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お得な引っ越し時期は?繁忙期と通常期のメリット・デメリット

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新居の費用や引っ越し会社の費用など、引っ越しは何かとお金がかかるもの。できるだけ安く、お得に引っ越しをしたいと考える人も多いでしょう。“引っ越しシーズン”という言葉があるように、引っ越しにはオンシーズンとオフシーズンがあり、引っ越し会社の料金も、時期によって変動します。その差はなんと、1.5倍になることもあるとか。そこで、時期ごとの引っ越し料金の違いや、お得に引っ越しをする方法について、メリット・デメリットも比較しながら考えてみましょう。

引っ越し料金が安い時期と高い時期

1番料金が高いのは、高校生や大学生が卒業し、それぞれ進学や就職を控え、学生や社会人の引っ越しが集中する3~4月。それ以外は通常期となり、料金は安く抑えられています。節約するならピークを避けて通常期を狙いましょう。

●引っ越し料金が高い時期
引っ越しのピークは、3月中旬~4月の上旬。特に3月の月末は混み合います。理由は、就職や進学、転勤などで引っ越す人が多いため。その数は、通常期と比較して2~3倍にもなり、1年の中でも突出して多くなっています。繁忙期は、短期間に依頼が集中するため、引っ越し会社の予約が取れないこともあるほどで、見積もりも高くなりがちです。
●引っ越し料金が安い時期
繁忙期を除く5~2月は、引っ越し業界では通常期とされ、引っ越し料金も低く抑えられています。中でも6月、7月、1月あたりは、あまり動きのない時期なので狙い目。引っ越し業者に値引き交渉できる場合もあります。
逆に、5月のゴールデンウィークなどの連休期間や8月、9月の転勤シーズンは、3~4月ほどではないものの、引っ越し料金が高くなる傾向があります。

引っ越しに向いている時期は?

引っ越し料金だけを見れば、通常期を選ぶのがお得に思えますが、それだけで決めて良いのでしょうか。メリット・デメリットを比較して、自分に合った引っ越し時期を選びましょう。

●繁忙期のメリット・デメリット
<メリット>
・最大のメリットは、多くの物件の中から、希望の物件を探しやすいこと。
繁忙期に向けて新築物件の募集をかけたり、部屋に空きが出たりするため、広い選択肢の中から希望の賃貸物件を探すことができます。好条件の部屋や、以前から狙っていた部屋に空きが出ることも。短期間で条件に合う物件を探すには、良い時期です。
<デメリット>
・引っ越し料金が高くなりがちで、引っ越し会社の予約が取れないことも。
短期間に依頼が集中するため、作業スタッフやトラックの手配が間に合わず、希望の日時はおろか、引っ越し会社の予約すら取れない可能性もあります。また、引っ越し料金の値引き交渉も、一筋縄ではいきません。
・家賃や諸費用の減額などは、期待できない。借り手が多い時期なので、大家さんや不動産さんも強気です。家賃や敷金・礼金など物件にかかる費用の交渉をするのは難しいでしょう。条件の良い物件からどんどん契約が決まってしまいますので、スピーディーな判断も求められます。
●通常期のメリット・デメリット
<メリット>
・引っ越し料金を抑えやすい。
引っ越し需要がぐっと下がるため、価格交渉に応じてくれる可能性が高まります。複数社に見積もりを取ることで、より良い条件の会社を選びやすくなるでしょう。また、作業スタッフやトラックの手配もしやすいので、希望の日時などの条件も通りやすくなります。
・家賃や諸費用が安くなる場合も。
繁忙期を逃すと部屋探しをする人も減ってしまいます。そのため、空き室を避けたい大家さんや不動産屋さんが、エリアの家賃相場よりも家賃を下げて募集をかけたり、家賃の交渉に応じてくれることがあります。10万円の家賃では、数千円~1万円程度変わる場合も。
あるいは家賃は無理でも、敷金を2カ月分から1カ月にしてくれることもあるようです。競争相手が少ないので、ゆっくり時間をかけて検討できる良さもあります。
<デメリット>
・物件数が少なく、希望の部屋が見つかりにくい。
物件数が限られる上、中には、条件が悪いために残ってしまった物件である可能性も。すぐにでも引っ越ししたい場合には、納得のいく部屋が見つからないこともあり得ます。後で「こんなはずでは」とならないよう、物件をしっかりチェックするようにしましょう。

引っ越し料金を抑えるポイント

引っ越しにかかる費用を節約するなら、引っ越し料金以外のコストも合わせて、費用全体で見直すのがおすすめ。家賃や礼金、手数料などがお得になる物件も増えてきています。

●引っ越し会社に支払う費用を抑える
繁忙期を避けるだけでなく、曜日や時間を考慮してみましょう。
引っ越しの見積もりはおおむね、「荷物の量」、「距離」、「日時」によって決定されますが、「荷物の量」や「距離」は変えることが難しいのに比べ、「日時」は工夫次第で調整できる余地があります。
休日(土日祝)よりも平日、午前中よりも午後のほうが、予約も取りやすく、価格交渉もしやすくなります。また仏滅など日取りを気にする人もいるので、あまり気にならないのであれば、検討してみるのも手。日程に余裕があるならば、日時指定をせず、引っ越し会社の都合にすべてをお任せするのがベストです。
●家賃以外の料金を抑える
トータルで引っ越し費用を考えるなら、引っ越し料金以外に、諸費用にも目を向けてみましょう。
一般的に引っ越し時にかかる初期費用として、敷金・礼金、仲介手数料、家賃、共益費などが挙げられますが、最近では、敷金や礼金、仲介手数料が無料になる物件も増えてきています。以前は、敷金・礼金が、それぞれ家賃の2カ月分が相場だったことを考えると、家賃10万円の物件では、0~40万円もの差が付くことになります。
「引っ越し費用を抑えたいならUR賃貸住宅で部屋探し!」
UR賃貸住宅は、礼金、仲介手数料が不要な上、最近増えている保証会社との契約も不要なので保証料もかかりません。保証料は、入居時に賃料の0.5~1カ月分ほど支払うのが一般的ですから、これもまた見逃せない金額です。
なお、敷金は必要ですが、退去の修繕費も責任範囲が明確に決められているため、次の引っ越しの際の費用も抑えられます。
●フリーレント物件を検討する
フリーレント物件とは、1~2カ月程度、家賃が無料になる期間がある物件のこと。入居の始めに無料期間があることが多く、初期費用のうちの家賃分がまるまる削減できます。
また、通常の賃貸物件では、契約・入居の時期によって、現在住んでいる家と新しい家の家賃を、二重に払う期間が発生してしまう場合があります。その点、フリーレント物件なら、家賃の無料期間内に引っ越しを完了すれば、二重払いになるのを避けられるのです。引っ越し期間にも余裕を持たせられるため、引っ越しのタイミングが調整しやすく、引っ越し料金の節約にもつながります。
ただし注意したいのは、万一、契約期間の途中で解約した場合などに違約金が発生するケースや、家賃は無料でも管理費や共益費がかかる場合があること。
また中には、住まいとして条件の良くない物件である場合もあります。フリーレントというだけで飛び付くではなく、契約の諸条件やトータルの費用を確認して、上手に活用しましょう。
「UR賃貸住宅のフリーレントは初期費用がさらにお得に」
UR賃貸住宅のフリーレント対象物件の場合は、礼金、手数料、家賃が不要になるため、入居時にかかる初期費用は、日割りの共益費と敷金だけ。引っ越し時の費用負担を軽くして、新生活を始めることができます。

お得な引っ越しは時期だけでなく、諸費用やフリーレントなどの制度にも注目

3~4月の繁忙期を避けることで、引っ越しにかかる費用はかなり抑えられます。
時期が決まっている場合はやむを得ませんが、急ぎでないならば、時間をかけて物件を探し、通常期に余裕を持って引っ越し日時を設定することが、お得な引っ越しをする1番の方法。初期費用を軽減できる物件ならば、さらに大きな節約が望めます。
UR賃貸住宅では、すべての物件が礼金・仲介手数料・保証人(保証会社に支払う保証料もかからない)不要で、フリーレント対象の物件なら、初期費用は共益費と敷金だけ。
子育てファミリーにとって、節約できたお金を、教育資金やマイホームの頭金にまわせるのは、大きなメリットではないでしょうか。引っ越し時の費用負担が少なければ、子どもの進学に合わせて、移り住むという選択もしやすくなりますね。

監修/二宮 清子

記事のまとめ

引っ越し費用を抑えるなら時期はもちろん、初期費用やフリーレントなどの制度にも注目

  • ・引っ越しをする時期によって、料金は高くなったり、低くなったりする
  • ・繁忙期、通常期のメリット・デメリットを考えて、引っ越し料金を賢く抑えよう
  • ・UR賃貸住宅のフリーレントなどお得な制度を活用をすれば、初期費用がもっとお得に。引っ越し時の負担を軽くして、新生活を迎えよう!

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