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キーワードは部屋数!今の暮らし方・働き方に合わせた住まい選びのポイントとは?
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2020年4月に緊急事態宣言が発出されてから現在まで、家で過ごす時間が増える、リモートワークをするなど、私たちの生活は大きく変わり続けています。
URでは、入居者を対象に「新型コロナウイルス感染症に関する暮らしへの考え方」のアンケートを実施。住環境への意識はどのように変わっているのでしょうか?
急なリモートワークへの対応に追われた春
今年の春以降、家で過ごさなければならない時間が増え、自宅でのリモートワークを実践された方がコロナ前と比較し、約3倍になったことがアンケート結果から分かりました。
しかし、急な状況の変化に対応できず、リモートワークができるスペースの取り合いや、ベランダや廊下などで仕事をしなければならない状況になってしまった方もいるそうです。
住まい選びのポイントが変化
URが入居者を対象に行った、「新型コロナウイルス感染症に関する暮らしへの考え方」に関するアンケートでは、緊急事態宣言が発出される前と、緊急事態宣言の解除後で、消費支出の用途や日常生活での時間の費やし方、自身の状況などを回答してもらいました。
その中で特に特徴的だった項目は、「住環境で重視する点」。【部屋数・リモートワーク可能なスペース、インターネット接続環境、街の人口密度、防音性、自然環境】の順で増加していました。
この結果について、ワーク・ライフバランスコンサルタントの堀江咲智子さんにお話をうかがいました。
- 堀江
- リモートワークをする人が増え、よく言われるようになったのは、同じ部屋でWeb会議に参加するのはかなり難しいということ。Web会議は音声が大事なので、二人同時に話すと音声が混線して、業務に支障をきたしてしまいます。
また、本格的にテレワークをしている人達の中で話題になっているのが、白い壁。Web会議の背景になにか写っていると、どうしても生活感が出てしまいますので、背景は白い壁がおすすめです。
そういった意味でも、二人以上が家にいることを考えて、部屋数を重要視されている方が多いのでしょう。
反対に、「住環境で重視する点」で減少したのは、【駅までの距離、築年数、都心部】。
- 堀江
- 会社によっては、完全な在宅勤務に切り替えたところも出てきています。出社の必要がなくなるので、休みの日はどう過ごしたいか、子どもをどのような環境で育てたいかなどの、自分の希望やライフスタイルに合わせて住まいを選ぶようになってきているようです。
中には、「リモートワークの環境づくり」のために、引っ越しを検討している人も。リモートワークで求める環境としては、【部屋数(リモートワーク専用の部屋)、インターネット環境(Wi-Fiなど)、専用デスク、収納スペース】の順で多い結果になりました。
- 堀江
- テレワークを行うためには、片付いている部屋の確保が大切です。例えば、洗濯物や子どものおもちゃなど生活感のあるものが目に入ると、集中しにくくなってしまいます。まとめてかごに入れたり、収納スペースに入れたりするだけでも違いますので、ぜひやってみてください。
ハウスシェアリング、セカンドハウス利用などの暮らし方も
テレワークの拡大により、住まい方や働き方に変化が出てきている今。緑の多い郊外や、海に近い部屋をセカンドハウスとして借りて、ワーケーションとして活用したり、グループで一緒に住むハウスシェアリングを求めるケースは、今後もっと増えていきそうです。
- 堀江
- 完全な在宅勤務だと、会社のメンバーや親しい仲間と、直接つながれる場所がなくなってしまうのが懸念点です。会社や仲間同士で部屋を借り、そこを打ち合わせスペースとするなど、オフィスの形も変わっていくでしょう。オフィス側も、託児スペースや学童を設けるなど積極的に変わろうとしています。今後は自分の生き方で働き方を選ぶこともできそうですね。
現在、子育て中の堀江さん。ママならではの視点で、URの特長を教えてくれました。
- 堀江
- URの住宅は、敷地内に公園があって、子どもと日常的に遊べるのが良いですよね。大きな公園は、遠かったり、人が多かったりで、今はまだ気を使うパパ・ママも多いのです。テレワーク中の休憩時間でも、子どもを連れてサッと公園に出て、外の空気を吸ってリフレッシュすることができれば、生産性も高まります。
住まいに求める基準が変わってきたからこそ、自分の暮らしに何が必要なのかを、きちんと考えてみても良いかもしれません。
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URで叶えられるあたらしいくらし方
自宅でリモートワークをする場合、環境が整った集中できる部屋の確保が大切
- ・URでは、入居者を対象に「新型コロナウイルス感染症に関する暮らしへの考え方」に関するアンケートを実施
- ・「住環境で重視する点」として、緊急事態宣言が発出される前と後で、【部屋数・リモートワーク可能なスペース、インターネット接続環境、街の人口密度】が増加、【駅までの距離、築年数、都心部】が減少
- ・URには、4LDKなど部屋数の多い住戸もあり。また敷地内に公園が多く、快適に自宅でのリモートワークをすることができる
堀江 咲智子さん
ワーク・ライフバランスコンサルタント。中小企業診断士。一般財団法人 生涯学習開発財団 認定コーチ。
北海道札幌市出身。中小企業製造業から不動産管理会社、大学、小売業、建設業界、人材業界などの顧客を担当し、働き方を提案している。経営者、管理職、一般職、女性向けなど、対象者に合わせてアレンジした講演内容に定評がある。
くらしのカレッジ編集部は、「くらし」に関するさまざまなヒントをお届けすることを目的に、インテリア、リノベーション、DIY、子育て、イベント情報など、生活を豊かにするアイデアや日常的に楽しめるコンテンツをご紹介しています。
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