住みたいへやの選び方
選ぶ楽しさ、住まう心地よさ。壁紙×色でつくるURの新しいリノベーション住戸「小室4colors」
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千葉県船橋市にある「千葉ニュータウン小室ハイランド」に新しいリノベーション住戸が誕生したということで、早速取材に行ってきました。その名も「小室4colors」! 4つのインテリアスタイルの特徴やこだわりポイントを紹介します。
「壁紙×カラーペイント」で彩る4つのインテリアスタイル
「『この部屋でいい』ではなく、『この部屋がいい!』という選び方ができると、もっと自分の部屋や暮らしを楽しんでもらえると思うんです」。そう語るのは「小室4colors」のスタイルコンセプトを担当した、暮らしプランナーの田村美奈子さん。田村さんは、UR賃貸住宅のライフスタイル提案賃貸住戸「うちのStyle」のプロデュースにも携わられています。
今回のプロジェクトでも「自分らしく、心地よく暮らしてほしい」という思いを「壁紙×カラーペイント」という手法で見事に表現。「どんな人が、どんな風に暮らすのかな…」と想像に想像を重ねて、4つのインテリアスタイルをつくり出しました。
- 北欧スタイル
- 幾何学模様の壁紙にネイビーのアクセントカラーでスッキリとした雰囲気の「北欧スタイル」。シンプルながら、雑貨やインテリアが好きな若いママたちにも「自分なりのスタイリングを取り入れ、部屋づくりを楽しんでほしい」という願いが込められています。
- カリフォルニアスタイル
- さわやかで西海岸のリゾートを彷彿とさせる「カリフォルニアスタイル」。賃貸住宅では珍しいビンテージ風の壁紙を使用し、おしゃれ感があります。アクティブな若い世代向けのスタイル。
- フレンチシックスタイル
- 上品で落ち着いた雰囲気の「フレンチシックスタイル」。フレンチリネンやアンティーク家具などにもよく合う、温かみのある色使いが特徴です。流行に左右されない、自分流のスタイル持ったパリジェンヌのような暮らし方を目指せそうですね。
- モダンアートスタイル
- 長めの廊下を、紺色・灰色・黄色で構成された柄のインパクトのある壁紙でアクセントづけした「モダンアートスタイル」。すべてのスタイルの中で、もっとも“従来のURっぽくない”ことがポイント! やや尖ったデザインは、家で仕事をする方や、単身男性向けのスタイリッシュな印象に仕上がりました。
- ※4つのスタイルの間取りは全て2DK。モダンアートスタイルのみ、一部、部屋のレイアウトが異なります。
こちらがちょっと斬新すぎるかなという方には、壁紙やアクセントカラーを真っ白に統一したホワイトバージョン(写真左下)も展開しています。
その他にも「千葉ニュータウン小室ハイランド」には、お客さまからの要望によってつくられた、リビングに「麻畳」を使用した1LDKの部屋もあります(写真右下)。「麻畳」とは、 MUJIとURが共同開発した商品。畳でありながら和風にも洋風にもマッチする床材で、気持ちよい足触りを楽しめます。
空間を彩るアクセントカラーの使い方に注目!
「小室4colors」では、アクセントカラーの使い方にも注目です。例えばトイレや洗面台などの生活感が際立ってしまいがちなスペースも、アクセントカラーを取り入れることで、清潔感が増し、スタイリッシュな印象に。キッチンは、ツートンカラーにすることで、圧迫感が和らぎ、明るく広い空間に感じられます。
そして、実はこのアクセントカラーには、揮発性有機化合物(VOC)が一切含まれていない「ベンジャミンムーア」という塗料メーカーのペンキが採用されています。田村さんが3600色ものカラーバリエーションから、それぞれのスタイルに合う色を厳選されているそうです。
自分らしく暮らせる部屋と、癒しの場所がある団地
部屋のスタイルコンセプトを担当した田村さんに、今後の展望について聞いてみました。
「今までの団地のイメージとはひと味違った『小室4colors』をきっかけに、賃貸でも自分のセンスで空間づくりを楽しめることを知ってもらうことが、このプロジェクトの第一歩かなと思っています。自分らしい暮らし方を楽しむ人が増えて、そこからどんどんコミュニティの輪が育っていくような、そんな温かい場所になってくれることが理想ですね。」
「小室4colors」 がある「千葉ニュータウン小室ハイランド」周辺は、公園や広場がたくさんあり、とても静かで穏やかな環境。団地のすぐそばある、自然素材を使った料理が楽しめる「CAFE トトノエ」は、住民をはじめ地域に集まる人たちの癒やしの場になっているそうです。子育て世代から高齢者まで、さまざまな世代がこの場所でつながっていく…そんな期待が膨らみます。
田村 美奈子さん
暮らしプランナー(インテリアコーディネーター・ライフオーガナイザー・住育アドバイザー)。
インテリアショップスタッフ、自然素材リフォーム会社でのプランナーを経て、2006年に独立。住宅リフォーム・新築コーディネートや店舗等のプランニングのほか、思考の整理からはじめる片付けサポートやDIYワークショッププロデュースなど、「住育の考え方」に重点を置いた幅広い提案活動を行う。現在は、群馬県内にある実家敷地内の納屋を自らの手で改修した「Barracks(バラック)」に拠点を移し、一児の母としての視点を生かしたアイデアと温もりあふれるプランニングを実践している。
HP:http://oneswork375.com/
千葉ニュータウン小室ハイランド(UR賃貸住宅)
千葉県船橋市小室町906 ほか
豊かな緑に囲まれた小室地区は、保育園や小・中学校などの教育施設をはじめ郵便局、銀行、店舗、公園などの各種施設が充実しています。お隣の「千葉ニュータウン」駅には、すてきなレストランやカフェ、花屋さんも!
北総線「小室」駅からわずか徒歩2分という好立地にあり、都心への通勤通学はもちろん成田・羽田空港へのアクセスの良さも魅力です。
くらしのカレッジ編集部は、「くらし」に関するさまざまなヒントをお届けすることを目的に、インテリア、リノベーション、DIY、子育て、イベント情報など、生活を豊かにするアイデアや日常的に楽しめるコンテンツをご紹介しています。
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