駅徒歩２分、アクティブに暮らしを楽しむ

武蔵野の面影を残す高台に建つ「入間駅前プラザ」は、特急、急行が停車する西武池袋線「入間市駅」徒歩２分。駅からはJR青梅線方面へバスが出ており、立川エリアも生活圏内です。千葉～船橋～さいたま～八王子～町田～横浜～横須賀等、東京近郊を環状に結ぶ国道16号線が通っているので車のアクセスも抜群です。

「入間駅前プラザ」は市の中核に位置するだけあって、あらゆる生活施設が徒歩５～６分圏内という恵まれた環境は、暮らすほどにその快適さが見えてきます。「入間市駅」周辺は、1992年に駅ビル「PePe」、ペデストリアンデッキが完成。駅周辺には、埼玉県西部を中心に店舗展開する「丸広百貨店」や「サイオス」などの商業施設、映画館「ユナイテッドシネマ」などがあります。近隣に「武蔵野音楽大学」や「東京家政大学」もあり、若い人の姿も見かけます。

駅近ならではの地の利を活かして、沿線の「所沢駅」へ足を伸ばせば、駅周辺の商業施設で気軽におしゃれなショッピングも可能。周辺には、「西武遊園地」などの大規模なレジャー施設もいっぱいです。2008年にオープンした国内最大級の「三井アウトレットモール」は、「入間市駅」からバスで約15分です。

往時を偲ばせる、雰囲気ある歴史建築も点在

入間の街の歴史は古く、日光裏街道の伝馬継位の地として江戸時代から栄え、川越街道、青梅街道、秩父街道、大宮道等の要所として賑わいを見せていました。その後、江戸時代後期からは製茶産業が発達、明治中期には繭の集積地として大きく発展、当時の地方銀行の中でも隆盛をきわめた旧黒須銀行の建物など、今も往時を偲ばせるものが残っています。

 

江戸時代より繭の集積地だった入間は、明治期に製糸業が発達。中でも石川組製糸場は、生産高が国内最高額に達するほどの盛況ぶりでした。大正12年に建築された石川組製糸場の「西洋館」は、現在も保存されており、レンガ造りの西洋式建築で当時建築家としてきこえた室岡惣七の設計です。

 

「西洋館」から入間川方面へ歩くこと約10分。明治の大経的な地方銀行の一つ、旧黒須銀行の建物が現存しています。渋沢栄一が顧問を務め、“道徳銀行”とも言われました。なお、黒須銀行は大正11年に武州銀行と合併、昭和18年には埼玉銀行豊岡支店となり、昭和35年まで営業していました。

アメリカンなたたずまいが人気の洒落た「ジョンソンタウン」と二つの公園

1938年（昭和13年）陸軍航空士官学校が入間郡所沢町（現　所沢市）から移転。戦後、米軍に接収され、ジョンソン基地として利用されました。昭和30年代以降、徐々に返還が進み、昭和53年に全面返還された後、「稲荷山公園」、航空自衛隊「入間基地」、「彩の森入間公園」、「ジョンソンタウン」が誕生しました。

 

米軍が基地内の公園として整備したのが「稲荷山公園」。当時は“ハイドパーク”と呼ばれていました。基地で働く軍関係者の住宅用地として利用されていたため、1990年代まではアメリカ風建築の廃屋が残っていました。

 

「ジョンソンタウン」は、基地周辺の民有地に建設をした米軍人用の住宅、米軍ハウスがリノベーションされ、異国情緒溢れる景観を生み出しています。平屋の住宅と美しい景観、英語標識、アメリカンな雑貨屋や本場さながらのハンバーガーを食べられるテナントなど、アメリカの街そのものが広がり、不思議と入間の街によく溶け込んでいます。

雄大な入間川の自然に抱かれるぜいたくなひととき

入間エリアを流れる入間川は、ウグイやオイカワが群れ泳ぎ、アユの放流も見られる清流です。

鎌倉時代は、入間川が鎌倉街道の渡河地点であったことから、勇猛な武蔵武士を掌握するために好都合な場所として要衝に。そのため、幾多の合戦の場となり、数多くのドラマを生み出してきました。

江戸時代になると、飯能の山間から切り出された木材を、江戸へ運ぶ流通地点となっていました。入間川は、エリアの歴史とともに生きてきたのです。「入間川七夕祭り」は、仙台に次ぐ長い歴史があります。

「入間市駅」から約15分。河川敷には公園やグランド、ランニングコース等が整備され、周辺地域の人たちから利用され、雄大な環境の中、ぜいたくなひとときを味わえます。