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[あたらしいくらしインタビュー]まちおこしをしながらルームシェアも満喫中!大学生が気付いた、団地でできる心に余裕を持てる暮らし

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人と距離を取る、人が集まる場所を避ける、自宅でリモートワークをするなど、私たちが意識しなければいけなくなった新しい暮らし方。実際、URに住んでいる人たちは、今どのような生活を送っているのでしょうか? 神奈川県横浜市にある左近山団地に住む藤澤様(写真左)にインタビューをしました。

※トップ写真提供:タウンニュース社

状況がガラッと変わった春

横浜国立大学で建築を学んでいる藤澤さんは、左近山団地の活性化に取り組む大学生のグループ「サコラボ」のメンバー。実際に左近山団地に住みながら、団地を盛り上げるイベントを企画・実行してきました。

藤澤
感染症対策の一環として大学が休校になり、2020年3月ごろから学校に通うことができなくなりました。授業はインターネットを利用したものに切り替わり、これまで24時間使えていた製図室も閉鎖されてしまいました。また「サコラボ」も、人が集まって行うイベントなどの活動はできません。今(2020年9月)もその状態は続いています。

自宅にいる時間が増え、左近山団地について何か新しい発見などはありましたか?

藤澤
緑が近くにあり、人の気配を感じられ、買い物もしやすいこの団地の環境が、思っていた以上に、心に余裕を持てる暮らしに最適な場所なんだということに気付きました。外出自粛期間中でも、緑や商店街の中を散歩して息抜きをしたり、公園で遊んでいる子どもたちの声が聞こえるだけでホッとしたりしたんです。

人々の暮らし方を記録する「団地生活採集」

藤澤さんは、大学で建築図面の書き方を学んでいることを生かし、趣味で「団地生活採集」というイラストを制作していらっしゃいます。

藤澤
「団地生活採集」は、団地に住んでいる方の部屋におじゃまして、室内を1枚の絵にしています。団地の部屋は、外から見ると同じように見えますよね? でも実は、さまざまな人が住んでいて、それぞれの違った暮らしやコミュニティがあるのが面白いんです。このイラストで、そういった人の営みをビジュアライズ(可視化)して、多くの人に団地の良さを知って欲しいと思っています。

最近も新しい生活採集をされましたか?

藤澤
「サコラボ」の活動で知り合った、同じ左近山団地に住んでいるご夫婦の部屋のイラストを描かせていただきました。彼らは今は二人とも自宅でテレワークで、2LDKのうち1部屋は寝室、残りの1部屋とリビングルームでそれぞれ仕事をしていました。テレワークになっても、各自がきちんと自分のワークスペースを確保できるのは、良いなと思いましたね。
実は僕も、大学の同じ学科の友人とルームシェアをしているんです。大学に行けない代わりに、リビングルームを共同で使って、大きな模型を作ることもあります。日当たりが良く、緑が見えて、十分なスペースを確保できる団地は、自宅でのテレワークや作業にも向いているかもしれませんね。
藤澤さんのご自宅

新しい生活でも生まれるつながり

現在は、どのような活動をしているのでしょうか?

藤澤
「サコラボ」に現在所属している8名のメンバーで、コロナ禍でどんな活動ができるかを話し合っています。その中で始まったのが、小学生の登校の見守りです。僕たち大学生が商店街の中の通学路で、小学生に声かけをしており、学校の先生やPTAの方々にも好評です。何より子どもたちが喜んでくれるし、団地内で会ったときに話しかけてくれるので、やりがいがありますね。
あと先日、団地の階段室を徹底的に掃除したんです。そうしたら、向かいに住むおばあちゃんがとても喜んでくれて、パンをお裾分けしてくれるようになりました(笑) 。今は、こうした身近なコミュニティの大切さを実感しています。

以前とは違う形で、左近山団地を盛り上げている藤澤さん。ますます顔なじみが増えていっているようです。

  • 小学生の登校を見守る様子
  • アトリエワークショップ & ギャラリー「左近山アトリエ131110」で地域の方と談笑

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記事のまとめ

緑があり、人の気配を感じられ、買い物もできる暮らしやすい左近山団地

  • ・左近山団地には外出自粛期間中でも、緑や商店街の中を散歩して息抜きをしたり、公園で遊んでいる子どもたちの声が聞こえるような、ホッとできるような魅力的な環境がある
  • ・藤澤さんは、団地の室内をイラストにする「団地生活採集」を制作。人それぞれの暮らしぶりをビジュアライズしている
  • ・現在は、団地を盛り上げるグループ「サコラボ」が、小学生の登校の見守り活動をしている
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