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6畳の部屋に向いている人は?部屋の種類と快適な生活を送るポイント

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賃貸マンションやアパートなど、住まい選びをしているとよく目にする「6畳ワンルーム」や「6畳1K」などの間取り。一人暮らし向け物件の代表的な広さと間取りですが、地域によって広さに違いがあるなど、似たような間取りでも暮らしやすさが異なってきます。引っ越し後に「想像と違った…」とならないように、今回はどのような人に向いているのか、部屋を確認するときのポイントなど、快適に過ごすためのコツを紹介します。

6畳の種類と住むのに向いている人

まずは6畳の種類や、間取りによる違いを押さえることが大切です。その上でどんな人に向いているか、メリット・デメリットとともに解説します。

●6畳の部屋の種類

≪6畳の部屋は2種類≫
一般的に6畳の部屋はワンルームと1Kの2種類。ワンルームより1Kの方が広いことが多く、それぞれの特徴は以下の通りになります。
≪ワンルームの構造≫
ワンルームにはドアなどの仕切りがありません。部屋と玄関が一つの空間になっていて、6畳の中にキッチンスペースが含まれています。玄関や廊下・水まわりも含まれるので人によっては窮屈に感じるかもしれません。そのため家賃相場から見ると、1Kよりも安い傾向にあります。
≪1Kの構造≫
1Kは部屋と玄関やキッチンがドアなどで仕切られています。そのため6畳の中にキッチンスペースが含まれていません。玄関や廊下・水まわりは含まれないため、一般的にワンルームより広めで、家賃相場も高くなる傾向にあります。

●6畳に向いているのは一人暮らしの人

一人暮らしなら6畳は十分問題なく生活できる広さです。シングルベッド、ソファ、テレビとテレビ台、ローテーブルや、そのほかの家具や家電などを部屋の中に収めることができます。ただしスペースが限られているので、荷物が多い人は要注意。収納スペースを確保できるかどうか確認しましょう。家具・家電などを自由に配置したい場合は、ワンルームよりスペースに余裕のある1Kの方がおすすめです。

また6畳の部屋に住むメリットは、生活をコンパクトにできること。一人暮らし向けの部屋には8畳、10畳といった広さの物件もありますが、それらに比べると賃料を抑えられるだけでなく、生活費から光熱費を節約することができます。スペースが限られるため、家具や小物などの購入を抑えることもできて、引っ越しのときの費用も安く済みます。生活する上では、掃除をする部分が少ないため、手間も軽減できるというのも魅力の一つです。

デメリットとして水まわりが近いこと、収納スペースが限られていることが挙げられます。キッチンや浴室などの水まわりが近いため、調理時のにおいや湿気が気になる人は避けた方が無難です。荷物の多い人も、もう少し広めの物件を検討した方が良いかもしれません。

6畳の部屋を選ぶときの確認ポイント

ここでは確認するべきポイントと注意点をまとめました。自分にぴったりの物件かどうか、間取り図や写真だけで決めるのではなく、しっかり内見をして確認しましょう。

●部屋の形

同じ6畳であっても部屋の形によってスペースを有効活用できない可能性があります。正方形の部屋は制約が少なく、長方形の部屋の場合は家具のサイズにより配置が難しい傾向にあります。四隅に出っ張りがあるような特殊な形の部屋は要注意。角に家具を置けないことがあり、空間を無駄にしてしまうことがあります。

そのため条件に合った賃貸物件を見つけたら、まず不動産会社に問い合わせをして内見を依頼しましょう。事前に家具の寸法を測っておき、内見時に高さ・幅・奥行きを確認できると安心です。「思わぬところに突き出した部分があり、長さが合わず入らない…」といったことがないようにしましょう。合わせて問題になりやすい周囲の音についても確認しておきましょう。隣や上下階の部屋との防音はしっかりしているか、思わぬ騒音がないか、確認しておくと良いでしょう。

●部屋の間取り

収納スペースの有無と広さを確認しましょう。6畳の部屋はスペースが限られていて、家具を置くとスペースがなくなるので、押入れやクローゼットなどの収納があると便利です。またドアの構造も大切です。開き戸の場合は扉を開けるスペースが必要になるため、周囲には家具を配置できません。そのほか間取りと合わせて以下のようなポイントも確認しておきましょう。

≪日当たり≫
窓の位置と合わせて、確認しましょう。
≪コンセントの位置や数≫
家電を配置するときに重要になります。コンセントの位置と数を把握しておきましょう。
≪エアコンの位置≫
エアコンが設置されている場合は、位置と風向きを確認しておきましょう。
ソファなどを置いたときに風が直接体に当たらないかどうかの目安になります。
≪インターネット回線≫
インターネット回線を契約する場合は回線ジャックがどこにあるか、回線を引けるかどうかを不動産会社に確認しておきましょう。
≪家具・家電の搬入経路≫
ベッドや冷蔵庫などの大きな家具や家電がある場合、家の中に運び込めるかどうかを確認しておきましょう。

物件選びで失敗しないためには、自分がどのように生活するかを想像して、家具・家電の配置を考慮しながら確認することが重要です。入居後に「確認しておけば良かった」とならないよう、慎重に進めましょう。

6畳の部屋を快適な空間にする方法

限られた生活スペースでも工夫次第で快適に暮らすことができる6畳。快適生活のためのスペースの確保と広く見せるコツを解説します。

●生活のスペースを確保する

ベッドなど必要なもの以外の大型家具を置かないようにしましょう。家具を置く場合は壁際に寄せて、部屋の中央にスペースを確保することが重要です。大人一人が移動するために必要な幅は60cm以上とされているため、ベッドやソファなどの大きな家具や冷蔵庫などの大きな家電は、実際に設置する前に幅と奥行きを測り、60cm以上の幅を確保するようにしましょう。

さらに効率的にスペースを使うために、生活シーンによって空間を区切ると物の配置が簡単になります。例えば寝室やリビングのようなイメージで、寝るためのエリア、くつろぐためのエリアに6畳を区切り、意識的にそれぞれの役割を決めると良いでしょう。一般的には就寝、調理、洗濯、入浴、食事・だんらん、収納などに分けることができます。重要な収納についてはスペースを最大限に使うために、ぴったり合った収納ケースを用意しておくと良いでしょう。

これらのことを考慮に入れて大きな家具・家電の配置を決め、生活の動線設計をすると、快適に暮らしやすいレイアウトになります。持っている家具は人それぞれなので、机での作業が多い人はデスクやいすを追加したり、どうしても形が合わない場合はDIYなどをして工夫するようにしましょう。

●背の低い家具を選ぶ

背の高い家具を配置した場合と背の低い家具を配置した場合を比較すると、背が低い方が開放感のある印象になります。それは背が高い家具が視線の先にあると圧迫感を受けやすいためです。

例えばテレビ台やローテーブルの高さが出ないように心掛けるだけで、全体的にすっきりした印象になります。ローテーブルの代わりに小さめのタイプのこたつを置くのも良いでしょう。大きな家具となる寝具は一般的なシングルベッドのほかに、ローベッドやマットレス、布団などの選択肢があります。布団は掛け布団と敷布団を収納するためのスペースが必要になるので、自分のライフスタイルに合ったものを選ぶと良いでしょう。

●色使いを工夫する

色の選び方によっても印象が変わります。カーテンやブラインド、カーペット、寝具などの面積が広いものは、白系統や淡い色をベースカラーにすることで、室内が明るくなり広く見えやすくなります。グレーやベージュなどが合わせやすくおすすめです。

インテリアや小物に使う色は、3色程度に抑えると統一感があり落ち着いた印象になります。例えばブラウンやネイビーを使用してシンプルでモダンな雰囲気や、無地など素材感のある色味でそろえてナチュラルでおしゃれな雰囲気をつくることもできます。こだわりたい方は小物をアクセントにして、クッションやラグに少し異なる色味を加えたり、小さなサイドテーブルにグリーンを添えたりといった、アレンジを楽しむこともできます。

●シミュレーションする

スマホの無料アプリやWebサイトなどで、室内のレイアウトシミュレーションができます。部屋と家具の大きさを測っておけば、時間や場所にとらわれず理想のレイアウトを試すことができます。使い方に慣れる必要がありますが、さまざまなレイアウトやデザインのアイデアを試してみてはいかがでしょうか。

一人暮らしの部屋探しならお得な家賃プランが豊富なUR賃貸住宅がおすすめ

一人暮らし向けの物件なら、収納が多くて広々とした間取りのUR賃貸住宅がおすすめです。引っ越しを検討中ならこの機会にチェックしてみてはいかがでしょうか?

●家賃を抑えて一人暮らしをしたいなら「U35割別ウィンドウで開きます

家賃を抑えたくて6畳での一人暮らしを考えている人には、UR賃貸住宅がおすすめです。お得な家賃で住めるプランが用意されています。

特に35歳以下の単身者におすすめなのが「U35割別ウィンドウで開きます」プラン。U35割は家賃が3年間お得で、契約名義人が35歳以下の場合は、単身、学生、夫婦、子育て世帯も利用できるうれしいプランです。ただし契約期間が3年間限りの「定期借家契約」となっているため、普通の借家契約と異なり、契約期間が満了すると借家契約が終了する契約となっているので更新がありません。UR賃貸住宅では再契約できる場合もあるため、長く住み続けたい場合は問い合わせてみると良いでしょう。

●UR賃貸住宅は礼金や仲介手数料、更新料、保証人なし

保証人を用意する必要がないため、契約時に両親や親族、家賃保証会社などに依頼する必要がありません。入居時に必要なのは家賃2カ月分の敷金と日割り家賃、日割り共益費のみ。礼金や仲介手数料は不要です。そのため初期費用を大幅に抑えることができます。

6畳を創意工夫して、自分にぴったりの部屋にしよう!

賃貸住宅情報に記載されている「6畳ワンルーム」や「6畳1K」などの間取りは、一人暮らしに必要十分な広さです。厳密には地域によって広さに差がありますが、違いが大きいのはワンルームか1Kかという間取り。同じくらいの家賃で悩んでいるなら1Kの方が広い傾向に。固定支出を抑えられる6畳の物件は、賢くコンパクトに生活したい人に向いています。

選ぶときのポイントは、まず部屋の形と広さをしっかり考慮して内見すること。持っている家具・家電があるなら、サイズを測っておき、置きたい場所に配置できるかどうかを確認することが大切です。

快適に暮らすためには、スムーズに移動できるスペースを確保した上で、機能的で生活しやすいレイアウトにすること。背の低い家具を選び、色合いを工夫することで、圧迫感や窮屈感が少なくなるので、明るい開放感のある部屋づくりができます。

一人暮らしの部屋を探しているなら、UR賃貸住宅を検討してみましょう。単身者にお得な家賃プランが用意されているだけでなく、礼金や仲介手数料がないので、初期費用を抑えられます。さらに保証人が不要なので、親族や家賃保証会社などに依頼することもありません。

自分に最適な物件を見つけて、新生活をスタートさせましょう。

監修/佐川 旭

記事のまとめ

6畳は一人暮らしにちょうど良いコンパクトな生活が送れる

  • ・6畳の部屋に住むのに向いている人は、荷物が少なくてコンパクトに生活したい人
  • ・部屋を選ぶときのポイントは、部屋の形と間取りを考慮して内見すること
  • ・快適に過ごすためには、生活スペースを確保して、開放感があるように工夫することが大切
  • ・一人暮らしの部屋を探しているなら、お得な家賃プランがあって初期費用も抑えられる、UR賃貸住宅がおすすめ

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