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つわりのピークはいつからいつまで?症状のタイプや対処方法

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「なんかおかしいな…。気持ち悪い」。胃の痛みやムカムカ、眠気、頭痛など、妊娠初期に体調の変化を実感することが多いつわりの症状。薬も服用しにくいこの時期、初めての妊娠の方や、上の子の妊娠中につわりがなかった方は、特に不安になってしまうもの。では、つわりの正体は一体なんなのでしょうか。今後どのような症状が出て、いつまで続くのでしょうか。時期や対処法など、つわりに悩むプレママに役立つ情報を紹介します。

つわりがピークを迎える時期とは?

妊娠初期に起こる胃痛などの不快な症状が「つわり」。症状の有無や発症する時期、症状の内容は人によってさまざまです。ここでは一般的なつわりの時期と症状を解説します。

●妊娠8~10週ころにピークを迎えることが多い

つわりの症状は妊娠5週ころから出ることが多いようです。つわりのメカニズムはまだ判明していませんが、妊娠初期に急激に胎盤から分泌されるhCG(ヒト絨毛性性線刺激ホルモン)が原因の一つなのではないかといわれています。

主な症状は食欲不振や吐き気、胃もたれ、胃痛、嘔吐(おうと)など。そのほかにも眠気や気持ちの落ち込み、イライラを感じる気分障害など、さまざまな症状が報告されています。始まる時期や期間、症状に個人差はありますが、厚生労働省のガイドブックによると、つわりの症状は妊娠12週ころから消失する傾向に。一般的に安定期に入る妊娠16週ころには、症状が落ち着いている場合が多いでしょう。

【出典】女性労働者の母性健康管理のために(厚生労働省 雇用均等・児童家庭局)
URL:https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/seisaku05/pdf/seisaku05a.pdf別ウィンドウで開きます
●妊娠後期につわりの症状が出ることもある

妊娠後期に起きるつわりのことを「後期つわり」といいます。妊娠後期とは妊娠28~40週ころを指し、出産予定日が近づき、お腹がますます大きくなる時期です。後期つわりは、大きくなったお腹で胃が圧迫されて吐き気や嘔吐(おうと)、胃痛などが起きるためといわれています。

つわりの種類や症状の例

原因がいまだにはっきりしておらず、一人一人で症状や強度が異なるつわり。ここでは代表的なつわりの種類と症状を分かりやすく解説していきます。

●吐きづわり

胃に強い不快感があることで吐き気や嘔吐(おうと)が引き起こされます。症状が重い場合は妊娠悪阻(にんしんおそ)と診断される場合も。その場合、吐き気が激しく嘔吐(おうと)の回数が多いため、食事や水分が取れず、栄養失調や脱水状態になる恐れがあるので外来、または入院で補液が必要となることも。また、状態が増悪したにもかかわらず、適切な措置が取られないと、肝機能障害、脳神経障害(ウエルニッケ脳症)となり、母体死亡となるリスクも出てきます。つわりの症状が重いときは早めに医療機関を受診し、医師に相談すると良いでしょう。

【出典】e-ヘルスネット(厚生労働省)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/alcohol/ya-052.html別ウィンドウで開きます
●食べづわり

空腹時に不快感が起こる食べづわり。食べ物を摂取すると症状が落ち着くことが多いのが特徴です。しかし、気持ち悪さが治まる食べ方も妊婦によって異なり、一度にたくさんの量を食べると、悪化することもあるようです。食事は少量にして、小まめに食べると良いでしょう。

●においづわり

においづわりは特定のにおいを嗅ぐと不快感が起こる症状。人によって不快に感じるにおいは異なり、ご飯が炊ける香り、特定の食べ物、冷蔵庫、トイレのにおいなどが挙げられます。においづわりの症状がある場合はマスクを着用して、においを軽減させることをおすすめします。

●よだれづわり

妊娠するとホルモンバランスの変化が影響して、唾液の量が増える傾向にあります。よだれづわりは唾液を飲み込めなくなったり、飲み込む際に不快感が出たりするのが代表的な症状。外出時に唾液が飲み込めない場合は、タオルや空のペットボトルに吐き出すと良いでしょう。

つわりの対処方法

不快な症状を少しでも軽減できるよう、ここではつわりの対策方法を紹介します。ピーク時には無理をせずに仕事を休むなど、ストレスを軽減し、心と体を大切にしましょう。

●水分補給をする

妊娠中は普段より水分が多く必要なため、脱水になる恐れがあります。妊娠中に水分がより必要となるのは、子宮へ栄養と酸素を送るために血液が増加することや、羊水に水分が必要となること、基礎代謝量が増加して汗をかくなどの理由から。体が脱水になると吐き気や嘔吐(おうと)、頭痛などの症状が悪化する傾向にあり、余計に症状が進むことがあります。普段よりも意識して、なるべく小まめに水分を摂取すると良いでしょう。

●食事を工夫する

食後や空腹時につわりの症状がある場合は、食事の回数を増やしてみましょう。1回の食事の量を減らして、食べられるときに少しずつ食べること。つわりの時期は胃の働きが弱くなっているため、食物繊維や脂肪分が少なく、消化に良いものを食べましょう。

●妊婦用抱き枕を使う

妊婦が楽な体勢で横になれるように工夫されており、抱き枕があることで楽な姿勢を維持しやすくなります。枕を活用して頭の位置を高くすると症状が楽になることも。抱き枕としてはもちろん、出産後も授乳クッションとして使える商品なども販売されています。

●マタニティーウエアを着用する

お腹があまり大きくなっていない妊娠初期でも、マタニティーウエアの着用をおすすめします。胸や腹部を締め付けないようにデザインされているため、ゆったりと着ることができ、症状が楽になる場合もあります。特に普段から圧迫感が高い下着などは、早めにマタニティーウエアに切り替えることで、快適に過ごすことができるでしょう。

UR賃貸住宅が子育て世帯におすすめの理由とは?

これから新しい家族を迎えるに当たり住み替えを考えている方には、全国各地にさまざまな物件を保有し、お得な家賃プランも用意されているUR賃貸住宅がおすすめです。

●子育て世帯向けのお得なサービスが充実している

UR賃貸住宅は、独立行政法人都市再生機構が管理する賃貸住宅です。全国各地にさまざまなタイプの物件が豊富にあり、ライフスタイルや好みに合った住まいを自由に選ぶことができます。

また「そのママ割」、「子育て割」など、子育て世帯や新婚世帯向けの家賃プランがあり、子供を扶養している、もしくは妊娠中の場合にも適用される場合があります。以下のような所得要件があるので、興味のある方は確認してみましょう。

<そのママ割>別ウィンドウで開きます
18歳未満の子供を育てている家庭を対象に通常より家賃が抑えられる制度です。妊娠中のお母さんがいる家庭も割引の対象になります。なお、3年間の定期借家契約が必要です。
<子育て割>別ウィンドウで開きます
子育て世代を支援するための制度です。新婚世帯は最長3年間、子育て世帯は最長6年間、新婚世帯から子育て世帯へ切り替えた場合に最長9年間、家賃の最大20%(所得に応じた減額となります。上限2万5000円)がサポートされます。対象は、結婚5年以内の家庭、妊娠中を含めて18歳未満の子供を育てている家庭です。子育て割には、所得制限があり、世帯の所得合計が1カ月で25.9万円以下であることが条件になります。
●子育てしやすい環境の物件がそろっている

UR賃貸住宅には、子育て世帯にうれしい、収納が豊富でゆとりある間取りの物件が多数あります。築年数が経過した物件を中心に間取りや設備の改良を進めているため、ライフスタイルに合わせてさまざまなタイプの物件から、好みの部屋を選べるのも魅力の一つ。

建物同士がゆったりした間隔で立てられているので日当たりが良く、敷地内には木々や草花が植えられ、緑豊かな公園や広場が設けられた物件が多いのも特長です。自然が身近に感じられる環境が整っています。

さらに、多くの物件は歩車分離の考えをもとに設計され、敷地内には許可を得た車しか入れないエリアが設けられているなど、安全に十分配慮されています。このほか、敷地内にスーパーや教育・保育施設が設けられていたり、隣接地に医療機関があったりするなど、便利で安心できる暮らしを提供しています。

自分の症状に合った対処法がつらさ軽減のポイント

多くの妊婦が経験するといわれている妊娠初期のつわり。毎日吐き気に悩まされたり、特定のにおいが駄目になったり…。今までにない症状に不安を覚えると同時に、お腹の赤ちゃんが心配になってしまうもの。つわりは病気じゃない! とはいえ、つらい状況をできる限り抑えるためには自分の症状をまず把握し、対策を講じることが大切です。あまり食事に神経質にならず、食べたいときに食べられるものだけを口にしたり、食事を小分けにしたり、あめやガムを携帯したりと、工夫して乗り切りましょう。

一番気を付けたいのは脱水症状や栄養失調。吐きづわりなどで食べ物や飲み物が摂取しづらい場合には、早めに医療機関を受診してください。症状は個人差が大きく、対策の効果もそれぞれ異なります。

つらいときは無理をせず、マタニティーウエアなどでリラックスできる体勢を取り、仕事や家事を休むなど、心身共にリラックスして過ごしましょう。仕事を休みづらい場合は医師に相談し、会社に母性健康管理指導事項連絡カードを提出して、対応を検討してもらうのも一つの手です。

安定期に入り落ち着いてきたら、いよいよ出産準備。新しい家族との暮らしをゆとりある住まいで始めたいという方に紹介したいのが、全国各地にあり子育てしやすい環境に恵まれた多彩な住まいがそろうUR賃貸住宅。新婚世帯や子育て中の家族にお得な家賃プランも用意されているので、住み替えを考えている方はぜひ一度チェックしてみてください。

監修/竹内 正人

記事のまとめ

きついつわりも必ず終わる。食事や衣服などを工夫してリラックス

  • ・妊娠8~10週がピーク。12週ころから消失する傾向
  • ・胃の不快感や吐き気、眠気など、症状や重さも異なる
  • ・吐きづわり、食べづわり、においづわり、よだれづわりなどが代表的
  • ・取れるタイミングで食事をして、リラックスして過ごすと良い
  • ・子育て環境に適した物件が全国各地に用意されているUR賃貸住宅は、出産などをきっかけに、住み替えなどを考える人におすすめ

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