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同棲のタイミングはいつがベスト?結婚前の二人暮らしの準備や注意点

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好きなパートナーと同棲して、毎日楽しい時間を一緒に過ごしたい。結婚を考えているけれど、その前に二人で一緒に暮らすことで結婚生活の準備ができれば…。さまざまな思いから同棲を選ぶカップルがいるようです。同棲をスタートするタイミングは、いつどのように決めるものなのでしょうか。ここでは、同棲に向けて準備した方が良いことや注意点のほか、同棲カップルにおすすめの賃貸住宅を紹介します。

同棲にベストなタイミングとは?

同棲を始めるきっかけや、同棲することのメリットは何なのか。そもそも、カップルは付き合ってどのくらいで同棲を考え始めることが多いのでしょうか。

●カップルが同棲を始める主なきっかけ

同棲を決めたきっかけは人それぞれのようですが、婚約やプロポーズの後で、同棲を決めたカップルも少なくないようです。結婚すれば一緒に住むのだけれど、結婚式のために話し合ったり準備したりするのにも便利なため、先に二人の生活を始めておこうというわけです。また、就職や転職などライフイベントが要因となることも。例えば学生時代から付き合っていて、就職して実家を出るタイミングで「一緒に住もう」となるようです。

転勤も同棲するタイミングの一つ。パートナーが仕事で遠方に行くことになったとき「遠距離恋愛は大変だし、一緒に付いていきたい」と同棲に踏み切るという話も聞きます。それぞれが一人暮らしをしていた場合、マンションやアパートの更新時期が同棲を始めるきっかけとなり、今の住まいで更新料を払うより、「もう少し広いお部屋に引っ越して、二人で家賃を分担して暮らそうか」となることもあるようです。

●交際から同棲までの期間の目安

付き合い始めてどのくらいで同棲するかは、カップルごとに異なります。例えば、交際して1年ほどで同棲するというケース。この場合は、お互いの価値観や、長所・短所などを理解でき、信頼関係も築かれて二人の付き合いが落ち着いた雰囲気になり、次へのステップとして同棲の話になるようです。また、季節のイベントや記念日をひと通り経験し、二人のこれからについて話し合う中で、「じゃあ、同棲しようか」となったという話も聞きます。

交際から、何カ月、何年たってから同棲するのがベストタイミングだ、などの明確な目安があるわけではありません。それぞれの年齢や恋愛観によっても違うでしょう。中には、ある程度距離を持って付き合うのが一番心地よい、というカップルもいるかもしれません。大切なのはお互いによく話し合うこと。自分の思いを伝えるだけでなく、相手の言葉にも耳を傾けて、二人にとって良いタイミングで同棲をしたいものです。

●結婚前提で同棲をするメリット

同棲の一番のメリットはいつも一緒にいられること。二人の仲をさらに深めることができるでしょう。また、それぞれが一人暮らしをするより、家賃や光熱費などの生活費の負担を減らすことが可能になるのもメリットといえます。例えば、デートのたびに外食していたカップルなら、自炊することでお金を節約できるでしょう。家事を二人で分担することで時間や手間を節約できるという利点もあります。

結婚前提の場合は、結婚生活のシミュレーションになります。生活スタイルや金銭感覚などお互いを深く知ることができ、この先ずっと暮らしていけるかという相性を確認できるでしょう。仕事帰りや休日にわざわざ時間を取って会わなくても、自宅なら結婚に向けて話し合う時間をつくりやすくなります。さらに、一人暮らしよりも経済的なゆとりが生まれたぶんを貯金に回せるので、挙式や新生活の資金を貯めやすくなるというプラス面もあります。

同棲をスタートするカップルがやるべき準備

同棲することを決めたら、新しい部屋を探したり引っ越しをしたり、二人暮らしでの生活に必要な家具をそろえるなど、やるべきことがいろいろあります。

●お互いの両親へのあいさつ

「結婚とは違うから、親へのあいさつは必要ない」と思うかもしれません。しかし、結婚を前提として同棲するのであれば、事前にあいさつしておいた方が良いと考えられるでしょう。一般的に男性より女性の親の方が心配しがちですので、安心してもらうのも大切なこと。もし内緒で同棲を始めて後で知られたら、結婚に難色を示される可能性もないとはいえません。

しっかりあいさつしてお互いの両親との交流を深めていけば、結婚した後も良好な関係を築いていけるはず。お互いの実家に出向くのがおすすめですが、レストランでそれぞれの親に彼や彼女を紹介して同棲したいと伝えても良いでしょう。実家が遠方だったり親が遠慮していたりしたら、手紙を出すという方法もあります。

●物件探し

物件探しでまず大切なのはエリア選び。二人の通勤などの利便性を考えて、どこに住みたいかを話し合って決めましょう。エリアが決まったら二人暮らしが可能な物件を探します。一般的に、ワンルームは二人入居が不可のものが多く、1DKや1LDK以上の間取りなら二人での入居がOKな物件があるようです。

注意したいのは同棲カップルNGの場合があること。同棲カップルは別れてしまうリスクがあるため貸主(大家さん)に敬遠されることがあるようです。婚約している場合のみ入居ができるケースや、二人それぞれに連帯保証人を求められるケースもあるようです。

気になる物件がいくつか見つかったら内見を行い、設備や周辺環境も確かめて比較検討し、物件を絞り込みましょう。希望の物件を申し込み、審査に通ったら賃貸借契約を締結します。

●引っ越しの準備

お互い一人暮らしで家電や家具が重なる場合、どちらのものを持っていくか決めます。二人暮らしに足りないものは購入し、新居への配送手続きをしましょう。引っ越し業者を選ぶときは複数の会社に見積もりを依頼し、費用やサービスを比較検討すると良いでしょう。

引っ越し費用も必要ですが、新居の賃貸借契約には、敷金・礼金・前家賃・保証料・仲介手数料・火災保険料など家賃の5~7カ月分もの初期費用がかかります。それらを見越して同棲にはどのくらいのお金が必要かを計算し、貯金してあらかじめ準備しておくことをおすすめします。

また、今まで住んでいた部屋の退去通知も忘れずに。1カ月前までに行うのが一般的ですが、それ以前の場合もあるため契約書を確認しておきましょう。また、ガス・水道・電気・インターネット回線など新居ではどちらの名義で契約するか、事前に話し合っておくことも必要です。自治体への転出・転入手続きは、転居前後2週間以内に終えるようにしましょう。

結婚前提の同棲で注意したいポイント

結婚を前提とするなら、「何年後に結婚する」といった共通の目標を決めておくと良いのでは。そのほかにも気を付けたいポイントがいくつかあります。

●目標を決めてから同棲を始める

同棲を結婚の準備期間として考えているカップルなら、目標を決めておくと二人のモチベーションが高まりやすくなります。「同棲して○年したら入籍する」、「二人の貯金が〇万円に達したら結婚する」など具体的にしておくと良いでしょう。目標を定めず一緒に住んでいる期間が長くなると、同棲生活に慣れが生じて結婚への意識が薄れるというデメリットも生じかねません。最初は結婚するつもりだったのに関係を解消する、なんてことにならないようにしたいですね。

●同棲生活のルールを相談しておく

一緒に暮らし始めたときは恋人気分が続き楽しいものですが、そもそも他人同士の同居。だからこそ同棲する前に生活のルールを決めておくことが大切です。

例えば、掃除や洗濯、料理などの家事をどう分担するのかよく話し合っておきましょう。家庭的な姿を見せたくて頑張る彼女と、自分の母親が家事全般を担当していた彼氏というカップルの場合は特に要注意です。次第に彼女の不満が募って「どうして何もやってくれないの」ともめることにもなりかねません。

家賃や光熱費、食費など生活費の分担も事前に決めておきたいもの。ただ、家事もそうですが、必ずしも折半にこだわることはありません。それぞれの収入に応じて負担を調整し、生活費の負担が少ないぶん家事の割合を多くするといったように、柔軟に考えるとうまくいくでしょう。実際に暮らし始めてから調整していくという方法もあります。毎月家計簿を付け、ある程度生活費の全体像が見えた時点で話し合って決めるのも良いでしょう。

●二人暮らしに適した物件を選ぶ

物件のエリアや間取りは、二人の仕事やライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。エリアは二人の職場に通いやすいのが理想ですが、どちらかの帰宅時間が遅いといった場合は、帰りが遅い方の職場に近い場所で選ぶという方法もあります。

二人暮らしに人気の間取りは1Kや1DK、1LDKや2DK、2LDKなど。1LDKは一緒にくつろぐLDKのほかに寝室を設けられるため、気分を切り替えて過ごせるのが良いところ。生活のリズムを保ちやすくなります。また、二人そろってテレワークすることがあるなら、2DKや2LDKなどを選ぶのが良いかもしれません。

起床時間や就寝時間が異なる場合、ベッドを二つ置ける間取りや広めの物件を選んだ方がお互い余計な気を遣わずに済みます。ただし、広い部屋になるほど家賃が高くなりますので、築年数や駅からの距離など許容範囲を広げて、家賃負担に無理のない範囲で選ぶことが大切です。

同棲のタイミングが来たらUR賃貸住宅がおすすめ

同棲カップルにぴったりな部屋がそろっているのがUR。単身者同士が同居できる便利な制度を利用でき、礼金・仲介手数料・更新料・保証人が不要で初期費用を抑えられます

●同棲カップルにおすすめのハウスシェアリングとは

単身者が協力し合って共同で一つの賃貸住宅を借りて同居できるのが、UR賃貸住宅の「ハウスシェアリング制度」です。友人同士はもちろん同棲カップルにもおすすめです。一般的な賃貸物件では1Kや1DKなどで同居が難しいケースがありますが、URなら1Kや1DK、1LDKなどの物件も二人で契約して一緒に住むことができます。

ハウスシェアリングは、代表者が契約して複数の人が暮らすのではなく、同居する全員がそれぞれ個別に契約し契約名義人となります。契約者同士で協力しながら共同生活を送る制度ということです。同棲カップルなら家賃を折半して、二人暮らしを実現できます。

●UR賃貸住宅のハウスシェアリング制度の特長

「ハウスシェアリング制度」では原則2名まで契約ができ、住宅形式に応じて3名以上でも同居が可能です(居室数=最大人数となりますが、1K、1DKおよび1LDKの住宅では2名が限度となります)。カップルのほか友人とのルームシェアなど、さまざまな住まい方に対応しています。

URの部屋は全国に約71万戸もあり、礼金・仲介手数料・更新料・保証人がすべて不要です。契約時に必要なお金は、敷金(月額家賃の2カ月分)と、入居日から月末までの日割り家賃、日割り共益費のみ。そのため初期費用を大幅に抑えて引っ越しをすることができます。面倒な保証人や保証会社を依頼する手間もありません。一般的な賃貸住宅と比べてゆったりした間取りで、収納がきちんと確保された部屋が多い傾向があり、同棲カップルも快適に暮らせます。

中にはセカンドハウスのある暮らしにあこがれているカップルもいるかもしれません。URなら、「ハウスシェアリング制度」と併用可能な「マルチハビテーション制度」を利用することで、生活の本拠地以外にセカンドハウスを借りることができます。生活の拠点を二つ持つことで、都心と郊外を行き来したり、平日と週末で住み分けをしたり、多様なライフスタイルが可能になります。

●カーシェアリングサービスでさらに充実した暮らしを

URにはカーシェアリングサービスもあります。これは、事前登録した会員間で車をシェア(共有)して使えるというもの。車を所有すると税金やローンなど固定費がかかり、利用頻度が低いと負担感が大きくなりますが、カーシェアリングなら支払いは利用料金だけ。立地が郊外の場合でも車を購入せずにアクティブな暮らしが楽しめます。

事前に会員登録をすることで、24時間365日、必要なときにHPから予約して自由に車を利用できます。1時間未満の短時間から利用可能で、ガソリン代や保険料などは不要。財布にやさしいだけでなく、車をシェアして必要なときだけ使うことで、省エネやエコにも配慮した環境にやさしい暮らしができます。

同棲カップルがお得に安心して暮らせるUR

同棲をスタートさせるとき、二人暮らしにふさわしい物件を探すのは、楽しくもあり大変でもあります。「このエリアに住んでみたい」、「こんな部屋で過ごしたい」など夢が広がる一方で、結婚資金を貯めるには家賃は抑えなければ、という思いもあるでしょう。設備は充実していた方が便利ですが、そのぶん家賃に反映されます。「必ず必要な設備」と「あったらうれしいもの」と分けて検討することも大切です。

同棲することを決めたら、ぜひURのHPでも部屋探しをしてみてください。「ハウスシェアリング制度」を利用することで、スムーズに安心して住み始めることができます。一般的な賃貸住宅の場合、審査が通らないケースがありますが、URなら平均月収額が一定額以上であるなどの申込資格をクリアすれば入居が可能となります。

初期費用が節約できるだけでなく、カーシェアリングなど便利なサービスも充実し、快適な同棲生活をスタートできます。ライフステージに応じたお得な家賃プランも用意されているので、住居費を一定期間抑えられるのもURで暮らす大きなメリットです。

監修/加藤 哲哉

記事のまとめ

同棲することを決めたら、URで部屋探しを!

  • ・どんなに仲良しの二人でも同棲は他人同士の共同生活。円満に暮らすためには、家事や生活費の分担などよく話し合ってルールを決めておくことが大切
  • ・物件探しでは、お互いの勤務先を考慮してエリアを決め、結婚資金や貯金ができるよう家賃をなるべく抑えられる物件を選ぼう
  • ・URなら同棲カップルにうれしい「ハウスシェアリング制度」や、便利な「カーシェアリングサービス」で快適に暮らせる

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