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吉岡里帆さんも住みたくなった!MUJI×URの心地よい部屋

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URには無印良品と連携してリノベーションした部屋があり、若い世代に人気です。千葉県千葉市にある高洲第二団地に新たにオープンしたモデルルームを、J-WAVEのラジオ番組『UR LIFESTYLE COLLEGE』のナビゲーターを務める女優、吉岡里帆さんが訪問! 株式会社MUJI HOUSEの一級建築士、豊田輝人さんに部屋づくりのこだわりについて聞きました。

団地の良さを残しながら、若い世代にとって魅力的な部屋に!

団地での“新しい暮らし”を提案するMUJI×UR団地リノベーションプロジェクト。2012年にスタートし、すでに全国の41団地で600戸以上が誕生しています。

吉岡
なぜ、このプロジェクトを始めようと思ったのですか?
豊田
団地を実際に訪れてみると、住環境が素晴らしいんですね。日当たりも、風通しも良く、目の前には緑が広がっていて、近くには公園や学校もある。といったように、いい住まいの条件を満たしているんです。室内は、年月を積み重ねた木材だけが持つ素材感や風合いといった“古い良さ”というのが魅力的で…。リノベーションすることで、その良さを若い人にも伝えていきたいと考えたんです。
吉岡
それがこのお部屋なんですね! お部屋全体は、無印良品ならではのシンプルで暮らしやすそうな感じですが、使いこまれた木の扉など、所々に団地の要素も残っていますね。

目指したのは、”古いけど新しい、新しいけど古い”空間

吉岡
リノベーションを行うとき、何を大切にされましたか?
豊田
古い団地の良さをできる限り生かすことです。壊しすぎず、つくりこみすぎないように意識しました。“古いけど新しい、新しいけど古い”。そういった空間を目指したんです。
吉岡
とてもすてきですね! お部屋に入った瞬間から「なんてすがすがしいんだろう!」と、ここに住みたくなっちゃいました。この木の枠や扉は元のものを生かしているのですよね?
豊田
ええ。年月とともに素材の変化した柱、鴨居など、古くから和室として使われているようなものは残すようにしています。若い人にとっては逆に新しいというか、ヴィンテージのような空間として魅力的になるのではないかと思いました。
吉岡
そうですね。色みとか風合いに、年月がたったから出てくる味わいがありますね。
吉岡
このお部屋、すごく居心地がいいんですけれど、無印良品とURで開発したオリジナル商品もあるんですよね?
豊田
はい。その一つが畳です。通常、畳はイ草を使い、縁を付けて仕上げますが、縁をなくして、素材を強度のある麻にしました。従来のように畳の上でごろんとくつろぐ生活はもちろん、デザインがシンプルで丈夫なので、ソファやベッドを置く現代的な暮らしにも合うと思います。住む人の選択の余地を残しているというのも特徴です。
吉岡
ふすまもオリジナルですよね?
豊田
ええ、素材がダンボールなので軽いんです。女性でも簡単に取り外せるので、気軽に間取りを変えることもできます。
吉岡
それはいいですね。畳やふすまなど、和風チックに見えがちなのに、洋風なインテリアにも合うんですね!
豊田
そこも狙っているんです。余分な要素をできるだけなくしてシンプルにし、若い人にとって古めかしくないようにデザインしています。
吉岡
キッチンもシンプルで使いやすそうですね。
豊田
これもオリジナルで、団地に合うキッチンをURと開発したんです。余計なものを取り除いて、できる限りシンプルにしているのが特徴です。キッチン下の空間は、カスタマイズできるよう、あえて空いているデザインにしているんですよ。
吉岡
住む人が生活スタイルや好みに合わせて収納グッズをそろえ、自分らしいキッチンをつくっていけるんですね!
豊田
そうなんです。このキッチンや麻畳は好評だったので、無印良品の一部店舗でも販売されているんです。
吉岡
MUJI×UR住戸以外にも、取り入れられるんですね!

多様化する暮らしに対応する住まいを考える

“時代に合った快適な暮らし”を提案し続ける豊田さんに、これからの暮らしについても、聞いてみました。

吉岡
暮らしはこれからどう変わっていくと思いますか?
豊田
おそらく、暮らし方がもっと多様化していくと思います。どこに住むのかということを考えても、たとえば、都市と田舎の2拠点に住むなど、さまざまなかたちが出てくるでしょう。そして、誰と近くに住むのかということも、重要になってくると思います。親と近くに住めば、子育てを手伝ってもらえますし、親に何かあったときもすぐに駆けつけられます。また、同じ趣味を持った人と近くに住むという選択もあるでしょう。私たちはさまざまな暮らしの選択肢に対応するような住まいの在り方、間取りの在り方を考えていきたいと思っています。

シンプルな中に、自分らしい暮らしができる仕掛けを備えたMUJI×URの部屋。若い世代に“住んでみたい”と思わせる、団地暮らしの新たな魅力にあふれていました。

MUJI×URのリノベーションで、”古い良さ”が魅力の自分らしく暮らせるお部屋に
URのお部屋が持つ”ヴィンテージのような味わいのある空間”を生かす
無印良品とURが開発した、シンプルかつ機能的なオリジナルアイテムでお部屋をカスタマイズ

高洲第二(UR賃貸住宅)

千葉県千葉市美浜区高洲4 ほか
JR京葉線「稲毛海岸」駅から徒歩3分という駅近の好立地が魅力。駅前には、食料からファッション、キッズ用品まで取りそろう大型ショッピングセンターや各種クリニック、銀行などが集まり、生活には大変便利です。また、学校、公園なども近くにあり、子育てにも適した環境。海にも近いので、海辺の散策やマリンスポーツや海水浴も気軽に楽しめます。

吉岡 里帆さん写真

吉岡 里帆さん

1993年1月15日生まれ、京都府出身。
『マンゴーと赤い車椅子』で映画デビュー。
その後も映画『明烏』、NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』、宮藤官九郎脚本ドラマ『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)、『メディカルチームレディ・ダ・ヴィンチの診断』(関西テレビ)と話題のドラマにレギュラー出演が続き、2017年1月クールに放送されたドラマ『カルテット』(TBS系)に出演し、人気急上昇。TBS日曜劇場『ごめん、愛してる』にヒロイン三田凜華役で出演、劇場版『世界ネコ歩き』のナレーションも務めている。他CMにも多数出演中。

豊田 輝人さん写真

今回の先生:豊田 輝人さん

株式会社MUJI HOUSE「無印良品の家」商品開発担当。
無印良品の家を中心に、マンション・戸建て分譲・リノベーションなど、無印良品の住空間新プロジェクトにも携わる。

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