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布アイテムを変えて気分も一新!部屋づくりに役立つファブリックの選び方
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日々を快適に過ごすために、部屋づくりにこだわっている方も多いのではないでしょうか? 家具や生活雑貨に加えて、ファブリック類もインテリアの大事な要素ですよね。
今回は、インテリアショップでのコーディネートやバイヤー経験を経て、インテリアスタイリストとして活躍されているさかのまどかさんに、ファブリック類を部屋に上手く取り入れる方法について教えていただきました。
季節感や組み合わせを楽しもう!
- そもそも、ファブリックとはどんなアイテムでしょうか?
「ファブリックとは生地や織物のことで、インテリアでは布製のアイテム全般を指します。例えば、ラグやカーテン、ブランケット、ソファのカバー、ベッドの寝具などです。
これらのファブリックを、夏はリネン、冬はウールなど季節ごとに素材を変えるのもインテリアの楽しみの一つなんです。
家具と違って畳めば小さくなり、扱いやすいので気軽にチャレンジできますよ。」
- ファブリック類の中で、取り入れやすいものはありますか?
「クッションは、ソファやいす、ベッドなどに使えるのでいくつかあると便利だと思います。
カバーをお洋服のように気分で変えても良いですね。ソファの色がベーシックでも、カバーの柄や色を工夫することで、クッションがアクセントになりますよ。また、ラグを取り入れる場合、キリムと呼ばれる織物がおすすめです。1年中足触りが良く、短い毛足のものであれば夏もサラッと過ごせます。」
- 布製品を選ぶ上で気を付けることはありますか?
「シーツやブランケットは直接肌に触れるので、肌触りの良いものを選びたいものです。触感はほかの感覚と異なり気持ちにも作用するといわれています。
例えば、柔らかそうなふわふわのタオルを見るだけで、幸せな気持ちになったことはありませんか? これは、触覚と視覚が刺激しあって脳で幸福を感じているのだそうです。このように、肌触りの良い素材のアイテムを選ぶことが、リラックスできるお部屋づくりに役立ちます。見た目と触り心地の両方で、気持ちの良い空間をつくってみてください!」
ファブリックは手軽に取り入れることができ、組み合わせでインテリアの変化を楽しめる
- ・ファブリックとは生地や織物のことで、インテリアでは布製のアイテム全般を指す
- ・クッションは、ソファやいす、ベッドなどに使えるのでいくつかあると便利。カバー次第で、クッションがアクセントになる
- ・触感は気持ちにも作用するため、肌触りの良い素材を選ぶと◎
- ・UR賃貸住宅には、自分の好きなインテリアを楽しめるさまざまな間取りの部屋がある
今回の先生:さかの まどかさん
インテリアスタイリスト。
インテリアショップにてインテリアコーディネートやバイヤーなどを経て、フリーランスのインテリアスタイリストとして活動中。
雑誌・Webなどのメディア、広告、企業・商業施設・ホテル・カフェなどのインテリアスタイリングやアートワークやディスプレイの提案などを手がける。
くらしのカレッジ編集部は、「くらし」に関するさまざまなヒントをお届けすることを目的に、インテリア、リノベーション、DIY、子育て、イベント情報など、生活を豊かにするアイデアや日常的に楽しめるコンテンツをご紹介しています。
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