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UR賃貸住宅への入居について調査。営業センターを訪問取材!

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いよいよ最終回は、UR賃貸住宅への入居について調査します!
入居するにはどのような流れになるのでしょうか。お部屋探しから内覧、契約までの具体的な手続きを調査するためにUR営業センターを訪問しました。

第5回:UR賃貸住宅への入居について現場を徹底調査! 営業窓口で物件探しについて伺いました!

ライター・北山がUR営業センターを訪問し、気になる「入居」についてお話を伺いました。

明るい雰囲気が漂うフロアは、開放感がありながらも、カウンター部分が1つずつ区切られているなど、一人ひとりがじっくりとアドバイスを受けられる環境が整っています。これから充実した暮らしを送りたい人にとっては、このような安心して相談しやすい空間に、“いいお部屋探し”ができそうな期待感が高まります。

今回、UR営業センター内にて、さまざまな疑問にお答えいただいたのはこちらの3名。ハウジングアドバイザーの成澤さん(左)、天児さん(中央)、百木さん(右)です。それでは、早速お話を聞かせていただきましょう!

Q.はじめに、ハウジングアドバイザーさんの業務内容について教えてください。

天児さん:
「私たちハウジングアドバイザーの役割は、お客様のご希望条件を伺い、お客様に最適なお部屋をご紹介することです。基本的にお申込み先着順ですので、スピーディーな住宅検索とお申込み手続きが求められます。その後は、お部屋の内覧に同行して物件の説明をしたり、お客様がご自分で内覧される場合は鍵の貸出についてのご案内などを行っています。」
百木さん:
「そして、お部屋を気に入っていただけた場合は、入居審査とご契約手続きをいたします。いつでもスムーズにご案内・お手続きができるよう、ハウジングアドバイザーが常駐しております」
ハウジングアドバイザーのみなさん

Q.ありがとうございます。では、実際にこちらの窓口でどのような流れで申込めるのでしょうか?

成澤さん:
「はい。はじめに、お部屋探しのお手伝いをさせていただくためのヒアリングシートにご記入いただきます。内容は、ご希望のエリア、ご予算、ご入居時期、間取りや広さなどについてです」
ライター:
「部屋探しの経験がほとんどないので、間取りなど、未定な部分も多いのですが……。その前に、単身でも入居できる部屋はあるのでしょうか?」
成澤さん:
「ご安心ください、単身の方でも、1Kはもちろん2LDKや3LDKなど、ほとんどのお部屋にお申込みいただけます。ご記入いただいた内容をもとに、お部屋の情報を見ながら、一緒に探していきましょう。その前に、UR賃貸住宅ならではのメリットがありますので、詳しくお話しますね」
ライター:
「そうなのですね! ぜひ教えてください」

Q.UR賃貸住宅ならではのメリットについて、詳しく教えてください。

成澤さん:
「UR賃貸住宅の大きな4つのメリット、それは『礼金』『仲介手数料』『更新料』『保証人』が不要なことです」
ライター:
「それは、具体的にどういうことですか?」
成澤さん:

「はい。敷金は月額家賃の2ヶ月分ですが、礼金や仲介手数料はいただきません。また、入居後は1年毎に契約が自動更新されるので更新時の面倒な手続きは不要です(※)。もちろん、更新料も不要なため、長くお住まいになる方には好条件です。
(※編集部注:更新のない「定期借家契約」のお部屋もあります。)

また、一般的に退去の際は、約1~2ヶ月前に通知が必要なことが多いのですが、UR賃貸住宅の場合は最短2週間前の退去手続きで間に合いますので、急な転勤やお引っ越しにも対応できるかと思います。さらに、UR賃貸住宅からUR賃貸住宅へお住み替えいただく場合、敷金を住み替え後の敷金の一部または全部に充当することができますので、お引っ越しに必要な費用を減らすことができます。条件によっては新たなご契約時の必要書類が少なくて済む場合もあります」

ライター:
「それは嬉しいですね!」
成澤さん:
「はい。なお、敷金は、退去時にUR都市機構が定める基準による査定を行い、修理費用などを精算した後、契約解除日から原則30日以内に返金いたします(※)」
(※編集部注:精算額が敷金を超える場合は、不足分をお支払いただきます。)

Q.細かな条件や費用が気になっていたので、少し安心しました。具体的な申込み資格について教えてください。

百木さん:

「主な申込み資格ですが、1つ目は日本国籍の方またはURの定める資格を有する外国人の方で、ご自身が継続して住むための住宅を必要としている方です。
2つ目は収入面の確認ですが、申込者ご本人の毎月の平均収入額がURの定める基準月収額以上(※)であること、または申込者ご本人名義の貯蓄額(円建て)が基準額(家賃の100倍)以上あることです。
(※編集部注:例えば月額家賃9万6000円の住宅を単身入居で借りる場合、URの定める基準月収額は25万円<年収300万円>です。)

また、家賃と共益費(※)を1年~10年分前払いする“家賃等の一時払い制度”のご利用でもご契約いただけます。満18歳以上の学生の方は、収入条件を満たさなくても扶養等親族の方が一定要件を満たしていればご本人の名義でご契約いただけます」
(※編集部注:共益費は、主に団地の共用部分の維持管理等のための費用です。)

Q.なるほど。思っていた以上に条件は厳しくないのですね。UR賃貸住宅って人気物件が多いと思うのですが、抽選ではないのですか?

成澤さん:
「全国に約74万戸あるUR賃貸住宅のほとんどが先着順受付です。新築物件や高齢者向け優良賃貸住宅などの特別な住宅については抽選がありますが、基本的には豊富な間取りの中から先着順受付でご紹介しています。
また、単身の方同士で一緒にお住まいいただけるハウスシェアリング(※)や、セカンドハウス利用も可能です。一部ではありますが、ペットと暮らせるお部屋もあります」
(※編集部注:URのルームシェア制度)
ライター:
「条件に合わせて、幅広くご相談に乗っていただけるのですね」
成澤さん:
「はい、お任せください。先ほどご記入いただいたアンケートをもとに、ご希望にそったお部屋を検索しましたので、間取り図や写真をご覧いただきながらご検討ください。ご希望に合うお部屋がありましたら、すみやかに仮申込みをお受けして内覧へとご案内いたします(※)。北山様の条件ですと、こちらの物件はいかがでしょうか?」
(※編集部注:仮申込みは1世帯につき1住戸。電話での申込みは受付していません。仮申込みは、氏名、生年月日、住所等を記入。必要書類はありません。)
ライター:
「条件としては完璧ですね。オール電化って、火を使わないから安心ですよね。料理の腕も磨きたいのでこちらの部屋ならキッチンの広さもちょうど良いです。ただ、窓からの眺めも重要だし、一度内覧してみてもよろしいですか?」
成澤さん:
「もちろんです。他にも気になるお部屋がありましたら、おっしゃってください。現在ご覧いただけるか確認いたしますね。仮申込みしていただいたお部屋であれば、後日ご希望の日にお一人でご覧いただくことも可能です。(※)」
(※編集部注:一部、内覧にスタッフ同行が必須の住宅があります。)
成澤さん:
「今からお部屋をご覧いただくことができますので、ご案内いたします。(※)」
(※編集部注:通常は、仮申込みをしてから内覧となります。)
ライター:
「よろしくお願いします」

Q.ハウジングアドバイザーさんと一緒に、見つけた物件を内覧します。

内覧にお付き添いいただいたのが、ハウジングアドバイザー営業担当の成澤さん(中央)と、鎌田さん(右)の2名。まるでホテルのロビーのようなスタイリッシュなエントランスを抜け、33階の1LDKのお部屋へ移動します。

ライター:
「ドアを開けて、感激。期待を上回るきれいな室内に驚きました!」
成澤さん:
「ありがとうございます。こちらのお部屋は、リビングが広々として清潔感と開放感がありますし、何と言っても窓の外の眺めが自慢です。」
ライター:
「わあ、素晴らしい! 眺めが良くて、本当に贅沢な部屋ですね」
成澤さん:
「はい。この素晴らしい眺望は、実際に内覧にお越しいただかないとなかなか伝わらないので、このように魅力を肌で感じていただけると嬉しいです」
ライター:
「キッチンも素敵ですね!」
鎌田さん:
「はい。こちらが、北山様が気になっていらしたオール電化のシステムキッチンです。IHクッキングヒーターだから、お掃除もラクラクで人気ですよ」
ライター:
「高さに関しても、背伸びする必要がなくてちょうどいいですね。ここなら姿勢に無理がないから張り切って料理できそうです。ウォークインクローゼットや、洋室、浴室も広々していて憧れますね。とても素敵な部屋です」
鎌田さん:
「ここでチェックしていただきたいのが、お部屋の現在の状態です。基本的には、ご覧いただいているこちらの状態でお部屋を引き渡しすることになりますので、ご納得いただけるかどうかをご確認いただきたいと思います」
ライター:
「そうですね。お部屋の状態はこちらでOKです。ところで、家族に相談したいといった理由ですぐには契約しないで、検討させていただくことは可能ですか?」
鎌田さん:
「はい。仮申込みから2週間後までに必要書類の提出をお願いしていますので、お悩みの場合はそれまでに決めていただければ結構です。(※)」
(※編集部注:一部の物件は、2週間未満で必要書類の提出をお願いしています。)
ライター:
「その間に、他の方の申込みは入ってしまわないのですか?」
鎌田さん:
「仮申込みが入っているお部屋は、他の方にはご紹介しないことになっていますので、ご安心ください」
ライター:
「そうなのですね。安心しました。それでは一度UR営業センターに戻り、正式な入居申込み手続きの流れについて教えていただけますでしょうか」
鎌田さん:
「はい、かしこまりました。」

Q.UR営業センターに戻ってきました。今まさに迷っているのですが、ずばりUR賃貸住宅の決め手はどのようなところなのでしょうか?

成澤さん:
「UR賃貸住宅は鉄筋コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造で、室内もリニューアル工事などをしていますので、建物自体の質が良いと言えます。昭和40年代に建てられた団地でも、間取りや設備を現代の生活ニーズに合わせて改良したリニューアル住宅を多く提供しています。
建物の外観は年代を感じさせていても、部屋の中はきれいですよ。例えば清潔感が求められるキッチンやトイレ、洗面所などの水廻りのリニューアルはもちろん、バリアフリー化やクローゼットスペースの確保、和室中心からリビングダイニングへの間取りの変更などが充実しています。良好なインターネット環境を提供するためのIT化も進んでいます」
ライター:
「確かに建物の質の良さは実際に足を運んで実感しました。新しい物件はもちろん、昭和40年代に建てられた住宅でも、中の設備は現代的になっている部屋もあり、住みやすいというわけですね」

Q.お部屋が決定したら、申込みの手続きを行うと思うのですが、流れについて教えていただけますか?

百木さん:

「ご入居の意志が固まられましたら、本申込みに進みます。本申込みの際にお持ちいただく必要書類は、主に、住民票(マイナンバーの記載がないもの)と収入等を確認する書類です。(※)
(※編集部注:その他の書類を提出または提示していただく場合もございます)

本申込みの審査後、ご契約となります。ご契約には実印と印鑑証明書(※)、公的身分証明書をご用意いただき、家賃2ヶ月分の敷金と入居月の家賃・共益費の日割り分をお支払いただきます。
(※編集部注:契約名義人本人が写真付きの公的身分証明書を持参・提示し、コピーを提出した場合に限り、実印を認印に変え、印鑑証明書の提出を省略することができます。)

契約の際は、ご入居にあたってのご案内や注意点を説明し、冊子『住まいのしおり』などをお渡しいたします。入居者名簿(※)も契約時にご提出いただいております」
(※編集部注:入居者と緊急連絡先等をご記入いただきます。)

ライター:
「なるほど、ありがとうございました」

Q.申込みの流れについてよく分かりました。ちなみに、インターネットでもお部屋探しと申込みができると小耳にはさんだのですが、本当でしょうか?

鎌田さん:
「はい、インターネットでの仮申込みも可能です。物件の詳細情報や空室状況などと併せて、こちらで24時間ご確認いただけます。お得なキャンペーンもありますので、ぜひチェックしてみてください」
ライター:
「お部屋探しから、内覧、入居手続きまでの一連を実際に体験してみて、期待以上にスムーズに、そしてお部屋探しに慣れていない私でも、安心して部屋を探すことができました。ありがとうございました!」

そして、第1回目の座談会に参加された関東在住の俊佑さん(26歳/広告代理店営業)は、この記事を読んで疑問が解決したようです。

俊佑さん:
「UR賃貸住宅は入居の申込みまでが時間がかかりそうという先入観があったのですが、むしろ丁寧でスムーズに入居手続きができそうですし、礼金や仲介手数料、更新料、保証人が不要という大きなメリットに魅力を感じました。引っ越しする際には、ぜひ見学に行ってみたいです!」

みなさん、これまでの連載にてUR賃貸住宅についてご紹介してきましたが、最終回を迎えた今回のテーマである「入居」に関する疑問も解けましたでしょうか? ここまで入居者に寄り添った制度が整っているなら、ぜひ一度はUR賃貸住宅を見学に行ってみたいものですよね。あなたのお引っ越しの際にもぜひ、ご活用くださいね!

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