周辺は、昭和30年代までは武蔵野の雑木林が広がる地域でしたが、1957年にUR(当時の日本住宅公団)によって新所沢団地の建設計画が発表、インフラや公共施設が整備され、急速に街が発展していきました。

現在、駅前から広がる「プラザシティ新所沢」は、平成に入ってから建て替えたものです。

駅前から団地に続く、けやき並木通りは、初夏の新緑、秋の紅葉など、四季折々に表情を変え、通りを行き交う、多くの子どもたちの姿も目にします。

洗練された街なみの新所沢エリアですが、建て替え前の、緑に囲まれ落ち着いた街の雰囲気はそのままに、進化を続けています。

けやき並木通りを歩くとすぐに、「緑町中央公園」があります。この公園は、市内でも歴史ある公園の一つで、“しんとこのオアシス”と呼ばれています。

園内には、円形の多目的広場や、コンビネーション遊具などがある冒険広場、ちびっ子広場、そして健康遊具もあり。そのほか、野外ステージや鳥舎などもあります。

雑木林の雰囲気が残る同公園。友達と元気に遊ぶ子どもたちのほか、運動不足解消に体を動かしたり、散歩を楽しんだりと、ゆっくり過ごす大人たちの姿も見られ、憩いの場として親しまれています。

また、夏祭りや、秋祭りといった地域のイベントやフリーマーケットなども開催されています。

団地自治会が“一人ぽっちをつくらない”というテーマのもと、いつでも誰でも自由に出入りでき、行けば誰かの笑顔がある・知り合いをつくれる場所として、コミュニティサロン「ぐりーんぽけっと」を開催しています。

カフェのオープン日には軽食やコーヒー、デザートなどもいただけます。

シニアから子どもまで、さまざまな年代の方々が集まり交流する地域のサロンとしてにぎわいを見せています。