ゆたかなくらしって? へや×DIY
子供も片付けできちゃう!リビング学習用の収納アイテムをDIY

お使いのブラウザによってリンクが機能しない場合があります
タレントのユージさんが得意のDIYを駆使して、快適な暮らしを提案する連載の第8回。毎回ゲストを迎え、URに暮らす人々から寄せられたお悩みを解決するDIY作品で対決します。作品作りのルールは、「プチDIY」であることと、制限時間内に作ること。第8回のテーマは「リビング学習収納」です。果たして、どちらがみなさんの好みに合うでしょうか?

今回で連載8回目の「プチDIYでくらし快適化」。プチプラ材料で、初心者でも作りやすいDIYを提案していくよ!
第8回のゲストは、第7回につづきモデルの島袋聖南さんです!
- 今回のゲストは島袋聖南さん!
- 1987年4月4日生まれ。沖縄県出身。リアリティー番組『テラスハウス』に出演、モデルやファッションディレクターとして活躍。2022年4月に男児を出産。ママタレントとしても活動の幅を広げる。


島袋さん、今回もよろしくお願いします! 撮影するのは、高島平団地(東京都・板橋区)。敷地内に小さな公園がたくさんあって、子供たちが遊んでいましたよ~。

保育園もたくさんあるんですよね! 公園も保育園も充実していて、子育て中のパパやママは助かるでしょうね。

島袋さんも僕も育児中だから、子育て環境が気になるよね。第7回のDIYもそうだったけど、今回も子供のものを片付ける収納アイテムがテーマだからぜひパパやママに最後まで読んでもらいたいな。
【DIYテーマ】子供がリビング学習するけど、勉強道具の収納場所がない!


今回の対決テーマは、「リビング学習収納」!
小学生くらいだとダイニングテーブルやリビングで勉強する子、多いですよね。
うちの娘たちもそう!

それでノートや筆記用具を置く場所がなくて、取りあえず近場に移動させておく…うちはまだ先のことだけど、想像できますね(笑)。

さっと片付けられる収納アイテム、がんばって考えてみましょう!
【DIYスタート】リビング学習の収納アイテムをプチDIYしよう!

さぁ、いよいよユージさんと島袋さんがリビング学習収納のDIYをスタート。ここからは、二人の様子を実況風にお届けします。
まずは作品のデザインスケッチから見せてもらいましょう!

「僕は自立するボードタイプの収納アイテムを作ります!」
脚のところには「ダボ継ぎ」と書いてありますね。どんなテクニックが繰り出されるのでしょうか? 今回も非常に楽しみです!

「私はバスケットみたいな収納アイテムに。ユニークな材料を使いますよ~!」
さあ、ユージさんと島袋さん。制限時間は60分。塗料や電動工具を使う際は、床や壁の養生、換気、防音対策をしっかり行ってください。それでは、プチDIYスタート!

すぐに作業を開始したユージさん。アカシア集成材にパーツとなる木材やボックスを並べて配置決めをしていましたが、決まった途端に島袋さんの方をチェック!

材料がポイントって言ってたよね。どんなプチプラアイテムを使うんだろう?
島袋さんのこだわりポイント!



島袋さんが側面に使うのはプチプラショップのカッティングボード(まな板)のようです。
「しかもカッティングボードの穴にはこの丸棒がぴったりなんです! 側面をカッティングボードにして、上に丸棒を通して取っ手にしますよ」と島袋さん。まずはカッティングボードなど、木材に紙やすりをかけて水性ステインを塗ります。

子供が使うものだから、角はなるべくなくしたいですよね。ママになって、そういうところにも気が付くようになりました。

使う木材の下準備は完了! 「次は組み立てていきますね。今回も私の方が早く終わっちゃうかも!」

なるほど~、カッティングボードを側面に使うのはナイスアイデア!
僕の材料だと、このボックスの使い方が面白いかも。

この浅い木箱はトレイなどに使うものですよね? ユージさん、どうアレンジするのでしょう?


なんと、のこぎりで端を切ります!

分かった! もしかしてポケットみたいになるんですか?

正解! 底を前に向けてボードにくっ付ければ、ノートを入れたりできるポケットになるよ。

箱状のものを組み立てるより、かなり時短になりますね! アカシア集成材に土台を取り付け、先ほどのポケットを取り付けます。「木工用接着剤で仮どめしてから、電動ドリルで固定しよう。」

ユージさんの材料や作業も気になるけど、私も自分の作業を急がなきゃ!

板を当てて、焼き網が90度になるまで折り曲げます。堅い焼き網…、曲げられるでしょうか?


焼き網2枚とも曲げられました~!
あとでL字の短い方の辺を重ねて、コの字形にするようです!
さて、ユージさんの方はいかがでしょうか?


ホワイトボードシートを両面テープで貼って、今は丸棒を取り付けるところ! 丸棒はマスキングテープとかを引っ掛けるためのフックにするよ。

電動ドリルでアカシア集成材に穴を開けて、木工用接着剤を入れて丸棒をかなづちで打ち込む。

私も焼き網をタッカーで打ち付けます!

ユージさんと島袋さん、どちらからもテンポ良く作業する音が聞こえます!
おや、ユージさんはまた電動ドリルでアカシア集成材に穴を開けていますね。


この収納ボードは自立するから背面から見たときにねじが見えないようにしておきたいんだよね。だから、棚板はダボ打ちにしたよ~。

ダボ打ち、初めて知りました! その飛び出してる部分はどうするんですか?


薄刃ののこぎりで、切り落とす!


すごい! きれい!
島袋さん、またユージさんの作業に見入ってますよ! 自分の作業に戻らなくて大丈夫ですか?

慌てて作業の続きに戻った島袋さん。もう1枚の焼き網を底板に固定し、カッティングボードにも打ち付けます!


カッティングボードに丸棒をさして…。
うーん、やっぱりユージさんの作業が気になる…!

ユージさんのこだわりポイント!

島袋さんがユージさんの方を見たとき、ユージさんは背面側に土台を付けるところでした。
「背面側にも土台を付けて自立させるんだけど、ここはダボ継ぎっていうテクニックを使うよ」
とユージさん。詳しくは動画で解説してくれました!

これでOK! あとはタオルバー金具と取っ手金具を付けるだけ!

ユージさんはもう完成間近! 島袋さんはいかがでしょうか。

電動ドリルで前板(木材B)をねじどめ中! 集中して作業しています。

「できた!」とユージさん。木ダボを駆使して、見事な仕上がりです!

私も、あとはシールを貼るだけです!
島袋さん、タイムリミットが迫っていますよ…。


「できました!」と島袋さん。息子さんのニックネームや誕生日が入りました!
さっそく二人の作品を見せてもらいましょう。
【完成】見た目もおしゃれなリビング学習の収納アイテムができた!
ユージさんの「自立式リビング学習収納」
- 自立するから置き場所に困らない!
ノートもペンも片付けやすいボード収納 - ダボ継ぎを施した土台のおかげでしっかり自立する収納アイテム。ノート用のポケットやペン立て、マスキングテープなどを掛けられるフックがあるから片付けやすいのもうれしい。背面のタオルバー金具にもノート類を立てられます。
ユージさんのプチDIY作品
【展開図】
- 【用意するもの】
- アカシア集成材(幅350×高さ450×厚み15mm)1枚
- 木材A(土台用/幅40×長さ350×厚み30mm)2本
- 木材B(棚板用/幅45×長さ200×厚み18mm)1本
- ボックスA(ノート入れ用/幅195×高さ150×厚み35mm)1個
- ボックスB(ペン入れ用/幅50×奥行き50×厚み80mm)1個
- 丸棒(直径10×長さ45mm)2本
- ホワイトボードシート(黄色/幅150×長さ200mm)1枚
- 木ダボ
- ダボマーカー
- タオルバー金具
- 取っ手金具
- ねじ
- 両面テープ
- 木工用接着剤
- 電動ドリル(ドリルビット、ドライバービット)
- のこぎり
- 薄刃のこぎり
- かなづち
- えんぴつ
- 【工程】
- ①アカシア集成材に取り付けるパーツの位置にえんぴつで印を付ける。取り付けるのは、木材Aの1本、木材B、ボックスA、ボックスB、丸棒、ホワイトボードシート、裏側に木材Aのもう1本。
- ②ボックスAの端をのこぎりで切り落とす。
- ③アカシア集成材にパーツを取り付けていく。下に木材Aの1本を背面側から電動ドリルでねじどめ。ボックスAとボックスBは木工用接着剤と電動ドリルで固定。丸棒は電動ドリルで開けた穴に木工用接着剤を入れて差し込む。ホワイトボードシートは両面テープで貼る。木材Bは背面側からダボ穴を開けてねじを打ち、木工用接着剤を入れてかなづちで木ダボを打ち込んで薄刃のこぎりで落とす。
- ④背面の下にもう1本の木材Aをダボ継ぎで固定。ダボマーカーと木ダボを使う。
- ⑤背面側にタオルバー金具、上に取っ手金具をねじどめしたら完成!

ダボ打ちとダボ継ぎは見た目がきれいになるだけではなくて、ねじが表に出ないから子供が使うアイテムにぴったり。
ぜひチャレンジしてみてね!
島袋さんの「カッティングボードを使った収納バスケット」
- 横から見るとカッティングボードがかわいい!
中身を把握しやすい焼き網もGOOD - カッティングボードがバスケットの側面板に変身! 穴に通した丸棒が取っ手になり、持ち運びも手軽にできるように。テーブルの上に広げた勉強グッズをさっと入れても、収納部が焼き網だから中身が分からなくなりにくい! おしゃれで使い勝手の良い収納バスケットです。
島袋さんのプチDIY作品
【展開図】
- 【用意するもの】
- カッティングボード(幅120×高さ150×厚み9mm)2枚
- 焼き網(270mm角)2枚
- 木材A(底板用/幅45×長さ120×厚み15mm)2本
- 木材B(前板、うしろ板用/幅38×長さ270×厚み6mm)2本
- 丸棒(直径10×長さ300mm)1本
- 水性ステイン(ウォルナット)
- シール(装飾用)
- 紙やすり
- スポンジ
- タッカー
- 電動ドリル(ドライバービット)
- えんぴつ
- ねじ
- 【工程】
- ①カッティングボードと木材A、木材B、丸棒に軽く紙やすりをかける。
- ②水性ステインをスポンジに付け、①に塗る。
- ③焼き網にカッティングボードを当てて、折り曲げる位置にえんぴつで印を付ける。
- ④板など(材料外)を使って焼き網を折り曲げ、L字にする。
- ⑤L字にした焼き網をタッカーで木材Aに固定する。もう1枚の焼き網も重ねて固定。
- ⑥⑤の側面にカッティングボード1枚をはめ込み、タッカーで固定。カッティングボードの穴に丸棒を差し、もう1枚のカッティングボードの穴にも通してから焼き網とタッカーで固定。
- ⑦木材Bを焼き網の縁に付け、電動ドリルでカッティングボードにねじどめ。
- ⑧シールを貼ったら完成!

焼き網はカッティングボードに固定するので、曲げるときはなるべく直角にしましょう!

みんなはどっちが気に入ったかな?
お金や手間を掛けないプチDIYでも、暮らしやすい生活はかなう!
プチDIYでくらし快適化、ぜひチャレンジしてみてね~。


こまごまとした勉強グッズをすっきり収納できるアイテムをDIY!
- ・ポケットや棚板が付いたボード式でアイテムごとに収納できるデザインに
- ・カッティングボードや焼き網など、意外なアイテムもアイデア次第でDIYの材料に!
- ・ダボ打ちやダボ継ぎなどの技法にも挑戦してみよう
板橋区高島平2ほか
都営三田線「高島平」駅からすぐの場所にある、約8000戸のビッグコミュニティ。敷地内には複数の保育園、スーパーマーケットがあるなど共働き世帯にも暮らしやすい。1~3DKまで豊富な間取りを取りそろえており、多様なライフスタイルに合った部屋が充実しています。


くらしのカレッジ編集部は、「くらし」に関するさまざまなヒントをお届けすることを目的に、インテリア、リノベーション、DIY、子育て、イベント情報など、生活を豊かにするアイデアや日常的に楽しめるコンテンツをご紹介しています。
お使いのブラウザによってリンクが機能しない場合があります


