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団地の庭から、まちを盛り上げよう!地域一丸でまちの魅力アップを目指す「虹のまちにわフェス」第2弾

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2024年7月に市制100周年を迎えた神奈川県川崎市。
まちの魅力を再発見し、誰もが暮らしやすく住み続けられるまちづくりを進めていくため、虹ヶ丘団地別ウィンドウで開きますの屋外空間などを活用してスタートしたイベントが「虹のまちにわフェス」。その第2弾が、2024年6月に開催されました。
イベントでは、地域のさまざまな団体や企業などの協力のもと、多彩なコンテンツが実施されました。

緑に囲まれながら、おもちゃや作品作りで遊ぼう!

神奈川県川崎市にある虹ヶ丘団地の周辺は、自然が豊かで公園が多数あり、都心へのアクセスが良いなど利便性も高い地域。「虹のまちにわフェス」は、そんなまちの好環境を多くの人に改めて体感してもらい、さらに地域のみなさんの交流促進や、これからのまちの活性化を考えるきっかけづくりの場になることを目指して始められたイベントです。

第2弾となる今回は、新たな企画が続々登場! 「子どもたちの笑顔があふれる元気なまち」、「子育てしやすいまち」を意識した、親子で楽しめるコンテンツもたくさん用意されていました。

心地よい木陰のエリアには、「川崎市で木育を広め隊」が「木育おもちゃの広場」をオープン。
日本古来の建築技術である木組みを取り入れた積み木や、遊びのスペシャリスト「おもちゃコンサルタント」がセレクトしたユニークなおもちゃでの遊びに、小さな子どもたちも夢中!

川崎市多摩地区を中心に活動するアーティスト集団「TAMA VOICES」による「踊る探検隊」は、“作る”と“遊ぶ”を組み合わせたアクティビティ。
ペンで絵を描いたクラフト紙製の手作り帽子をかぶって、団地内を行進しながら探検。面白そうな場所で遊んだり、音楽に合わせてダンスをしたりしました。参加中はいつもの遊び場もステージに変身! 子どもたちは目を輝かせ、ポーズを決めていました。

就労支援事業所「があでん・ららら」のブースでは、施設の庭で栽培したハーブのハーブティーなどを販売。近隣小学校の生徒とコラボレーションしたという「青春こだわりブレンド」もありました。

すぐ横では、「ハーバリウム・ペン」作りのワークショップも開講。ボールペンのボトル部分に花材をバランスよく詰め、おしゃれなペンを作ることができました。

団地の道では、川崎市まちづくり局が移動式遊び場「みちあそび」を実施。人工芝を敷いて絵本を並べたスペースで、子どもたちがゆっくり読書を楽しんでいました。市内の遊歩道が各所につながっている川崎市らしい催しです。

「プラバン工作」のワークショップが開かれていたのは、地域の子どもたちの居場所づくりに取り組む「虹ヶ丘こども文化センター」のブース。これは、プラスチックの板にペンで絵柄を描き、スタッフにトースターで焼いてぎゅうっと縮めてもらって、ひもを通して飾りを完成させるというもの。カラフルに名前を書いてネームプレートに仕上げる参加者もいました。

参加したパパ・ママからは、「子どもが喜ぶさまざまな企画があって良かった」、「こういうイベントがあると人が集まり、会話もできて楽しい」といった声を聞くことができました。

生活の助けになる最先端の配送サービス&移動を体験!

リモートワークなど生活様式の多様化や高齢化が進む中、この地域では誰もが豊かに暮らし続けやすくするためのさまざまな取り組みが展開中。イベントでは、買い物や移動をより便利にする最先端技術にも触れることができました。

虹ヶ丘団地で大きな話題となっているのが、アプリから商品の注文を行うと、空中配送ロボットがワイヤを伝って専用の受け取りボックスまで配達してくれるサービス「ソラカラ便。そんな「ソラカラ便」では、子どもたちへのプレゼントを魔女が宅配し、魔法使いと一緒に呪文を唱えて受け取りボックスを開けるというストーリー仕立ての演出がされ、子どもたちが笑顔になっていました。

移動手段として注目される次世代型電動車いす「WHILL」のブースでは試乗体験を実施。参加した母子は、「運転操作が指先だけなので簡単で便利」、「高齢で歩きづらくなってからも、一人での外出がしやすそうだし、付き添う人の負担軽減にもなりそう」と、期待を話してくれました。

そして、地域の生活を支える移動手段としてニーズが高まる「自動運転バス」の実証実験も、東急バスと京急バスによって同日に団地周辺で実施。試乗した参加者たちは、遠隔コントロールセンターと連携した安全で快適な運行や、将来的な無人運転の構想に驚くなど、新たな時代の暮らし方を垣間見たようでした。

このような最新技術が、外出機会の創出や買い物支援にもつながり、どの世代にとっても暮らしやすい環境づくりに貢献してくれそうです。

みんなの日常が「居心地の良いまちづくり」のヒントに

URのブースでは、来場したみなさんの暮らしについて教えてもらう「虹のみんなの1日を教えて」が行われていました。朝活や趣味の時間など、どこでどのように過ごしているかをボードに貼ってもらうことで、地域のニーズやあったら良い機能を把握し、将来のまちづくりにつなげていきたいそうです。またURのブース内には、虹ヶ丘団地別ウィンドウで開きますすすき野団地別ウィンドウで開きますエリアの開発当時を振り返る「昔の写真展」もありました。

キッチンカーや買い物を楽しめるブースも!

会場の一角には、キッチンカーが軒を連ねるコーナーが。肉巻きおにぎりやホットドッグなどの手軽に食べられるフードや、スイーツ、旬のフルーツを使ったクラフトビールも味わえました。

「URふるさと応援プロジェクト(※)」の一環で、URが震災復興で関わった東北3県の特産品を集めた「東北復興マルシェ」も開催。ブースには、笹かまや牛タンのアヒージョ、三陸鉄道オリジナルのとろろ昆布のお吸い物などが並び、珍しい品々との出会いや普段と違う買い物を楽しめました。

※全国の自治体とUR団地やURがまちづくり支援を行う地区に暮らす人々をつなぎ、その地域の活性化と団地やまちの魅力向上を目指すプロジェクト

また、地域のみなさんが主体となった催しとして、今回は前回の古本市に加え、ティーカップ市も開かれました。

この地域は、地下鉄の延伸も計画されており、まちの将来やより良いまちづくりへの機運が高まっています。
「虹のまちにわフェス」は2024年11月上旬に第3弾を開催予定。地域のみんながイベントを通して楽しく団地に集い、連携し合うことでまちにどんな新たな魅力が生まれてくるのか、今後が楽しみです。

記事のまとめ

このまちの魅力を、楽しみながらみんなではぐくむ!イベント「虹のまちにわフェス」

  • ・虹ヶ丘団地周辺は、自然が豊かで公園が多数あり、都心へのアクセスが良いなど、利便性も高い
  • ・イベントを通して、このまちの魅力を参加者が改めて認識。さらに地域のみなさんのコミュニケーションが活発になり、これからのまちの活性化を考えるきっかけづくりの場に
  • ・親子で楽しめるおもちゃや作品作りのワークショップ、暮らしを便利にする最先端技術、おいしい食べ物などが集まった
記事で紹介したURの物件はこちら 別ウィンドウで開きます

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