ひんやりと乾いた空気の中、今では珍しい赤い屋根のボックス型住棟に、赤や黄色の紅葉が柔らかく映える「大麻中町」。木洩れ日が差し込み、建物のそばで木々が葉を揺らす、自然に包まれた敷地内です。そこでは、森の中の安らぎが感じられる景色が広がり、まるで童話の世界のよう。そんなやさしい団地の情景は、北海道の短い秋に、暖かで美しい季節の表情を添えてくれます。

撮影を行ったのは、カメラマンの出羽さん。
「澄んだ青い空に、赤や黄色、色とりどりの紅葉がとてもきれいでした。北海道の秋は一瞬ですが、窓から葉の色づくさまを毎日見られることで、秋の空気をじっくりと感じられる、素晴らしい場所だと思いました」と、感想をいただきました。
赤い屋根の住棟に映える紅葉が美しい、「大麻中町」の風景をお楽しみください。