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作ろう、遊ぼう、やってみよう!防災意識&地域のつながりを楽しく深める「DANCHI Caravan in 町田山崎」

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東京都町田市の町田山崎団地で、ワークショップや体験を通して身近な防災を学び、さらにご近所の結び付きを深める恒例イベント「DANCHI Caravan in 町田山崎」が行われました。団地商店街の夏祭りと同時開催の今回は、「楽しむこと」がテーマ。
二つの催しを行き交う来場者も多く、久しぶりのイベントに胸を弾ませながら満喫する人たちでいっぱいでした。

消火、救助道具、備蓄。身近な備えを知ろう!

防災に関するイベントとして、定期的に開催されている「DANCHI Caravan in 町田山崎」。町田市や地元の企業、団体、大学などが参加し、会場の各ブースでは災害時に役立つ知識などを学ぶことができます。

そんな「DANCHI Caravan in 町田山崎」で毎回好評なのが、体験型の防災コンテンツ
今回は、東京消防庁町田消防署の協力のもと「水消火器体験会」を実施。火事を想定し、訓練用の消火器に詰めた水を、炎の形の的に目がけて勢いよく放水しました。
小さな子どもも、スタッフに手伝ってもらって果敢にチャレンジ。「重かったけれど、ちゃんと当たったよ!」と、誇らしそうに話してくれました。

警視庁町田警察署による「防災品展示」では、救助用ロープやスコップなどの道具一式が目を引きました。実はこれ、全国の交番に配備されているそうです。
普段は見る機会のないものですが、救助に必要な道具が身近な交番にあると知っていれば、何か起きたときも心強いですね。

無印良品(株式会社良品計画)による「いつものもしも」のブースに向かうと、子どもたちが真剣な面持ちで防災クイズに挑戦中! どんな食料品をどれくらいストックしておくと良いか、備蓄する上での知恵など、日ごろからできる備えを分かりやすく学ぶことができました。

スポーツや大学生の企画でご近所のつながりが広がる!

災害発生時、ご近所同士の支え合いは、大きな防災力になります。そんな地域のつながりを築いてもらおうと、みんなが楽しく参加できる企画も行われました。

こまや輪投げ、竹馬などの懐かしい遊びが並んでいたのは、フットサルクラブ「ASVペスカドーラ町田」による「あそびの広場」。すぐ横にはフットサル用のゴールも置かれており、子どもたちがボールを追いかけ大奮闘!

プロサッカークラブ「FC町田ゼルビア」による「キックターゲット」のコーナーでは、このチームの試合を見てサッカー好きになったという兄弟が、脇目も振らずにキックを連発。
さらに、フィンランド発祥の棒倒しスポーツ「モルック」の体験会も、日本ユニバーサルモルック協会によって開かれました。

近隣にある大学の学生たちも、自分たちらしい企画でイベントを盛り上げていました。
町田山崎団地のすぐ近くにある桜美林大学の落語研究会は、特設の高座で自慢の落語を披露。また、相模女子大学短期大学部・食物栄養学科のブースでは、栄養面も考えたという、かぼちゃやホウレンソウなどの手作りクッキーを来場者にプレゼントしていました。

まちやまテラス(団地集会所)をのぞくと、ワークショップが開催中
UR職員が企画した「キャンドル・サシェ作り」では、ドライフラワーやカラフルな飾りを型に並べて、そこに好きな香りのアロマを加えたろうを流し込むことで、アロマキャンドルやアロマワックスサシェを手作りすることができました。
子どもの作品作りを見守っていたママは、「夏休みの自由研究でろうそく作りを考えていたので、練習できて良かった!」と喜んでいました。

「ペーパークロマトグラフィー」では、水性ペンで色を付けたコーヒーフィルターを折り畳んで先端を水に付け、にじんだ模様を花びらにした花の絵を作ることができました。
また、紙の絵柄を切り抜いてうちわ骨に貼り合わせる損害保険ジャパン株式会社による「うちわ作り」も大盛況でした。

木と触れ合い、アウトドアをエンジョイ

ハンモックやテントが設置された団地内の「赤さく広場」は、アウトドアの雰囲気満点! まき割り器を使ったまき割りや、丸太をのこぎりで切る体験もできました。
小さな子どもたちに人気だったのは、丸太で作られた木琴や、木片や木の板をキャンバスにしたお絵描きが楽しめる株式会社東京・森と市庭による木育コーナー。夢中で遊ぶ子どもの様子に、パパ・ママはにっこり目を細めていました。

木を楽しむコンテンツは、ほかにも。
「もりのモビールづくり」は、ヒノキの枝と木片を紙やすりで磨き、木片にペンで色や絵柄を付けて左右のバランスよく枝につり下げるワークショップ。団地の近くにある認定こども園「正和幼稚園」と、株式会社東京・森と市庭のコラボレーションで開講されました。
もの作りが大好きだという女の子は、「虹と富士山とダイヤモンドの絵を描いたの」と、絵付けを終えたばかりの木片を見せてくれました。

そして、夕方からはキャンプファイヤーが!
たき火を囲んでみんなでゲームをしたり、ジェスチャーをしたり、歌ったり。外遊びの達人・ゴリゾウ(株式会社SOTOLABO 南方慎治)さんがナビゲートする楽しいレクリエーションで盛り上がり、知らない人同士も自然に打ち解けているようでした。
小さい子どもを連れたパパ・ママは、「団地の中でアウトドアを体験できてびっくり! 家族の良い思い出ができた」と、初参加の感想を話してくれました。

団地内外からたくさんの人が訪れてにぎわった、この日のイベント。笑顔があふれる会場では、相次ぐイベントの中止や延期で交流の機会が少なくなっている中でも、地域のつながりをさらに深めていくことができると感じました。

記事のまとめ

防災を学び、ご近所のつながりを広げることができる「DANCHI Caravan」

  • ・「水消火器体験会」、「防災品展示」、「いつものもしも」のブースなどを通して、身近な備えを知ることができた
  • ・地元のスポーツクラブや近隣大学の企画、「キャンドル・サシェ作り」などのワークショップも開催
  • ・「赤さく広場」では、キャンプファイヤーやまき割りや「もりのモビールづくり」など木と触れ合えるブースも
  • ・URには定期的に防災関連のイベントを実施しているところもある
  • DANCHI Caravan

    UR賃貸住宅の豊かな屋外空間で様々なイベントを開催し、UR都市機構が提案する新たな暮らし方“O-LDKのある暮らし”の発信を目的としたプロジェクトです。

    DANCHI Caravan
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