URくらしのカレッジ

自分にぴったりな新しい暮らしを探す

住みたいへやの選び方

心地良い寝室をつくるインテリアコーディネート術

お使いのブラウザによってリンクが機能しない場合があります

寝室は1日の始まりと終わりを過ごす大切な場所。朝はすっきりとした気分で爽やかに目覚め、夜は落ち着いた雰囲気でリラックスして、心地良い眠りに入りたいものですね。そのために工夫したいのが寝室のインテリアです。そこでAll About「インテリアショップ」ガイドで活躍するくろだあきこさんに、寝室の上手なインテリアコーディネート術をおうかがいしました。ちょっとアイテムを加えるだけで、寝室がおしゃれな癒やしの空間に生まれ変わります。手軽にできるアイデアの数々、ぜひ参考にしてください。

1日の始まりと終わりを過ごす場所。だからこそ大事にしたいポイントは?

寝室で就寝前にくつろぎたいとき、あるいは朝目覚めたとき、部屋が殺風景すぎると、心もどこか寂しい気持ちになってしまいそう。ベッドメイキングはもちろん、ベッドまわりの雰囲気にもこだわって、自分らしい空間に演出したいものですね。「コーディネートの秘訣は、寝室に入ったときや朝起きたときに目に入る場所に、自分が好きな風景をつくり出すことです。照明、アート、グリーンなどで工夫しても良いし、クッションやラグの色柄を差し色として加えるだけでも、雰囲気はぐんと変わります」とくろださん。赤や黄色などの暖色系は興奮する色と言われているため、寝室には不向きだと思われがちですが、アクセントに使う分には全く気にしなくても良いそうです。
ただし、「色の重ね方は意識した方が良い」とくろださんはアドバイスします。「たとえば部屋の壁やカーテンにピンクが入っているなら、ベッドカバーもピンクにするなど、カラーリングに連続性を持たせるとコーディネートがうまくいきます。また、旅行先で見た草原の風景や心やすらぐ絵画など、自分の好きな景色を頭に浮かべ、その配色やバランスを参考にコーディネートすると、お気に入りのインテリア空間になりますよ。」

「もっと居心地が良い寝室」に演出する簡単コーディネート四つのポイント!

  • BEFORE
  • AFTER

では、具体的にどのようにすれば、殺風景な寝室がすてきに変身するのでしょうか。難しく考えなくても大丈夫! 簡単にできる寝室コーディネートのポイントをくろださんが伝授してくれました。

ポイント1:お手軽ベッドメイキングのコツ
まず、ボックスシーツ&掛け布団カバーは洗い替え用も必要と考え、濃い色と薄い色で2セット用意しましょう。「ベッドメイキングの際は同色ではなく、シーツを濃い色にしたときは、カバーに薄い色を使います。さらに洗い替え用の濃い色の掛け布団カバーを出してその上にかけて、薄い色のカバーの上を折り返しておくと、ホテルっぽくなるのでおすすめです」とくろださん。これならカバー替えの際も便利ですし、簡単に実践できそうですね。
さらに、アクセントになる差し色をクッションで加えましょう。クッションは三つあれば十分。一つは柄物にするとコーディネートが決まるそうです。ホテルのように足下にベッドスローをかければ、よりラグジュアリーな雰囲気になりますが、自宅では使わなくなる可能性も大。「わざわざ買わなくても女性用ストールや、マルチカバーでドレスアップする手もあります」とくろださん。
ポイント2:好きなアートや写真を壁に飾ろう
壁面に絵や写真などを飾れば、寝室を自分だけのギャラリー空間にできます。「気に入ったものをマスキングテープで手軽に壁に貼ってはいかがですか。今日は、ポストカードやイケアで売られているアート写真などを使ってみました。きちんときれいに並べなくても大丈夫です。むしろ片側に寄せたり、高さをずらしたりする方が、動きが出て単調になりません」とくろださん。また、大小のサイズを交えて貼っても良い感じです。モチーフや色につながりのあるアートを選ぶとまとまって見えるので、特に大きなサイズのものを貼りたいときは、この方法がおすすめだそう。
「飾り方に正解はありませんから、難しく考えずに自分の好きなものを自由に貼り、眺めてみて『この感じ、いいな!』と思ったところでオッケーにすればと良いと思います。」
ポイント3:照明でリラックス感を演出
照明も寝室のインテリアの大切な要素です。設置するときは、まぶしくないかどうかを確かめることが大切。横になったときに光源が目に直接入らない位置に配置しましょう。「シェードの向きを変えられるフロアスタンドをベッドサイドに置いて、読書をするときは自分の方に明かりを向け、音楽などを聴いてくつろぐときは壁を照らすと、間接照明の落ち着いた雰囲気になります。スツールの上に小さなスタンドライトを置いてもかわいい感じです。ベッドの下に照明器具を置いて、床から漏れる穏やかな明かりでリラックス感を生み出す方法もあります」とくろださん。
ただし、ベッドの下に置くときは電球が熱くなりすぎて事故につながらないよう、空間をしっかり取りましょう。LED電球にすれば熱くなりすぎません。
ポイント4:寝室のグリーンはフェイクがおすすめ
グリーンが寝室にあると潤いが生まれ、心が癒やされます。ただし、寝室が北側にある場合は、観葉植物は日照不足になりがち。「水やりも面倒ですし、枯れてしまうと気分が落ち込みますから、寝室を彩るグリーンは、フェイクかドライフラワーで十分だと私は思います。フェイクを選ぶ際は、本物らしく見える多肉植物がおすすめですね」とくろださん。また、モンステラなど葉っぱだけのフェイクもあるので、アート写真とモチーフをつなげて飾っても統一感が生まれてすてきです。

インテリアを楽しむならUR賃貸住宅!リノベーション物件やDIY可能物件も豊富

UR賃貸住宅には、スタイリッシュなリノベーション物件DIYができる物件もありますから、使用するアイテムやアイデア次第で自分好みに部屋をアレンジして、おしゃれに暮らすことができます。また、気になる「原状回復負担区分」が明確なのも安心。URには「模様替え申請」という制度もありますので、入居者が自分でできる模様替えの範囲など、詳しくは最寄りの管理サービス事務所などにお問い合わせくださいね。URのホームページにも掲載されていますよ。

記事のまとめ

自分らしいコーディネートで寝室を癒しの空間に。URならDIYできる物件も!

  • ・居心地が良い寝室コーディネートのポイントは、①シーツ&掛け布団カバーは、濃い色と薄い色の2セットを用意し、組み合わせて使用する ②好きなアートや写真を壁に飾る ③照明でリラックス感を演出 ④フェイクのグリーンを利用する
  • ・URには、スタイリッシュなリノベーション物件や、DIYができる物件もあるので、アイテムやアイデアで自分好みに部屋をアレンジできる

今回の先生:All About「インテリアショップ」ガイド/くろだ あきこさん

訪れたインテリアショップは海外を含め300店超。すてきなショップを厳選して紹介。プチプライスで部屋の印象を良くするインテリアのランクアップ、片付けやすいリビングの作り方、ホテルライクなコーディネート術が得意。

くろだ あきこさん 写真

お使いのブラウザによってリンクが機能しない場合があります

あなたにおすすめの記事