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大学生のはじめての一人暮らし。費用の目安や部屋探しのポイントは?

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大学生になったら、一人暮らしを始めたい! 自由な新生活は、想像するだけで期待が高まりますね。しかし、「どれくらいお金が必要なのだろう」、「ちゃんと生活できるだろうか」など、本人だけでなく保護者の方も不安なはず。この記事では、家賃や契約に必要な初期費用、毎月の生活費など、一人暮らしをする大学生のお金事情から、賢くお金を節約するコツを紹介。一人暮らし向きの物件選びのポイントを解説します。

大学生が一人暮らしする場合にかかる費用の目安

一般的な大学生が一人暮らしをするのに、どれだけお金がかかるのでしょうか。気になる家賃相場から賃貸借契約に必要な初期費用、生活費の平均金額について紹介します。

●大学生の一人暮らしの家賃の目安と平均

全国大学生活協同組合連合会による2021年の調査結果では、大学生の一人暮らしの家賃平均は5万3920円(※1)。東京や大阪などの都市部では平均より高く、都市部以外の地域は安くなる傾向に。エリアによって金額の差が出やすくなっています。

●大学生の一人暮らしにかかる初期費用の目安と平均

賃貸物件を契約する際に必要になってくる初期費用の相場は、一般的に家賃の5~6カ月分が目安といわれています。大学生の一人暮らしの家賃の平均は5万3920円となるため、初期費用として約27~32万円程度必要ということになります。この場合の初期費用とは、賃貸物件の仲介手数料や、敷金・礼金、火災保険料などが含まれます。

●大学生の一人暮らしの生活費の目安と平均

一人暮らしをする大学生の生活費を見てみましょう。2021年に実施した日本学生支援機構の学生生活実態調査によると、1カ月の生活費は目安で約9万2000円(※2)。実家暮らしと比較すると高くなります。この生活費には先ほどの家賃のほかに、水道光熱費や食費、交通費、携帯電話やインターネットなどの通信費、教養娯楽費、書籍費などが含まれます。

●一人暮らしの大学生がもらっている仕送りの金額

一人暮らしをしている大学生は、親からの仕送りを受けているケースが多数を占めています。仕送り額は平均すると1カ月で約9万5000円(※2)となります。仕送りのほかには、奨学金やアルバイト収入を得ています。

※1全国大学生活協同組合連合会による「第57回学生生活実態調査」より(2022年3月)
https://www.univcoop.or.jp/press/life/pdf/pdf_report57.pdf別ウィンドウで開きます
※2日本学生支援機構による「令和2年度学生生活実態調査」より(2022年3月)
https://www.jasso.go.jp/statistics/gakusei_chosa/__icsFiles/afieldfile/2022/03/16/data20_all.pdf別ウィンドウで開きます

大学生の一人暮らしにかかる費用を抑えるコツ

何かとお金が必要な一人暮らし。遊びも勉強も両立したい。そんな学生生活を送るため、無理のない節約術とお金の管理方法を紹介します。

●スマホや光熱費などの固定費を節約する

固定費とは毎月必要となる一定の金額の支出のこと。家賃はもちろん、電気代や水道代といった水道光熱費、携帯電話やインターネット回線といった通信費などが該当します。生活費の中で大きな割合を占めるために、見直したい大きなポイントです。例えば、使っている携帯電話を「格安SIM」へ切り替える、加入している料金プランを見直す。電気料金を生活スタイルに合った料金プランのある会社に変更するなど、うまく削減できれば、効果的な節約につながります。

●学割制度を利用する

電車などの交通費や映画や美術館などのレジャー施設、月々の通信費に学割があるのはご存じですね。そのほかにも、学生が利用できる学割サービスはたくさんあります。例えばPCやアプリソフトの購入、動画配信や音楽などのサブスクリプションサービスにも学割が適用される場合があります。よく使うサービスで学割が利用できるか確認し、徹底的に活用しましょう。

●自炊の割合を増やす

一人暮らしをしているとどうしても外食の機会が増えてしまいます。食費を抑えるには自炊がおすすめ。それも、食材を管理して、無駄な買い物をしないようにやりくりすることがポイント。数日分の献立を考えてから、まとめ買いをするのがおすすめです。毎日の買い物は手間と時間がかかるだけでなく、ついついセール品など必要のない商品まで買ってしまいがちです。

●キャッシュレス決済を活用する

現金での買い物よりも、ポイント還元のあるキャッシュレス決済を活用することで、節約につながります。例えば、スマートフォンのアプリを使って支払いが簡単にできるQRコード決済。いくら使ったのか確認できるので、お金の管理や計算がしやすくなります。ほかにも、銀行口座から直接支払いができる「デビットカード」、学生ならではの優待がある「クレジットカード」など、自身の生活スタイルに合った決済方法を選んで、うまく活用しましょう。
また、1週間にチャージする金額を決めてその範囲で生活するなど、予算管理をするのがおすすめ。キャッシュレス決済と連携できる家計簿アプリを活用して、支出が予算内に収まっているかチェックすると良いでしょう。

大学生が一人暮らしをする部屋探しのポイント

初めての物件選びは、無理のない家賃設定や住みたいエリア、通学時間、希望する部屋の広さなど、部屋の条件を決めてから始めるのが鉄則。ほかにはどんな注意点があるのでしょうか。

●大学の物件紹介制度を利用する

大学によっては賃貸物件を紹介してくれる大学生協を利用できます。通学に便利な立地や学生専用の物件を紹介できるなど、それぞれの大学に応じたサービスがあるので安心です。
ただ、物件が大学の比較的周辺に限定される場合もあるため、通学には便利だったとしても、休日やアルバイトなどで都心や街の中心部に行くのに、不便な場合もあるかもしれません。

●物件の立地や周辺環境を考慮する

通学や周辺環境の利便性もチェックしたいポイントです。電車やバス、自転車などで大学まで通いやすい距離か。スーパーマーケットやコンビニなど、生活に必要な店が近くにあるか。自分がアルバイトをしやすい店や施設が近隣や通学の途中にあるかなどを、忘れずに確認しましょう。
また、昼間は気にならなくても夜は人通りが少なくなるなど、時間帯によって治安状況も変化します。時間に余裕があれば夜の時間も確認すると良いでしょう。

●気になった物件は可能な限り内見をする

写真や間取り図では分からない箇所を、自分の目で見て確認できる「内見」はとても重要です。例えば同じ6畳の広さでも、天井の高さや窓の大きさで印象は違います。また、日当たりのチェックには、実際に窓を開けて近くに日差しを遮る大きな建物などがないか確認できます。そのほか、浴室やトイレなど水まわりは、設備の清潔さや不具合とともに、排水口からのにおいもチェック。コンセントの位置や数も確認しておくと、後でテレビやベッドなどの家電、テーブルやソファなどの家具をレイアウトするときに便利です。

共用部分の確認も忘れずに。防犯面では防犯カメラや管理室、オートロックの有無をチェック。郵便ポストには鍵が備え付けられているか、不在時だけでなく対面せずに荷物を受け取れる宅配ボックスがあるかを確かめましょう。また、ごみ置き場がしっかり管理されているかどうかで、住人のマナーや管理体制を把握できます。

大学生の一人暮らし物件を探すならUR賃貸住宅がおすすめ

単身者向けの間取りタイプはもちろん、大学に通うのに適した環境の物件を探すなら、全国に物件があり、しかも初期費用を抑えられるUR賃貸住宅がおすすめです。

●物件数が豊富なUR賃貸住宅

UR賃貸住宅は、独立行政法人都市再生機構が管理する賃貸物件で、全国に約71万戸もあります。家賃や間取り、立地はもちろん、ライフスタイルや好みなど、希望の条件に合う部屋を探しやすいことが魅力の一つです。ワンルームや1K、1DKなど、一人暮らし向けのさまざまなタイプの物件が充実。水まわりの快適性にこだわった物件など、さまざまなタイプのリノベーション物件や、マンションタイプの物件も扱っています。また、友達など家族以外の単身者同士が入居できる「ハウスシェアリング制度」もあります(原則2名までの契約。住宅型式に応じ、3名以上でも可)。

●UR賃貸住宅の主な特長

URは礼金・仲介手数料・更新料・保証人(保証会社への加入も不要なので保証料も不要)がすべて不要です。契約時に必要なお金は、敷金(月額家賃の2カ月分)と、入居月(入居日から当月末まで)の日割り家賃、日割り共益費のみ。そのため入居時の初期費用を大幅に抑えることが可能になります。

さらに、大学生にも適用されるお得な家賃プランが用意されています。例えば、契約者が35歳以下の一人暮らし世帯も対象となる「U35割」は、3年間の定期借家契約で通常よりも家賃がお得になります。

<U35割>
3年間限定で、お得な家賃で借りられます。対象は契約者が35歳以下の世帯。学生、単身、夫婦、子育て世帯も対象です。なお配偶者以外の同居者には一定の条件があります。
※3年間の定期借家契約

初期費用が抑えられるURで、新生活を無理なくスタート!

自分だけの部屋選びは、とても楽しい経験になるはず。でも、一人暮らしには、新しい家具や家電、キッチン用品など何かと物入りに。しかも賃貸借契約時には家賃の支払い以外にも、さまざまな諸経費が必要になることを忘れてはいけません。仕送りや奨学金、アルバイトの収入で余裕をもって家賃を支払える、無理のない物件選びからスタートしましょう。

初期費用を抑えられるURなら、新生活も無理なく始められるはずです。また、ワンルームや1K、1DKなど、単身者向けの部屋も取りそろえています。URのHPでは、希望する地域、間取り、家賃の範囲など、詳細な条件から物件を探せます。もし物件選びで悩むことがあれば、各エリアにあるUR賃貸ショップで、ハウジングアドバイザーに相談を。一人暮らしにぴったりの住まいが見つかるでしょう。

監修/福一 由紀

記事のまとめ

大学生の一人暮らし。新生活に必要な費用の目安や物件選びのコツを紹介!

  • ・大学生一人暮らしの平均的な家賃は5万3920円。都心に近づくほど高くなる傾向に
  • ・一人暮らしで節約するには、固定費の見直しや学割制度を活用すること
  • ・物件選びは実際に目で見て確認できる内見を可能な限り行うこと
  • ・初期費用が抑えられるURなら、新生活を無理なく始められる

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