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自然豊かな川崎市を満喫しよう!歩いて地域の魅力を見つける「虹のまちにわフェス」第3弾

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神奈川県川崎市麻生区にあるUR虹ヶ丘団地別ウィンドウで開きますで、「虹のまちにわフェス」が行われました。
川崎市の市制100周年を記念して行われているイベントで、3回目の開催。今回は、団地内だけでなく市道や公園も活用し、この地域一帯を知ることができるコンテンツが用意されていました。

散歩をしながら、地域の自然を感じよう

川崎市制100周年を記念するイベントとして開催されている「虹のまちにわフェス」。まちの魅力を再発見し、誰もが暮らしやすく住み続けられるまちづくりについて考えるきっかけとなることを目的としています。

今回は、会場を団地の外にまで拡大! 秋晴れに恵まれたこの日、足を延ばすことで地域の自然や里地里山の風景を楽しむことができるようになっていました。

その環境を大いに満喫できたのが、「虹ヶ丘・すすき野 お散歩シールラリー」。「虹のまちにわフェス」の会場である川崎市麻生区の虹ヶ丘団地中央広場や虹ヶ丘3丁目の緑道、その近くにある「nexusチャレンジパーク早野」、「虹ヶ丘こども文化センター」、横浜市青葉区の「すすき野二丁目北公園」の5カ所を巡るというもの。秋の深まりを感じさせるイチョウ並木を眺めながらの散歩は、足取りが軽くなります。

シールラリーのポイントである「nexusチャレンジパーク早野」では、イベント「第4回Hello neighbors!(ハローネイバーズ)」が同時開催。子どもたちが店員になる「子どものお祭りコーナー」やワークショップ、青空図書館を楽しむことができました。

団地に戻ってくると、川崎市多摩地区を中心に活動するアーティスト集団「TAMA VOICES」とその参加者たちが「踊る探検隊 vol.2」の準備をしていました。芸術・文化のまちとしても知られている麻生区には、音楽大学、アートセンターなどが集まっており、日ごろから親しむことができます。

「踊る探検隊 vol.2」は、“作る”と“遊ぶ”を組み合わせたパフォーマンスで、広場に広げられたテントの下、スティックの手作り楽器やオリジナルの帽子を制作していました。

時間になると完成した衣装を装着し、音楽や合図に合わせて手作り楽器を鳴らしたり踊ったりしながら、「すすき野二丁目北公園」までの緑道を進みました。楽しそうな音にそそられて、途中から列に加わった子もいました。

「踊る探検隊」がたどり着いた先に広がっていたのは、移動式遊び場「みちあそび」。人工芝の上に木材のブロックや本が置かれ、自由に遊べるようになっていました。

アウトドアチェアやテーブル、川崎市宮前区にあるパン屋「ハンスローゼン」とコーヒー豆やハンドドリップコーヒーなどを提供する「Ribot Coffee Roasters」のキッチンカーもあり、心地よい風に吹かれながらゆっくりと過ごす人たちが見られました。

虹ヶ丘団地では、2023年11月から空中配送ロボット「ソラカラ便」の実証実験を行っています。「ソラカラ便」は、アプリから商品の注文を行うと、空中配送ロボットがワイヤを伝って専用の受け取りボックスまで配達してくれるというサービスです。

このイベントから、既存ルートを分岐して、団地内の川崎市市道を越えて団地集会所まで商品が配達可能になりました。集会所の中にタッチパネル式で注文できる機械、外に受取ボックスを新設。商品の注文と受取りがより便利になりました。
2024年11月で実証実験は終了しましたが、高齢化が進む中、このサービスが今後どのような形で私たちの暮らしに生かされていくのか、楽しみですね。

URでは、ワークショップ「教えて!“ソトで○○したい”」を実施。これまでの「虹のまちにわフェス」では、この地域で暮らす人たちが、いつもは、どこで、どのように過ごしているのかや、お気に入りの場所などを調査してきました。
今回は、このエリアの魅力の一つである、緑道や公園の活用用途を知るため、屋外空間でやってみたいことを参加者から募集

集まった意見の中には「友達とおしゃべりをしたい」、「ピクニックをしたい」という人との交流に関するものや、「昆虫集めをしたい」という教育に関するもの、「ウオーキングをしたい」、「トランポリンをしたい」といった運動に関するもの、「コーヒーを飲みながら本を読みたい」、「音楽をかけてのんびりしたい」というリフレッシュに関するものなどがあり、このエリアの屋外環境が持つポテンシャルにみなさんが期待を寄せているようでした。

地元の物、事、人をもっと知ろう!

虹ヶ丘団地がある虹ヶ丘エリアと、その隣の早野エリアがある麻生区は、都心へのアクセスが良い場所でありながら、田んぼや畑が残っており農業が身近な場所でもあります。

イベントでは、麻生区産の色とりどりの農産物が販売されていました。農家の方に話を聞くと、「地元の新鮮野菜を食べてほしくて、お手ごろ価格で提供しました。ダイコン、ミカン、カキなど季節の野菜や果物を『おいしい』、『甘い』と言ってもらえるとうれしいですね」と話してくれました。

日本総合住生活株式会社(JS)のキッチンカーでは、川崎市制100周年記念の早野産のヤマモモを使用したクラフトビールを販売。ヤマモモ特有の酸味とほのかな甘みが絶妙なバランスです。

子どもたちの元気な声が聞こえたのは、「虹ヶ丘こども文化センター」による「こども店長のゲームコーナー」です。「虹ヶ丘こども文化センター」は、子どもたちが自由に利用できる施設。普段は、施設の運営を手伝っている子どものリーダーたちが、この日は「こども店長」となって輪投げとストラックアウトを企画、運営しました。

子ども店長の一人は、「このようなイベントは初めてで、ルールを教えるのが大変だったけど楽しかった」と満足気でした。

多摩生活環境事業所では、内部が見える「スケルトンごみ収集車」へのごみの積み込み実演や、分別釣りゲームを実施。ごみ収集車の仕組みを知った親子からは、「ごみが収集車に入らなくなったらどうするのですか?」といった質問が挙がっていました。
「分別釣りゲーム」に参加した子どもたちは、「まず識別マークを見る!」を合い言葉に、適切な分別を学んでいました。

また、ごみの減量化・資源化促進に関するキャラクター「かわるん」も登場し、イベントを盛り上げていました。

「昔の写真展」では虹ヶ丘団地のこれまでの歩みを見て、その歴史に思いをはせることができました。

無料配布も!お祭り気分で遊ぼう

虹ヶ丘団地の広場では、さらにたくさんのコンテンツが行われていました。

人だかりができていたのが、UR都市機構有志による焼き芋とURコミュニティによるポップコーンの無料配布。アツアツの焼き芋を、団地内のベンチに座ってほおばる参加者たちがたくさんいました。

この気持ち良い広場の芝生を体感してもらおうと、レジャーシートや簡易机の貸し出しもありました。小さな子どもが寝そべることができるので、親子でリラックスして過ごすことができます。

URによる「URふるさと応援プロジェクト」のブースもオープン。このプロジェクトは、全国の自治体と団地やURがまちづくり支援を行う地区に暮らす人々をつなぎ、地域経済の活性化と団地やまちの魅力向上を目指すというものです。前回前々回に続き、東北各地のフードや商品が取りそろえられていました。

URの有志によって行われた、体の一部にイラストを施す「お祭りメイク」も大人気! 好きなキャラクターをリクエストしている子どもたちで順番待ちになっていました。

そのほかにも、地域の方々による「古本市」、パトカーの試乗、キッチンカー、団地カフェ虹による作品展、「あさお公園スタンプラリー」、電動キックボード「LUUP」の試乗会、URリノベ住戸見学会などが行われました。

多くの地域関係者が連携し、さらに大きな規模での開催となった「虹のまちにわフェス」第3弾。川崎市や隣接する横浜市で生活をするみなさんが催しを通して改めてこの地域の魅力を知り、愛着を持って暮らすことで、地域の活動の幅やつながりがより広く、深いものになっていきそうです。

記事のまとめ

地域について楽しみながら知ることができる、虹ヶ丘団地「虹のまちにわフェス」第3弾

  • ・神奈川県川崎市麻生区にある虹ヶ丘団地や周辺地域の豊かな環境を再認識し、さらに多くの人に知ってもらうためのイベント
  • ・緑道や公園などの心地よさを感じられるコンテンツとして、「虹ヶ丘・すすき野 お散歩シールラリー」や「踊る探検隊 vol.2」、「みちあそび」などが行われた
  • ・この地域の魅力やルールを知れるコンテンツや、地元農産物の直売、早野産のヤマモモ使用したクラフトビール販売などが行われた
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