URくらしのカレッジ

自分にぴったりな新しい暮らしを探す

住みたいへやの選び方

賃貸物件探しにおすすめの時期は?住まいを決めるポイントと注意点

お使いのブラウザによってリンクが機能しない場合があります

新居探しに良い時期はいつなのか? 引っ越しを考えるとき、誰もが疑問に思うのでは。でも、「部屋探しはこの時期がおすすめ」とは、一概には言えません。例えば、引っ越す人が最も多い1~3月は、選べる物件は増えますが、借り手の競争率が高まり、十分な検討時間が取れないことも。一方で、引っ越しの少ない6月や10月は、物件数は少ないものの、じっくり検討できたり、費用が安くなる可能性もあります。そこで今回は、それぞれの時期に合わせた、住まい探しのポイントを紹介します。

賃貸物件探しのオンシーズン、オフシーズンの特徴

賃貸市場の状況は、年間を通して同じではありません。時期により常に変動しています。そんなマーケットの特性を理解して、部屋探しのコツをつかみましょう。

●賃貸物件探しのオンシーズンは1~3月と9月

新入学や新入社など、日本では4月がいろいろなことが始まる季節です。これに合わせて賃貸物件探しが活発になるのが、1~3月ごろ。
いわば、1番住まいのニーズが高まるオンシーズンなのです。当然3月末までに退去する人が増加するため、選べる物件量も大きく増えます。
前述の1~3月ごろに加え、転勤の時期を迎える9月ごろは、不動産会社は繁忙期と呼ばれ多忙となります。ときにはじっくり相談に乗って、丁寧に接客している時間もないかもしれません。「良い物件があれば引っ越すけど、時期は急がない」という人に対しては、不動産会社が優先順位を下げてくるかもしれません。
たくさんの人が部屋探しをしている時期なので、募集家賃は、高くなる傾向もあります。運送料などの引っ越し代なども、この時期は高くなる傾向があります。

【オンシーズンの引っ越しが向いている人】
・多くの物件の中から探したい
引っ越しの需要が増える時期は、それだけ退去する人も増加。その分、選択肢となる物件が多くなります。そのため、オフシーズンと比較して、良い条件の物件が見つかる可能性が高くなります。
・物件選びを即決できる
借り手も多くなるので、競争率が高くなるのは必須。条件の良い物件を見つけたら、迷うことなく決められるスピード感が大事になります。
・家電や家具の購入費用を抑えたい
春になると、家具や家電量販店で「新生活応援フェア」といった、家具や家電のセット販売や、セールを実施することがあります。キャンペーンを利用して、家具や家電の購入費を抑えることができます。
●賃貸物件探しのオフシーズンは6~8月と、10~12月

一方で6~8月、10~12月は、賃貸市場はオフシーズンとなります。「良い物件は先に決まる」ので、希望に近い物件は、オンシーズンよりも少なくなります。
しかし、オフシーズンにも新築の物件が出ることや、結婚や転職などを理由とした退去もあるので、この時期にも新しい物件は出てきます。
また、部屋探しをする人が少ないため、大家さんの中には、多少募集賃料を値下げしても、早く空室を埋めたいと思う人もいて、希望家賃に近いお得な物件も選びやすい時期になります。
しかも、不動産会社も閑散期となるので、じっくりと探したい人の相談に、丁寧に対応することが可能となり、さらに引っ越し代なども割安になるなどの、うれしいメリットもあります。

【オフシーズンの引っ越しが向いている人】
・引っ越し費用を抑えたい
引っ越しのニーズが減るため、オンシーズンの時期より、引っ越し業者に安く依頼をすることが可能になります。また、物件によっては大家さんが空室を埋めるために、家賃や敷金・礼金などの初期費用が安く設定される可能性もあります。
・急がずじっくり物件を選びたい
物件探しをしている人が少なくなるため、オンシーズンと比較して、急いで物件を決めなくても、希望の物件がほかで決まるケースも少なくなります。
また、不動産会社も繁忙期と比較すると余裕ができ、内見などの物件選びに時間を割いてくれたり、料金交渉がしやすいメリットもあります。

【月別】賃貸物件探しにおすすめの時期は?

賃貸物件を探すのに最適な時期は、人それぞれの状況によって異なります。月ごとの物件探しや、引っ越しに関する動向を紹介しますので、スムーズなお部屋探しに役立ててください。

●【1~3月】 春の新生活に向けて、たくさんの物件が動く繁忙期

就職や進学など、春から新生活を始める人のために、1年で最も入居募集が増える時期です。
3月末に退去予定の物件は、1月から募集が開始されるので、混雑のピークとなる2月前に物件探しを始めるのが良いでしょう。2~3月ごろになると空き物件は減るため、希望の条件に合う物件を見つけたら、すぐに内見を申し込むなど、スピード感が重要となります。

●【4~5月】 GWを利用して、落ち着いてじっくり準備ができる

1年で1番の繁忙期となる春が過ぎ、新生活需要による引っ越しのシーズンも一段落。物件数は少なくなりますが、その分、ゆっくり部屋探しができます。
4月末には、GWといった大型連休を利用して、物件探しや引っ越しの準備ができる魅力もあります。

●【6~8月】 費用を抑えたいなら、この時期がおすすめ

6月の梅雨のシーズンや、7月・8月の暑さが厳しくなる夏の時期は、引っ越しの作業が大変になるので、新居探しを計画する人が少なくなる傾向にあります。そのため引っ越しや物件探しの需要も減り、オンシーズンに比べて引っ越し料金が安くなる可能性もあります。

●【9月】 ファミリーやカップル向けの物件が増える

この時期は、人事異動を行う企業が多くなることから、転勤シーズンを迎えて引っ越しをする人の数が、一時的に増えていきます。転勤するファミリー向けの物件供給が、増える傾向にあります。

●【11~12月】 じっくり物件探しや相談ができる。年明けに向けて物件数も増加

落ち着いて物件を探したり、不動産会社にじっくり相談をしたい人におすすめの時期です。その理由は、引っ越しをする人が増加する1月に向けて、賃貸物件の供給が増え始めますが、オンシーズンほど不動産会社も混んでおらず、引っ越し料金も安く設定されていることが多いようです。

賃貸物件を探すときのポイント

引っ越しは、思い立ったらすぐにできるものではありません。希望にかなう物件は、簡単に見つかるものではないと考えて、早めに準備に着手しましょう。

●引っ越したい時期の数カ月前から準備を始める

希望に合った物件が、なかなか見つからないことはよくあることです。それでも、時間に余裕があれば、じっくりと探すことは可能です。
しかし、時間がない場合は、どうしても妥協しなければならない部分が出てくる恐れがあり、これでは理想の住まいは実現できません。引っ越しをする2~3カ月前くらいに、一度不動産会社へ相談に行くくらいの予定を立てて、準備に取り掛かりましょう。繁忙期であれば、不動産会社の混雑状況を確認する必要もあります。
そして、内見を済ませた後に、最終的には引っ越しの1カ月前くらいには、新居の契約を終えておくのが理想的です。

●希望の条件を整理しておく

住まい探しの準備といっても、何から始めて良いのか迷ってしまう方も多いはず。そんなときはまず、希望条件を整理しましょう。
家賃、間取り、立地、エリアなど、求める条件を列挙して、さらにそれに優先順位を付けて、“譲れないポイント”と、“妥協しても良いポイント”を明確にします。こうすることで自分の希望もはっきりして、不動産会社も紹介する物件の提示がしやすくなります。

●相場を逸脱した物件はないと考える

「家賃交渉をして少しでも安く借りたい」、「掘り出し物はきっとどこかにあるはず」などと、賃貸物件探しの際には考えたくなる、その気持ちは分かります。
しかし、すでにインターネットをはじめ、さまざまな媒体に物件情報はあふれていて、「相場より安く募集している物件」はあまりなく、そのような物件を探し続けていると、賃貸物件探しの時期を逃しやすくなります。
「相場より安く貸したい」という奇特な大家さんはいないということを認識し、エリアの相場を調べて、予算内で自分の希望に合った物件を選ぶようにしましょう。

賃貸物件探しの時期を決める際の注意点

今住んでいる家の大家さんへの退去連絡の期限や、発生しがちな二重家賃のこと、必要になるさまざまな手続きなど、賃貸物件の住み替えを決めた際の注意点を紹介します。

●旧居の解約予告の期限に注意する

これまで住んでいた賃貸物件を退去することを決めた場合、当然、事前に大家さんや不動産会社への連絡が必要になります。退去日の1~2カ月前が通知期限であることが一般的ですが、期限は賃貸契約書に明記されていますので、あらかじめ確認しましょう。
万が一、期日を過ぎてしまった場合、退去後の家賃や違約金が発生する可能性もあるので、注意が必要です。

●新居の家賃発生日に注意する

希望する物件の内見後に契約し、審査が通ると、通常で家賃発生日が2~3週間後となることが多くなります。そのため、新しい物件の審査が通ってから解約を行うと、二重家賃が発生してしまいます。家賃が発生する入居日を延ばせるのか、不動産会社に相談しましょう。
ただ、空室の場合は入居を1カ月も先に延ばすのは難しいかもしれませんので、現在入居中で退去予定が先の物件を検討するのも、二重家賃を発生させない一つの手となります。

●引っ越しの手続きは多いため、余裕を見ておく

賃貸物件への入居時の契約には、連帯保証人が必要なケースがあるなど、書類作成に時間を要します。また、保育園を移らなければならない子どもがいる場合は、途中入園ができる施設があるかを、確認する必要があります。
さらに、引っ越しにはさまざまな手続きが必要です。特に住所変更では、役所への転出届・転入届、郵便局の転送手続き、電気・ガス・水道などのライフラインの使用停止・開始手続き、運転免許証など本人確認書類の住所変更など、たくさんあります。
チェックリストなどを活用して、届け出漏れがないか注意しましょう。

時期を問わず物件探しがしやすいUR賃貸住宅

物件探しから契約、手続き、入居までがスムーズなUR賃貸住宅は、いろいろなメリットがそろった住まいです。

●UR賃貸住宅とは

独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)が管理している賃貸住宅のことです。
一人暮らしからカップル、子育て世代、シニアまで、幅広い層に対応できる家賃プランも用意されているUR賃貸住宅は、全国各地に約72万戸。希望のエリアでの住まい探しができ、さらに空き物件があれば、先着順での入居も可能です。
その特長は、入居する人にうれしいメリットがいっぱいということ。礼金をはじめ仲介手数料、更新料はナシ。敷金、日割りの家賃と共益費のみで契約できるため、新生活にあたっての初期費用を、低く抑えることが可能です。さらに、何かと気遣う連帯保証人も必要ありません。

●UR賃貸住宅の入居までの流れ
  1. 【STEP1】希望の部屋を探す
    UR賃貸住宅Webサイトは、エリアや沿線、間取りや家賃などの希望の項目を入力するだけで物件が検索できます。さらに、物件の写真も豊富なので、ネットで物件状況を確認できるのもうれしいポイント。
    また、「ネットはちょっと苦手」という方は、URが直営する営業センターやショップ、または、取り扱い店に直接行ってみましょう。電話で来場予約をすれば、短時間でスムーズに案内してもらえます。
    その豊富な物件数により、時期を問わず、ネットやお店で物件が探しやすいUR。礼金や仲介手数料などの初期費用が抑えられ、入居までの手続きもスムーズなので、希望するタイミングでの引っ越しがしやすいことも魅力です。
  2. 【STEP2】申し込み資格を確認する
    URが定める条件を備えていること、つまり申し込み資格(収入要件など)をクリアしているかを確認します。
  3. 【STEP3】仮申し込みをする
    希望の部屋が見つかったら、URのショップ、またはインターネットから申し込みをします(本契約は、UR営業センターにて手続きが必要となります)。
    ※申し込みは1世帯につき1申し込みとなります
  4. 【STEP4】内覧をする
    入居前の確認として、部屋の内覧が可能です。期間は、申し込みの翌日から1週間以内です。内覧後のキャンセルも可能で、キャンセル料も一切かかりません。
    ※内覧は原則1回となります
  5. 【STEP5】必要書類を提出する
    URの店舗に必要書類を提出して、本申し込みを行います。書類の提出期間は、内覧期間(申し込みの翌日から1週間以内)の最終日の翌日から1週間以内です。
  6. 【STEP6】契約を締結する
    契約に必要な書類などをそろえ、URの店舗に提出します。契約日は、書類提出後1週間以内で、契約日までに敷金+日割り家賃+共益費を支払います。
  7. 【STEP7】物件に引っ越す
    契約時に設定する入居開始可能日以降に、物件の管理サービス事務所などで、住宅の鍵を受け取り入居します。
    ※家賃などの発生は、入居開始可能日からとなります

多彩な間取りプランやお得な家賃プランがそろう、UR賃貸住宅

引っ越しを考える上で、その時期はとても重要な要素です。本当に自分にとって良い引っ越しのタイミングはいつなのか。それはきっと、その時々の状況で変わってきます。でも、「ここだ!」と思うタイミングが見えた方は、早めに動かれることをおすすめします。
UR賃貸住宅は、そんな“思い立ったらすぐに”という方にぴったりの住まいがたくさんそろっています。全国に約72万戸という物件数を誇り、みなさんの住みたいエリアをカバー。
子どもがいる家族にうれしい「子育て割」や、35歳以下の方なら対象となる「U35割」など、お得な家賃プランも用意されています。
シングルからファミリー、そしてシニアまでに対応した豊富なラインナップからじっくり選び、気に入った物件を見つけてください。

監修/上野 典行

記事のまとめ

オンシーズン・オフシーズンの特性を理解して住まい探しを考えよう

  • ・部屋探しにおすすめの時期はない。大切なのは繁忙期・閑散期それぞれの市場動向に合わせて動くこと
  • ・希望する物件と出会うためには、余裕を持って準備しておくこと
  • ・UR賃貸住宅は、一人暮らしからカップル、子育て世代、シニアまで、幅広い層に対応できる家賃プランを用意
  • ・全国各地に約72万戸を保有するUR賃貸住宅なら、希望のエリアでの住まい探しができる

お使いのブラウザによってリンクが機能しない場合があります


あなたにおすすめの記事
新着記事
あなたにおすすめの記事はこちら

URくらしのカレッジとは

URくらしのカレッジはUR賃貸住宅がお届けする、くらしのヒントがつまった情報サイト。

説明を見る

URのことを知ろう