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「UReshiiごはん」vol.6 冬の大定番!みんなで囲めば体も心もポカポカになるコウケンテツさんの「にぎやか餃子鍋パーティー」

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コウケンテツさん
料理研究家。大阪府出身。旬の素材を生かした簡単でヘルシーなメニューを提案。テレビや雑誌、講演会など多方面で活躍中。三人の子どものパパでもあり、自身の経験をもとに親子の食育、男性の家事・育児参加、食を通してのコミュニケーションを広げる活動に力を入れている。

料理研究家のコウケンテツさんがお届けする「UReshiiごはん」。今回のテーマは、寒くなってきたこの時期ならではの楽しみである「鍋」。みんな大好きな餃子をメインに、持ち寄りで気楽にできる「餃子鍋」パーティーを提案します。「みんなで集まって、鍋しよう!」と、UR賃貸住宅の集会所に集まりませんか? ご近所さん同士、大人も子どもも集会所に集まって、わいわい盛り上がりましょう!

※集会所でパーティーなどを開催する場合は、周りの迷惑にならないよう配慮が必要です

餃子を包むところからがパーティーの始まり

「鍋は大好きです。子ども時代、鍋率が高かったんですよね」というコウさん。今回のメインの具は、大人も子どもも大好きな、餃子。これには、コウさんの思いもあるようで…。

「実は娘が、餃子が大好きで『毎日でも食べたい』とせがまれて…。でもね、餃子を家で、一人だけで包むというのは、孤独で大変な作業なんです(笑)。それに比べて集会所に集まって、みんなで餃子を包めばそれだけでイベントになるし、盛り上がります。」

餃子のほかにも、エビや肉、野菜などいろいろと盛り込めば、それぞれ好きな具材を選べます。そのままでもおいしいですが、たれや薬味などを用意して、お好みで“味変”すれば、大満足。自由に餃子鍋を楽しみましょう!

「大きな鍋がなくても、家で使っている鍋をみんなでいくつか持ち寄って、それぞれで完成させれば良いのです。鍋ごとに味や具を変えていろいろな味を楽しむのも良いですね。」

「にぎやか餃子鍋」の材料と作り方

【材料(四~六人分)】

[餃子]
餃子の皮…40枚
むきエビ…300g
豚ひき肉…200g
<A>
・長ネギのみじん切り…1/2本分
・ショウガのすりおろし…1かけ
・ごま油、酒、しょうゆ…各大さじ2
・片栗粉…大さじ1
[鍋の具材・調味料]
水菜、青ネギ、シメジ、モヤシ、有頭エビ、春雨など…各適宜
煮干し…20g
しょうゆ、みりん…各大さじ2
塩…小さじ1
[たれ]
ショウガのみじん切り…1かけ分
しょうゆ…大さじ4
酢…大さじ2
砂糖…小さじ2
ごま油…大さじ2
[お好みの薬味・調味料]
パクチー(香菜)、長ネギのみじん切り、白すりごま、ラー油…各適宜

鍋といえば、締めも楽しみの一つ。僕は、ちゃんぽん麺のような太麺に鍋の汁のうま味をギュッと吸わせて食べるのが好き。娘は、かわいいショートパスタとかハート型のトック(うるち米でできた煮崩れない韓国の餅)を好んで入れます。みなさんも自分のベストな締めの食材を持ち寄って楽しんでみては?

【作り方】

  1. 1[鍋の具材]から、頭と内臓を取った煮干し、水5カップを鍋に入れて30分ほど置く。野菜は食べやすく切り、シメジは小房に分ける。
    たれの材料を混ぜる。(★1)
  2. 2①の鍋を中火にかけて煮立ったら、弱火にして5分ほど煮て、煮干しを取り除く。しょうゆ、みりん、塩を加えて混ぜる。
  3. 3餃子のたねを作る。むきエビは包丁の腹でつぶす。ボウルに豚ひき肉、むきエビ、〈A〉を入れて練り混ぜる。餃子の皮1枚にたね適量をのせ、皮の周囲に水を塗って半分に折って閉じ、端と端を重ねて丸く成形する。(★2)
  4. 4②の鍋を再び煮立てて、餃子、野菜、シメジ、有頭エビ、春雨を入れて5分ほど煮る。好みでたれを付け、薬味などを添えていただく。

★2ポイントアドバイス

たれを作るときは、しょうゆと砂糖、ショウガを先に合わせて混ぜておきましょう。砂糖をしっかりと溶かして、混ざりやすい状態にしてから、ごま油を加えるとなじみが良くなります。

餃子は丸く包むと特別感が。皮にたねをのせて半分に折り、ひだを付けずに水を付け閉じたら、皮の縁を立たせるようにして、端と端を写真のように引き寄せ重ねます。最後、重なったところに水を付けて外れないようにくっつけます。

コウ’s アレンジ

たれ・薬味・調味料で思い思いに味変を楽しんで!

さまざまなトッピングを用意できるのも、持ち寄り食事会の良さ。お好みのたれや薬味、調味料で、具材ごとに自由にカスタマイズすることも。

今回用意した薬味はこのラインナップ!
子どもたちも好きな、香ばしい風味を添える白すりごま(右上)と、トッピングの王道、長ネギのみじん切り(右下)。ラー油(左下)は、辛さで大人味にシフトするためにあるとうれしい調味料。刻んだパクチー(香菜)は、加えると一気にエスニック風の味わいに。
エビ+パクチー+長ネギでエスニック風に!
エビなどの魚介のうま味には、エスニック風の味変がよく合います。少し甘めの基本のたれに、独特の香りがたまらないパクチーと長ネギのみじん切りをトッピングすれば、本格的なエスニック気分が味わえますよ。
餃子+白すりごま+ラー油で中華風に!
餃子に白すりごまをたっぷりかけると、香ばしさでひと味違うおいしさに出会えます。さらに、辛さとうま味が絶妙なラー油をたらり。風味豊かで、食欲がさらにそそられること、間違いなしです。

子どもたちと一緒に餃子包みを楽しむには?

餃子は、韓国や中国では縁起の良い食べ物として、正月やお祝いの席で食べることも多いそう。
「この丸い形は、お金の形を模しているそう。包んでみると、ひだを付けるよりも意外と簡単。子どもたちもトライしやすいかもしれません。」

子どもたちも興味津々で、きっと「包みたい!」と集まってくるはず。
「粘土で遊んでいたりするので、結構上手に包めたりするんですよ。とはいえ、子どもたちはフリースタイルな包み方をしますので、誰かにホットプレートを持ってきてもらって、ゆでにくい形のものは焼いてみては? 『僕のが選ばれた!』なんて、喜ぶかもしれません。これもみんなでやるからできることです。」

今回、コウさんが訪れたのは、神奈川・センター南にあるUR賃貸住宅「港北ニュータウン メゾンふじのき台」の集会所。街のシンボル的な三角屋根の2階部分には広い集会室が。子育てサークルやヨガ教室、囲碁教室など、多くの人たちが世代を超えて活用しています。
「この集会室の三角の大きな天窓や大きな窓の外には緑や住宅が広がっていて、開放感がすごくありますし、居心地が良いですね。この広さがあれば、鍋をたくさん並べて、大人数で集まっての鍋パーティーも開催できそう。ワクワクしますね。」

UR賃貸住宅の「集会所」は気軽な集いの場

写真は「港北ニュータウン メゾンふじのき台」の集会所。2018年、開放的でバリアフリーな空間に、大規模改修。2階の広い集会室は、天窓や大きな窓に囲まれて開放感たっぷり。そのほか和室の集会室も完備。団地にお住まいの方たちの集いの場になっている。

UR賃貸住宅の集会所は、みんなが集まれる場所。「みんなでパーティーをしたい」、「何でもない日だけれど、ちょっとみんなで集まりたい」、そんな場合でも、UR賃貸住宅にお住まいの方なら、予約が空いていればいつでも利用できます。1時間当たり数百円のお得な料金設定も魅力。テーブルやいすなどのほかに、一部の集会所にはキッチンやウッドデッキなどの設備が備わっている場合もあります。(一部集会所のない団地もあります。)

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