなくなりつつあるといわれる昨今、住環境に恵まれた郊外には、ますます注目が集まっています。今回は都内での勤務を前提に、おすすめしたい東京近郊の街や、エリアを選ぶ際のポイントを紹介します。

東京郊外の範囲と住みやすい街の条件

「東京郊外とは具体的にどんな場所、どの地域を指すの?」、「どのような条件を満たせば住みやすい環境と言えるの?」ここからは、そんなみなさんの疑問にお答えします。

●東京郊外とは?

明確な定義はありませんが、都心部が大手企業なども多い千代田区、港区、中央区(都心3区)や、渋谷、新宿、池袋などの副都心エリアを含む、業務中心の街であることに比べると、郊外は主に、住宅が中心の街であると考えると分かりやすいでしょう。
都心部では、土地の制約からマンションが主体になりますが、郊外ではマンション、一戸建てと多様な住宅が供給されており、自然も残されています。東京都単体を意味しているわけではなく、東京圏と考えると、さまざまな街が選択肢になります。

沿線、都県によって都心からの所要時間は変わってきますが、近年の各種統計でみると、首都圏の平均的な通勤時間は1時間以内。電車に乗っている時間だけで考えると30分内外、場所によっては、もう少し遠いことがあるかもしれません。

●住みやすい街の主な条件
【交通機関の利便性が良い】
都心へのアクセスが良ければ、通勤・通学はもちろん、休日のレジャーの際も便利。路線の乗り入れや乗り換えをしっかりと考慮し、電車やバスの混雑具合や本数もチェックすると良いでしょう。
【周辺施設が充実している】
ショッピングセンター、スーパー、薬局など、日々の買い物環境が充実しているか、病院や公園、学校、レジャー施設など、家族一人一人がそれぞれ求める施設が近くにあるかを、確認しておきましょう。
【住宅環境や地理的条件が良い】
日当たりや風通しが良いか、地盤が安定していて地震などの災害に強いかなど、環境も住まいを選ぶ上で重要です。水害に関しては、都や各市区町村で発行しているハザードマップなどを参考にすると良いでしょう。
【治安が良い】
犯罪発生率も気になるポイント。商店街がにぎわっていたり、住宅街の街灯が充実していたりなど、夜間の人通りや明るさも、確認しておきましょう。女性の一人暮らしや、小さい子どもがいる世帯にとっては、特に重視したい点です。
【子育てしやすい】
ファミリー世帯の場合、子どもを育てる環境は住みやすさに直結。託児施設や教育環境などの充実はもちろん、自治体が実施する子育て支援制度の整備状況、大きな公園など、適度に自然と触れ合える環境があるかなど、事前にしっかりと、自治体ホームページなどからリサーチすることをおすすめします。
【家賃相場が安い】
家賃は、土地の利便性と大きくリンクしています。都市部から少し距離のある郊外であれば、その分、家賃は安くて済むことになります。実際、都心エリアと同じくらいの広さ、条件の物件でも家賃はかなり抑えめ。月々の家賃の出費が抑えられれば、収入は変わらなくても使える額は変わってきます。
将来のために節約するも良し、生活を豊かにするために使うも良し、生活に選択肢が生まれるようになるわけです。

【東京都下から選ぶ】東京郊外の住みやすい街4選

ここからは、実際に人気が高い東京都下エリアの「住みやすい街」を紹介。それぞれの街の特長や魅力を、確認してみましょう。

●多摩市
自然豊かな環境に恵まれ、アニメの舞台にもなっている多摩市は、多摩ニュータウンのある街としても知られています。「多摩センター」駅や「聖蹟桜ヶ丘」駅などの主要駅があり、各種ショッピング施設も充実。
もともと団地などの住宅をつくることを目的に開発された地域なので、車道と歩道の分離がされているほか、学校などの教育施設や公園、レジャー施設なども多く、ファミリー層におすすめ。小田急線、京王線の利用が可能で、都心へのアクセスも良好です。
●八王子市
大型商業施設が数多くあり、飲食店やスーパーも豊富。さまざまな学校のキャンパスが置かれ、若い人の姿も多い街です。高尾山をはじめ、ハイキングを楽しめるコースも多く、アウトドアライフが身近で楽しめます。
病児・病後保育がある施設が整備され、多くの保育園が延長保育に柔軟な対応をするなど、共働きでも安心な子育て環境です。
「八王子」駅は、4路線が乗り入れているターミナル駅。「新宿」駅、「東京」駅、「横浜」駅まで乗り換えなしでアクセスできます。
●町田市
「福祉の街づくり」の一環として、駅には、ベビーカーや車いすでも利用しやすいスロープやエレベーターを完備。子育て支援施設や公園などが充実し、子育て世代にうれしい環境です。大型商業施設のほか郊外型のスーパーも多く、買い物も快適。
小田急線やJR横浜線を利用した、「新宿」駅や「横浜」駅までのアクセスの良さはもちろん、横浜町田インターや国道16号線、246号線を利用しての車でのお出かけにも便利です。
●立川市
「立川」駅周辺にはデパートをはじめ、多くの商業施設があり、JR中央線、南武線、青梅線のほか、多摩都市モノレールにより京王線や西武線にもアクセスできる利便性の高い街。路線バスや、コミュニティバスの路線・本数も充実しています。
市内には国営の公園や、どの世代でも楽しめるマンガをテーマにした公園などがあり、休日のレジャーも気軽に楽しめる環境。大型ショッピングモールがオープンするなど、近年ますます注目を集めています。

【近郊の他県から選ぶ】東京郊外の住みやすい街7選

都内から少し足を延ばした他県エリアも、都心からの通勤圏内。都内よりも家賃相場が低く暮らしやすい、近郊他県にあるおすすめの街を見てみましょう。

●所沢市(埼玉県)
大きな公園や、昔ながらの武蔵野の風景などに恵まれた環境に加え、大型ショッピングモールやスーパーなども充実。利便性と休日の癒やしの両方が手に入るエリアです。
主要駅の「所沢」駅には、西武池袋線と西武新宿線が乗り入れており、「池袋」駅や「新宿」駅へダイレクトアクセス。近年駅前の商業施設や、文化施設が続けてオープンするなど注目を集めています。
家賃相場も手ごろで、家賃を抑えたい人にはおすすめです。
●三郷市(埼玉県)
JR「新三郷」駅周辺には、再開発により郊外型の大型ショッピング施設が誕生、買い物環境に恵まれています。ファミリー向けの住宅が多く、静かで治安が良いのも特長。
JR武蔵野線が利用でき、「東京」駅まで乗り換えなし。また、「秋葉原」駅や「北千住」駅にアクセスするなら、つくばエクスプレスが利用できる「三郷中央」駅が便利。
東京外環自動車道の「三郷南インターチェンジ」も近いので、車での通勤や休日のお出かけも快適です。
●川崎市麻生区(神奈川県)
京王相模原線、小田急小田原線、小田急多摩線の3路線が走る麻生区は、乗り換えなしで都内へとつながるベッドタウン。「新百合ヶ丘」駅前には、商業施設や映画館などが集まり、幅広い年齢層が集まっています。芸術に力を入れた街づくりの一環として、文化施設が充実しており、アートイベントも開催されています。
一方で農地も多く残されており、新鮮な野菜が身近な直売所に並ぶことも。グリーンツーリズムも楽しめます。
●横浜市金沢区(神奈川県)
横浜市の中で最南端に位置し、水族館や動物園、アウトレットモールなどのショッピング、レジャー施設が豊富。休日は人が多くにぎやかですが、平日は落ち着きのある住環境です。海と山の自然に囲まれて、のびのび子育てができると、ファミリー層から支持を得ています。
金沢区内を走る鉄道は、京浜急行電鉄と京浜急行線に直結する横浜シーサイドライン。「金沢文庫」駅には、快特や特急も停車するので、都心へのアクセスも比較的容易です。
●藤沢市(神奈川県)
横浜や鎌倉にも近い藤沢市。「藤沢」駅はJR東海道本線、湘南新宿ライン、小田急江ノ島線、江ノ島電鉄の4線が利用でき、「品川」駅、「東京」駅、「新宿」駅などのターミナル駅に直結しています。
高い利便性を保ちながらも、のんびりとした雰囲気があり、ファミリーにも一人暮らしにも人気。江の島が近くにあり、マリンスポーツをする人にもおすすめです。古くからの商店街のほか、「藤沢」駅前には、スーパーやデパートもあります。
●船橋市(千葉県)
千葉県で2番目の人口を誇る船橋市は、JR総武快速線や京成線が走る都内へのアクセスに優れた人気エリア。県都・千葉に対して商都と言われる「船橋」駅前には、大型商業施設が並び、市内には車で立ち寄れる大型ショッピングモールも。人気の大規模公園やアウトドアが楽しめるキャンプ場もあり、子育てに恵まれた環境です。
意外に知られていないのは、オーケストラが盛んであること。オーケストラのある小・中学校もあり、音楽好きにはおすすめです。
●松戸市(千葉県)
小規模保育施設を多数設置し、2016年度から5年連続(2020年4月時点)で、国基準の待機児童ゼロを達成。「子育てしやすい街」として評判です。
JR「松戸」駅前には、飲食店やショッピング施設がそろい、仕事帰りや休日のショッピングも快適。駅から少し足を延ばせば、大きな公園も充実しています。
東京メトロ千代田線やJR上野東京ラインとの相互運転により、常磐線で乗り換えなしで、「大手町」駅や「東京」駅へアクセスできるので便利です。

郊外物件も豊富なUR賃貸住宅

ここまで紹介してきた街に、多数の物件を用意しているUR賃貸住宅。都市部より比較的家賃がお手ごろな、郊外の物件を探す際に、検討してみてはいかがでしょうか。

●東京の郊外に物件が多い

都心へのアクセスはもちろん、利便性の高い商業施設や豊かな自然環境がそろう、郊外の人気エリアを中心に、賃貸物件が用意されています。
駅からの距離、築年数、間取りなど、ライフスタイルに合わせて、さまざまな物件から選択可能です。

●初期費用を抑えられる

URなら、礼金、仲介手数料、また保証人が必要ないため、家賃保証会社へと支払う保証料もかかりません。そのため、初期費用だけで、一般的な相場と比較して、家賃2~3カ月分を節約することができ、マイホーム購入資金も貯蓄しやすいでしょう。

●住環境が良い

敷地内外に公園や広場をはじめ、幼稚園・保育園・学童クラブなどの保育施設、さらに子育てサロンや集会所などのコミュニティのほか、小児科のある医療機関や病児・病後児保育施設などが設置されている物件もあります。
雨の日に遊べるキッズスペースを用意している賃貸住宅などは、小さい子どもがいる家庭に好評です。

またURでは、3LDKや4LDKといった間取りの広い物件が豊富に用意されています。部屋数が多いので、最近ニーズが増えている、テレワークのスペースを確保しやすいことも魅力の一つです。

家賃、交通、子育て環境。メリットが多い東京郊外での暮らし

都心から少し離れていても、その分ゆったりとした暮らしができる東京郊外の住まい。都心部よりも家賃が節約できることをはじめ、都内への便利なアクセス、豊かな自然にのびのびした子育て環境など、たくさんの魅力にあふれています。

UR賃貸住宅では、東京郊外にある住みやすい街に、多くの住宅を提供。都心部に比べて比較的安い家賃に加え、URなら、礼金や仲介手数料が不要なため、引っ越しに伴う初期費用を抑えることができ、節約効果もさらに向上します。

住みやすい街のポイントを押さえ、どこのエリアにどんなURがあるのかをチェックしてみましょう。あなたのライフスタイルにぴったりな物件が、きっと見つかるはずです。

監修/中川 寛子

記事のまとめ

東京郊外エリアの住まいで利便性とゆとりは両立できる

  • ・都心まで電車で30分ほど、またはそれ以上かかる住宅中心の都内・都下や、近郊他県エリアを東京郊外と位置付けることが多い
  • ・交通機関の利便性、家賃相場、周辺施設、地理的条件、治安が住みやすさに直結
  • ・子育て環境や周辺環境に魅力がある人気エリアが多い
  • ・UR賃貸住宅なら、豊富な物件が用意されている。礼金や仲介手数料などの初期費用を抑えられるので、節約効果も期待できる

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