住みたいへやの選び方
同棲に向けて確認したい家具家電チェックリスト。購入する前に押さえたいポイントとは?
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二人で新たな生活を始めるなら、お気に入りの家具や家電に囲まれて過ごしたいものです。しかし、家具や家電は消耗品と違って簡単に買い替えるのは難しいので、できるだけ長く使えることも重要。「もう少し小さいサイズを選べば良かった」、「ほとんど使わず買って損した」などと、後悔はしたくありません。これからスタートする同棲生活の準備に当たって、知っておきたい家具選び・家電選びのポイントを紹介します。
同棲に向けて、家具家電の購入のために押さえておきたいポイント
同棲生活を始める際に、これまでに使っていた家具家電を利用することができれば、すべてを新しく購入する必要はありません。ここではそのまま利用する場合の注意点を確認します。
●新居で使える家具家電の確認
二人分の引っ越しの費用、賃貸借契約時の「敷金・礼金」や前家賃の支払いなど、新生活にはさまざまな費用を用意しなくてはなりません。そこで、一人暮らし同士で同棲をする場合や、どちらかが一人暮らしをしている場合は、すでに所有している家具家電を新居でも利用するということも考えられます。その上で、足りない物を購入すれば節約につながるでしょう。お互いに持っていく物を写真などで共有しながら、新しく購入する物、再利用する物をリストにして確認してみましょう。
●新居に持っていくか決めるために確認しておきたいチェックポイント
いままで一人暮らしで使っていた家具家電が、新居でも利用しやすいとは限りません。特に冷蔵庫や炊飯器は、一般的な一人暮らし用のサイズでは小さ過ぎる場合があるので、注意が必要です。また、新居の広さにも限度がありますので、使えそうだからとたくさん持っていってしまうと物であふれかえってしまいます。必要な分だけ持っていくように心掛けましょう。
- 【チェックポイント】
- ・二人分に対応しているか
- ・耐用年数が過ぎていないか
- ・お互いに利用機会があるか
- ・お互いの好みに合ったデザインか
●間取りからどこに何が必要か検討する
見た目だけを重視して家具家電を購入してしまったり、もったいないからと考えなしに持っていったりすると、部屋の広さや間取りにサイズが合わずじゃまになる可能性もあります。置く場所を間取りで考慮してから、大きさを測って選ぶと良いでしょう。また、休日にしか使わない物、季節限定で使う物などもあります。その家具や家電が毎日の生活シーンに本当に必要かどうか、しっかり考えて用意すると納得できるのではないでしょうか。
家具のレイアウトをシミュレーションできるアプリも多くあるので、活用してみるのも方法の一つ。家具家電を選ぶ際に、サイズを間違えるリスクを減らすことができます。
同棲のための家具家電チェックリスト
二人暮らしを始めるに当たって必要な家具家電のチェックリストを紹介します。どんな雰囲気の部屋にしたいか、好みの色やデザインなど、お互いにイメージしておきましょう。
●確認したい家具家電とチェックポイント
この紹介した表を参考にして、お互いにとって必要なチェックリストを作成してみるのがおすすめです。二人で共有した好みのデザインなどを書いておくのも良いですね。余裕があれば、今持っている家具家電の買い替えのタイミングも記載できるようにしましょう。
同棲のために購入しておきたい家具家電
容量やサイズが合わない家具家電は、新たに購入することになります。ここでは二人暮らしだからこそ買い替えを検討しておきたい、家具家電選びのポイントを解説します。
●ベッド
二人暮らしでベッドを選ぶ際は、1台を一緒に使うのか、2台に分けて使うのかがポイントです。睡眠には敏感な人が多いので、お互いの希望を隠さず確認しましょう。1台のベッドを一緒に使う場合は、マットレスの硬さの好みなど、二人が納得できる物を選びましょう。また、暑がりか寒がりかでも違うので、掛布団についても相談しておくと良いでしょう。
ベッドと壁の間は左右と足元に50cm以上の通路を確保するようにして、どちらからでも出入りができるようにするのがおすすめです。
●洋服収納
二人分となると物が多くなるもの。特に衣服は、季節外も含めると相当な量になりがち。一般的な1LDKの物件にはクローゼットが寝室に一つしかない場合があるので、収納が足りなくなることもあります。その場合は、クローゼットとは別にハンガーラックやチェストなどの洋服収納を用意しましょう。部屋の広さを損なわないように、あまりスペースを取らない家具だとより良いでしょう。お互いの衣服を分けて収納するという目的でも、使うことができます。
●冷蔵庫
二人暮らしで冷蔵庫に必要となる容量は、200~400Lが目安です。味覚の好みや飲む物、食べる物がお互い異なる場合や、同棲を機に料理をする機会が増えることが予想される場合は、食材が多くなるので大きめの容量を選ぶと良いでしょう。仕事でお互いの帰りが遅くなることが多い場合は、作り置きの食材や冷凍食品をたくさんしまえる大きめの冷凍庫がある物や、チルド機能のある物を選ぶのも良いでしょう。
●洗濯機
生活習慣の違う二人が1台の洗濯機を使用する場合に、どういった基準で選べば良いのか悩みますよね。毎日小まめに洗うのであれば5kgで容量は十分。もし二日置きにまとめ洗いをする、毛布など大きな洗濯物も洗いたいという場合は、6~7kgの容量を選ぶと良いでしょう。
朝の慌ただしい時間や夜遅くに洗濯機を回すことが多いのであれば、洗濯する回数が増えないようにまとめて洗える大きめの容量を選ぶと良いですね。また、洗うだけでなく、乾かすところまで一気に済ませられる乾燥機能付きの洗濯機であれば、家事の負担も減らせるため、お互い忙しいカップルにおすすめです。
何かと費用がかかる引っ越し。購入するに当たって、しっかりと家具家電を選んでおきたいですね。
UR賃貸住宅なら初期費用を抑えてゆとりある家具家電選びができる
間取りもサービスも多彩なUR賃貸住宅。何かと物入りな新生活を始めるために、初期費用が抑えられるなどのメリットもたくさんあります。
●初期費用を抑えて引っ越せるUR賃貸住宅の魅力
UR賃貸住宅とは独立行政法人都市再生機構が提供する賃貸住宅。その特長は仲介会社を介さずにURと直接契約ができるので、「仲介手数料」は発生せず、出費を抑えることができます。また、契約時に必要なお金は、敷金(月額家賃の2カ月分)と、入居日から月末までの日割り家賃、日割り共益費のみ。基本的に返還されることのない礼金もURでは不要。一般的な賃貸住宅の相場に比べ、初期費用を大幅に抑えられるので、その分、新しい家具をそろえるための購入費用に充てることができます。
そして、保証人を立てる必要がなく、連帯保証人や家賃保証会社に「保証料」を支払う必要もなくなります。さらに、「更新料」も不要になるので、長く住み続けたい方に適した条件がそろっています。
●ライフステージに応じたお得な家賃プランも用意
今後結婚を予定していたりするカップルなど、ライフスタイルや条件によって選べる、お得な家賃で借りられるプランがあります。一定の条件を満たす必要がありますが、ぜひ検討してはいかがでしょうか。
- <子育て割>
- 満18歳未満の子供と同居している子育て世帯もしくは、結婚して5年以内の新婚家庭が条件を満たせば、新婚世帯は最長3年間、子育て世帯は最長6年間、その二つを切り替えた場合に最長9年間、家賃の最大20%(所得に応じた減額となります。上限2万5000円)がサポートされます。いずれも所得合計が月25.9万円以下の場合となります。
- <近居割>
- 家族が住んでいる団地に引っ越したり、半径2km以内の別のUR賃貸住宅に入居したりすると、家賃が安くなるプランです。満18歳未満の子供と同居している子育て世帯か、その親世帯となるシニア世帯が対象となり、条件を満たせば、募集家賃から5年間、5%減額されます。親や子供の近くに住めるという安心感に加え、家賃までお得になるので、条件に合う人はぜひ検討すべきでしょう。
- <そのママ割>
- 満18歳未満の子供と同居していれば、3年間の定期借家契約で家賃がお得なプランです。申込時に妊娠している場合も適用され、また、満18歳未満であれば孫や甥、姪などでもOKです。
※3年間の定期借家契約
- <U35割>
- 契約者が35歳以下の場合、3年間の定期借家契約で家賃がお得なプランです。契約名義人が35歳以下であれば、単身、学生、夫婦、子育て世代のいずれでも対象になります。なお配偶者以外の同居者には一定の条件があります。
※3年間の定期借家契約
- <URライト>
- URライト(定期借家)には、契約の更新はありませんが、その代わり月々支払う家賃を通常よりも抑えることができます。期間限定の住まいを探している方におすすめです。(契約期間が3年を超える場合は、一部を除き通常家賃と同額です)
●UR賃貸住宅は同棲カップル向きのゆとりある間取りが多い
全国に約71万戸の賃貸物件を取り扱うUR。1LDKや2DKなど、二人暮らしに適した間取りの物件も豊富に用意されています。一般的な賃貸住宅と比較すると、床面積の広い物件が多いのも特長です。ゆとりのある間取りに、それぞれの部屋が広くつくられており、収納スペースも充実。季節ごとに必要になる家電やインテリアもしまっておけるので、ゆとりある居住スペースを確保できます。
お互いの好みを尊重し合い、必要な物を話しながら選ぶことが大切
家具も家電も、値段が高額だから良いとは限りません。好みのデザインはもちろん、どんな物が適しているのかはライフスタイルによってそれぞれ異なります。それに、二人暮らしの準備には、何かとお金もかかるでしょう。まずは新生活を始めるに当たっての全体的な費用を確認してから、家具家電の予算を決めてみてはいかがでしょうか。
さらに絶対に必要な物と、なくても困らない物をリストにして、必要な物だけを購入することも大事です。また、結婚や子育てなどの将来を見据え、少し値段が上がっても、耐久性のある物や質の良い物、容量の大きい物を選ぶという考え方もあります。全体的な費用を抑えるために、UR賃貸住宅を検討してみるのも良いかもしれません。お互いの好みを尊重し合い、カップルで必要な家具家電を話しながら選んでいくという作業は、きっと楽しいことでしょう。
監修/河野 真希
同棲生活を楽しく過ごすために、必要な家具・家電についてしっかり話し合おう
- ・少しでも費用を抑えたいなら、新居でも使える手持ちの家具や家電を利用すると良い。二人暮らしに対応しているかなどが確認のポイント
- ・新たに購入する場合は、新生活のイメージを話し合い、お互いが必要な家具・家電のチェックリストをつくるのがおすすめ
- ・ベッドや冷蔵庫など、二人暮らしを想定した家具・家電の選び方がある
- ・初期費用が抑えられるURなら、何かと物入りな新生活でもゆとりをもってスタートできる
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