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同棲生活費の平均額は?家計の分担方法や二人で上手に折半するコツ

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パートナーとの楽しい同棲生活。家賃や食費などを折半すれば一人暮らしよりも費用を抑えられそうですが、毎月の生活費は実際どれくらい必要なのでしょうか。ここでは、生活費で大きな割合を占める家賃の目安や、生活費をうまく分担する方法を紹介。生活費をしっかり把握して節約すれば、結婚資金など将来のための貯金もできるかもしれません。同棲カップルにおすすめの賃貸住宅も紹介しているのでぜひ参考にしてください。

【2020年度】同棲生活費の平均額と家賃の目安

総務省のデータで二人以上の世帯と単身世帯の支出を比べると、二人以上の世帯の方が一人当たりの食費などの負担が減る傾向に。同棲は一人暮らしに比べて生活費の節約に役立ちそうです。

●同棲生活費の平均額

総務省が行った2019年全国家計構造調査によれば、夫婦のみの世帯の消費支出は1カ月26万2332円。この世帯の一人当たりの消費支出を計算すると1カ月13万1166円となります。単身世帯の消費支出は1カ月16万154円ですから、二人以上で暮らした方が一人暮らしより出費を抑えやすいようです。

消費支出を項目別に見ると、夫婦のみの世帯の「食料」は1カ月7万1940円で、一人当たりでは3万5970円となります。単身世帯は4万130円ですから、節約のメリットがあると考えられます。「光熱・水道」や「交通・通信」、「教養娯楽」などの項目をみても、一人当たりの金額がいずれも単身世帯より低くなっていて、同棲で二人暮らしをすれば消費支出を抑えられる可能性が高くなりそうです。

同棲カップルを対象とした別の調査によると、家賃・食費・水道光熱費の合計額の平均は約13~15万円ともいわれています。東京都内に住む場合は家賃が高くなるため、さらに数万円高くなると考えた方が良いかもしれません。賃貸住宅で暮らす場合、一般的に住居費が家計の中で大きな割合を占めます。同棲カップルも賃貸の部屋を借りることが多いでしょうから、家計の節約のために住居費にどのぐらいかけるかよく検討することが大切です。

【出典】「2019年全国家計構造調査(旧全国消費実態調査)」(総務省統計局)
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200564&tstat=000001139024&cycle=0&tclass1=000001150335&tclass2=000001150336&tclass3=000001150348&tclass4val=0
●同棲カップルの家賃の目安

同棲カップルの家賃相場は二人の収入を合わせた額の1/4~1/3が目安といわれています。1/3を超えると生活費が圧迫されたり、契約のとき入居審査に通りにくくなったりする可能性があるからです。

注意したいのは、この場合の収入とは給与の額面ではなく、税金や保険料などを引いた手取り額であること。つまり手取りが25万円なら家賃は6万2500~8万3000円程度が目安になるようです。なお、家賃は管理費や共益費を含めた“総額”でみるようにしましょう。管理費や共益費は毎月確実に支払う固定費となるからです。

同棲生活費の分担方法3パターン

家賃や食費、水道光熱費などの生活費を二人で分担するとき、次の三つのパターンが考えられます。自分たちに合った方法を選ぶことをおすすめします。

●すべての支出項目を折半する

二人の収入が同じくらいならこの方法が一番合理的でしょう。生活費のすべての支出項目を二等分して支払えば、それぞれの負担が明確になり、平等に分担できます。万が一、将来同棲生活を解消することになったときも、「こちらが多く払っていたから差額の費用を返してほしい」などと、もめることもありません。

デメリットはお金のやり取りに手間がかかること。毎月支出項目ごとに計算しなくてはならないため面倒に感じるかもしれません。また、収入に極端な差がある同棲カップルの場合、支払う金額は同じでも収入が少ない方に負担がかかるので、この方法は避けたほうが良さそうです。

●二人で共有の財布をつくる

二人で一定の金額を出し合い共有の財布や口座を設けて、そこから生活費を支払う方法もあります。お互いのお金をいったんまとめ、そこから生活にかかるお金のすべてを賄います。こちらはお金の管理がしやすいのがメリット。黒字になって余った分は貯金に回したり、臨時の出費に充てたりできます。

共有の財布から支払うのは家賃のほか、水道光熱費、食費など。同棲を始めるときに支出項目を決めておきましょう。気を付けたいのは赤字にしないこと。もしも赤字が発生したときにどうするか支払いルールを決めておくことも大切です。一方が赤字を埋めるために追加で払い続けるようなことになると、もめる原因になります。

●支出項目ごとに担当者を決める

例えば「家賃、通信費」と「食費、水道光熱費」で分け、支出項目別に担当を決めるのも方法の一つです。自分の担当分をきちんと払うようにすれば、家計の管理がやりやすくなります。どちらか一方に負担がかかり過ぎないように項目を割り振るのが、互いに不満を生じさせないコツです。

収入に差があるカップルにも、この方法は良いかもしれません。家賃を担当する方の負担が大きくなるぶん家事の分担を減らしてもらう、といったようにバランスを取ると良いでしょう。

分担方法に「これが正解」というものはありません。大切なのは二人でよく話し合い、自分たちに合った方法を選ぶこと。相手の事情をくんで思いやり、お互い納得できるように工夫しましょう。いったん決めた後でも、支障や不満が出てきたら遠慮せず伝えるようにすればストレスを溜めずに済みます。その都度柔軟に調整していくことで、自分たちらしい分担方法を見つけられるでしょう。

同棲生活費を上手に折半するコツ

生活費の分担を見直すのに役立つのが家計簿。二人で支出を共有することで無駄遣いを抑え、貯金の目標額を達成するためのモチベーションも高まります。

●家計簿を付ける

毎月きちんと家計簿を付ければ何にいくら使ったかがよく分かります。「外食が多く出費がかさむからもっと自炊をしよう」、「交際費や娯楽費は少し抑えた方が良いかも」など、節約したいときに何をどうすべきかが明確になり、無駄遣いを減らすことが可能になります。

また、将来結婚を考えている同棲カップルの場合、「これなら毎月〇万円ずつ貯金ができ、〇年後には目標を達成できそう」などと貯金の計画を立てるのにも生かせます。二人の結婚へのモチベーションアップにもつながるでしょう。

家計簿の情報は二人でしっかり共有するようにしましょう。お金について話す機会が増え、それぞれのお金に対する考え方が分かるとともに価値観をすり合わせることができます。節約や貯金にも協力して取り組みやすくなるでしょう。家計簿は専用のノートに付けるのも良いですが、PCの家計簿ソフトを使ったりスマホのアプリを利用したりすると便利。レシートを読み取る機能があるアプリなら、家計簿を付ける負担を減らすことができます。

●ハウスシェアリングを活用する

お伝えしたように、生活費の中で大きなシェアを占めるのが家賃です。それを折半するのに便利なのがハウスシェアリングといわれる制度です。これは単身者同士が共同名義で一つの賃貸住宅を借りて同居できる制度で、友人同士はもちろん同棲カップルにもおすすめです。特に二人の収入が同じくらいの場合、同じ金額を出し合って一人暮らしのときより快適な部屋で生活することも可能です。

一般的な賃貸物件では、単身用の1Kや1DKなどは同居が難しいケースがあります。ハウスシェアリングはそうした問題を解決する方法の一つ。1Kや1DK、1LDKといった間取りの物件の場合も、二人で契約して一緒に住むことができます。

同棲の生活費を折半できるUR賃貸住宅のハウスシェアリング

URの「ハウスシェアリング制度」は同棲カップルにおすすめ。礼金・仲介手数料・更新料・保証人が不要で初期費用を抑えられるというメリットもあります。

●ハウスシェアリングも可能なUR賃貸住宅とは

独立行政法人都市再生機構が管理するUR賃貸住宅の部屋は全国に約71万戸もあり、礼金・仲介手数料・更新料・保証人がすべて不要。契約時に必要なお金は、敷金(月額家賃の2カ月分)と、入居日から月末までの日割り家賃、日割り共益費のみ。そのため初期費用を大幅に抑えて引っ越しをすることができます。面倒な保証人や保証会社を依頼する手間もありません。さらに注目したいのが「ハウスシェアリング制度」を備えていることです。

●UR賃貸住宅のハウスシェアリング制度の特長

URの「ハウスシェアリング制度」では、代表者が契約して複数の人が暮らすのではなく、同居する全員がそれぞれ個別に契約し契約名義人となります。契約者同士で協力しながら共同生活を送る制度です。原則2名まで契約ができ、住宅形式に応じて3名以上でも同居が可能です。

カップルのほか友人とのルームシェアなど、さまざまな住まい方に対応し、同棲カップルなら家賃を折半して、二人暮らしを実現できます。URは一般的な賃貸住宅と比べてゆったりした間取りで、収納がきちんと確保された部屋が多い傾向があり、同棲カップルも快適に暮らせます。

中にはセカンドハウスのある暮らしにあこがれているカップルもいるかもしれません。URなら、「ハウスシェアリング制度」と併用可能な「マルチハビテーション制度」を利用することで、生活の本拠地以外にセカンドハウスを借りることができます。生活の拠点を二つ持つことで、都心と郊外を行き来したり、平日と週末で住み分けをしたり、多様なライフスタイルが可能になります。

●4ナシ制度で費用を抑え、U35割をはじめとするお得な家賃プランも充実!

URは初期費用やランニングコストを抑える、家計にやさしい4つの「ナシ」が特長です。

<1>礼金ナシ
通常必要となる家賃1カ月分が不要なので、引っ越しの初期費用を抑えられます。
<2>仲介手数料ナシ
さらに初期費用が抑えられるので、新たな生活用品をそろえられます。
<3>更新料ナシ
自動更新だから面倒な手続きも不要。長く住み続けることで、さらにお得感がアップします。
<4>保証人ナシ
「保証人を依頼する」という、気苦労がありません。保証会社も必要ないので保証金もかかりません。

さらにURでは、所定の条件を満たせば、家賃そのものがお得になるプランが設けられています。これらを利用すれば、お得な家賃で一定期間住み続けることができます。条件を満たしている場合は、ぜひ活用をおすすめします。

<U35割>
3年間限定で、お得な家賃で借りられます。対象は契約者が35歳以下の世帯。学生、単身、夫婦、子育て世帯も対象です。なお配偶者以外の同居者には一定の条件があります。
※3年間の定期借家契約
<URライト(定期借家)>
契約期間を入居開始可能日から3年とし、契約の更新はありませんが、その代わり月々の家賃を通常よりも抑えることができます(契約期間が3年を超える場合は、一部を除き通常家賃と同額です)。
<近居割>
募集家賃から5年間、5%減額されます。対象となるのは同じUR内、もしくは半径2km以内の別々のURで、親世帯・子世帯の二世帯が近居する場合で、新たに契約した世帯の家賃が減額されます。また、二世帯同時に契約する場合は、両世帯とも減額されます。

同棲生活の固定費を抑え、快適に暮らせるのがUR

せっかく仲良く同棲生活を始めたのに、生活費の分担でもめるようなことになっては残念。円満に暮らすためには二人でよく話し合い、お互いが納得できる自分たちに合った分担方法を見つけたいものです。

家計簿を付ければ何にお金がかかっているかが明確になり、お金の使い方を見直すきっかけになるでしょう。二人で共有して話し合うことで、お金に対する価値観の違いも確かめられ、一緒に節約や貯金に取り組むことができるはずです。

同棲の生活費の中で大きな割合を占める家賃を節約するなら、URでの部屋探しがおすすめです。「ハウスシェアリング制度」を利用すれば、共同名義で部屋を借りることができ、家賃を折半して快適な二人暮らしを送ることも可能です。「マルチハビテーション制度」と併用すれば、自由で多様なライフスタイルも実現できそうです。

URなら、礼金・仲介手数料・更新料・保証人はすべて不要。引っ越しの初期費用を節約できるのは、生活費を抑えたい同棲カップルにはうれしいポイントです。ライフステージに応じたお得な家賃プランも用意されているので、住居費を一定期間抑えて暮らせます。

監修/平野 泰嗣

記事のまとめ

家賃を賢く折半するならURで部屋探し!

  • ・同棲生活費が毎月いくら必要になるかを把握し、事前にパートナーとの分担方法を話し合って決めよう
  • ・家計簿を上手に活用し、将来のための貯金目標を立てれば、同棲生活のモチベーションもアップ!
  • ・同棲カップルにはURの「ハウスシェアリング制度」がおすすめ。礼金・仲介手数料・更新料・保証人が不要で、お得な家賃プランも!

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