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子育てにぴったりのニュータウン小山田桜台団地って?充実した周辺環境を直撃取材!

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東京都から神奈川県に飛び出すように位置する町田市。都心や横浜からのアクセスも良好で、ベッドタウンとしても知られています。そんな町田市にあるニュータウン小山田桜台団地別ウィンドウで開きますは、子育てしやすさも魅力のUR賃貸住宅。具体的にどんな環境なのか、子育てや街づくりに関わる方々に聞きました。

子どもの遊び場がいっぱい!子育てにもってこいのニュータウン小山田桜台団地

「ゆめいく」に集まって遊ぶ子どもたち

ニュータウン小山田桜台団地は、子どもの居場所が多いUR賃貸住宅。敷地内には子ども食堂や公園が、近隣には子どもクラブと呼ばれる施設もあり、日々、多くの子どもたちがやってきます。現地を訪れ、改めて感じたのは「子どもを見守る熱意がとにかくスゴイ!」ということでした。

●小山田子どもクラブ「ゆめいく」

例えば、ニュータウン小山田桜台団地から徒歩約5分の場所に位置する小山田子どもクラブ「ゆめいく」も、楽しい遊び場の一つ。要所に木材をあしらった温かみのある建物で、子どもなら誰でも思い思いに過ごすことができます。

大きな窓を備えた「ゆめいく」の遊戯室は、明るく開放的な空間

「来られた方たちにとって、居心地の良い場所になるように心掛けています」と語るのは、館長の田中郁子さん。

田中さん「清潔、安全といった基本的なことに加え、私たちスタッフは来館したみなさんになるべく声を掛けるようにしています。何というか…“受け入れられている”という空気を感じてほしくって。楽しく遊びたいという方もいる一方、なかなかお友達ができなくて不安を抱きながら来られる方もいると思うので、声を掛けることで安心していただければと思っています。」

お話をうかがった、「ゆめいく」館長の田中さん

この「ゆめいく」は、2023年7月にオープンしたばかり。1年ほどが過ぎた今、田中さんはようやく形ができてきたように感じているのだそう。

田中さん「制限を設けることはできるだけしたくないのですが、やはりやっていくと最低限守ってほしいことも出てくるもの。遊技室以外ではものを投げない、走らないといったことですが、これを大人が勝手に決めるのではなく、子どもたちにも考えてもらうようにしています。時間はかかりますが、自分の責任で自由に遊ぶことを知ってもらいたい。“ここは自分の居場所だな”、“自分が関わってつくっていくんだな”ということを実感してほしいと思います。」

左上/遊戯室の天空ハンモック 右上/子どもたちのためのおもちゃも用意された集会室 左下/それぞれが意見を出し合う子ども委員会の様子 右下/集会室の一角を小さく区切ったオヤマダアパートメント

そんな「ゆめいく」は、子育て中の方にとってどんな魅力があるのでしょうか?

田中さん「新しい施設で、オヤマダアパートメントや天空ハンモックといったユニークな設備があるのも魅力ですが、やはり一番は必ず大人がいて見守られているということじゃないかと思います。スタッフの人数は日によって変わりますが、平日は3~4人、土曜には4~6人ほど。保育所ではないので、“私たちが責任を持って預かります”ということではないにしても、必ず大人の目があるのは安心につながっているのではないでしょうか。」

赤ちゃんやママも多く集まる乳幼児室

平日の午前中は、乳幼児向けのリトミックやトドラークラブ(幼児教室)、読み聞かせなどが行われることも多いそう。0歳~未就学の子どもと保護者のための乳幼児室は、調乳・授乳スペースを併設しています。

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●谷戸池公園冒険あそび場(はちぼう)

子育てしやすい街づくりに取り組んでいる町田市には、公園の一部に設けられた子どもたちが自分の責任で自由に遊べる“冒険あそび場”があります。ニュータウン小山田桜台団地の敷地に隣接した「谷戸池公園冒険あそび場」も、そのうちの一つ。もともとは木々がうっそうと茂る広場でしたが、2017年の開園で木漏れ日が入る遊び場所へと変わったのだそうです。

「はちぼう」の名で親しまれる「谷戸池公園冒険あそび場」

園内にある遊具は手作り感にあふれ、「ロディオエイト」、「ダーウィンの木」など、名称もユニーク。ボランティアスタッフ運営委員会の委員長を務める高山武三さんによれば、「ボランティアスタッフの男性3~4名で作っている」そうです。

上のロープをつかみ、下のロープを渡る遊具「モンキーブリッジ」

高山さん「8の字を描く通路がある冒険あそび場ということで、通称“はちぼう”とも呼ばれています。8を意識した名前も多い遊具は、近隣の方からいただいた木材などを活用して手作り。季節限定でスロープ部分を使ったウォータースライダーや落ち葉のプールなどを設けたり、月に一度の催しなども企画したりと、マンネリにならないように工夫しています。」

左上/木材を使った工作を楽しむ子どもたちも 右上/スロープを使った落ち葉のすべり台 左下/手作りの遊具「ロディオエイト」は子どもたちに大人気 右下/お花の髪飾りを作る催しも

冒険心をくすぐる遊具で遊ぶ子は多く、ときにはピクニックシートに座ってお弁当を食べる親子の姿も見られるのだとか。昔に比べて訪れる子どもは減りましたが、小学校のころから来ている中学3年生の子が顔を見せてくれることもあるそうです。「来園する子が減った理由の一つに、いろいろな施設が増えたことが挙げられますが、言い換えれば子どもの居場所が多くなったということなので、良いことだと思います」と、高山さん。

子どもたちから「むさし」の愛称で呼ばれている高山さん

「スタッフは応急手当の方法や子どもへの接し方など、公園を運営するための講習を受けています。開園時間中は3名が見守っているため、安心できるはず。“けがと弁当は自分持ち”と掲げていますが、やはりけがしないことが一番なので、気を付けながら見守るようにしています。“自分の責任で自由に遊ぶ”がモットーなので、保護者の方も子どもと一緒に自由な気持ちで遊んでもらいたいですね。」

ちりとりと木材を組み合わせたカートも、もちろんスタッフの手作り

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●みんなの子ども食堂 さくらんぼう

団地内商店街の「ほっとスペースさくらさくら」(正式名称:町田・ワーカーズまちの縁側小山田桜台 ほっとスペースさくらさくら)と、「地域交流スペースよりみち広場」(正式名称:小山田桜台・地域交流スペースよりみち広場)を拠点に活動している「みんなの子ども食堂 さくらんぼう」。代表を務める森下和海さんは、運営する目的を「一番はつながりをつくること」と語ります。

団地商店街の一角で月に4回、お弁当配布や食材配布などの活動を行う「みんなの子ども食堂 さくらんぼう」

森下さん「子どもへの食の提供という目的もありますが、子どもが困ったとき、学校や家庭以外にも“助けて”って言える大人に出会える場所が必要だと思ったんです。お弁当を渡しているうちに、だんだんその子のことが分かってくるし、その子も困っていることを話してくれるようになります。こういうつながりを持てることは、大人にとっても幸せなことだと思います。よく『子どもの声がうるさい』と苦情が出る地域もあると聞きますが、どこの〇〇君ということが分かれば、『元気で良いね』とほほ笑ましく感じられる。子ども食堂を始めてから、世代を超えた友人がたくさんできて、地域での暮らしはますます楽しくなりました。」

「みんなの子ども食堂 さくらんぼう」代表・森下さん

ボランティアの人同士のつながりも生まれるなど、今や多くの人たちをつなぐ存在となっている「みんなの子ども食堂 さくらんぼう」。活動への参加の仕方はさまざまで、調理を手伝ったり、食材を提供したり、毎回、お弁当を購入して支援してくれたりといった人もいます。森下さんが活動を始めるときに考えていた多世代交流も、今では実現できているのだとか。

おいしくて愛情たっぷりのお弁当はいつも人気

森下さん「子どもだけの場所ではなく、誰でもウェルカムというスタンスで運営しています。名称に”みんなの”と入れているのも、そうした思いからです。親御さんや地域の方も、ぜひ、ごはんを食べに来てください。私たちは地域とつながりたいと思ったときの、緩やかな接点になりたいと思っています。みなさんをお待ちしています。」

調理が行われる「ほっとスペースさくらさくら」の厨房

活動頻度は月に4回。お弁当が提供される日はスタッフが朝から集まり、昼12時までに60食分のお弁当を完成させます。調理スタートと同時に、ボランティアのみなさんが、分担された作業をスムーズにこなしていました。

彩りの良さも食欲をそそるお弁当

この日のメニューは、オクラチャーハン弁当。揚げギョーザ、ナスのみそ炒めの2品と、寄付されたゼリー飲料も付いています。配布時間の昼12時になると、団地内外から人々が集まってきます。お弁当は子どもには無料で一つ配布、大人には一つ500円で販売されており、この代金が子どもの分の支援になるのだそう。

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「元気になれるまちづくり」の研究者も認めた、子育てしやすいエリア

ニュータウン小山田桜台団地との関わりが深い、桜美林大学・野村知子教授

登場してくれた方々のお話を聞くほど、ニュータウン小山田桜台団地は子育てにぴったりと思えてきます。実際に、「団地を含む周辺エリアには魅力を感じます」と語るのは、「元気になれるまちづくり」を研究テーマとする野村知子教授。ニュータウン小山田桜台団地の近隣にある桜美林大学の教壇に立ち、「みんなの子ども食堂 さくらんぼう」の拠点となる「ほっとスペースさくらさくら」の開設にも尽力しました。

野村教授「2024年9月現在、ニュータウン小山田桜台団地は全3356人で、そのうち中学生以下は215人です。団地だけで見れば少ないのですが、周辺の旧小山田町エリアと合わせたところ、全人口は1万6434人、そのうち中学生以下は1790人。エリア全体で見れば、1万人規模というそれなりの住宅地を形成していることが分かります。」

では、このエリアは子育て世帯にとって、どのような魅力があるのでしょうか?

野村教授「まず、自然が豊かであること。『谷戸池公園冒険あそび場』の『はちぼう』や『みんなの子ども食堂 さくらんぼう』、『ゆめいく』に加え、『忠生スポーツ公園』といった、子どもが遊べる場所が、半径500mの中にぎゅっと集まっている場所はそうないでしょう。」

左/「忠生スポーツ公園」全景 右/「忠生スポーツ公園」複合遊具(町田市HPより)

また、「はちぼう」、「ゆめいく」といった遊び場があることで、子どもの非認知能力を高めやすくなるのだそう。

野村教授「ノーベル経済学賞受賞者のジェームズ・J・ヘックマン教授が行った『ペリー就学前プロジェクト』では、主体的な遊びをし、意欲、自制力、信念、社会的スキルといった非認知能力を高めた子どもは、そうでない子どもに比べて40歳時点の経済力が高いという結果が出ました。子ども時代、仲間と一緒に主体的な遊びを行うことは、人生を豊かにする投資といえるでしょう。そのような環境で暮らせることは、子育てをされる世帯にとって大きな魅力となります。」

「ほっとスペースさくらさくら」の隣にある「よりみち広場」

前述のとおり、団地内にあるコミュニティスペース、「ほっとスペースさくらさくら」の開設準備にも携わった野村教授。人々の居場所としてつくられたこのスペースが、「ニュータウン小山田桜台団地の助け合い活動に火をともした」と考えているそうです。

野村教授「『ほっとスペースさくらさくら』のオープンは2020年10月末。その隣に同じコミュニティスペースの『よりみち広場』ができたのは2022年5月のことですが、こちらは団地の中心組織の人たち、大学教員やコンサルタントの団地関係者らが協力して資金を出し合い、住民参加で設計を行っているんです。いわば、ニュータウン小山田桜台団地コミュニティの中心部的な場所。この2カ所をフル活用するのが子ども食堂の『みんなの子ども食堂 さくらんぼう』で、『ほっとスペースさくらさくら』で調理した食事を、隣接する『よりみち広場』で食べられるようにしています。この隣接した2カ所の居場所を持つことで、ニュータウン小山田桜台団地は団地再生のモデルになるといえるでしょう。」

互助の心をはぐくむ「みんなの子ども食堂 さくらんぼう」

こうした地域づくりは孤立・孤独が起こりにくく、今後、住みやすさの指標に大きく関わってくる…。野村教授はそんなふうに考えているのだとか。

野村教授「ニュータウン小山田桜台団地の場合、その核となるのが子ども食堂の『みんなの子ども食堂 さくらんぼう』です。地域の人に親切にしてもらった子どもは、きっと地域で助け合う気持ちが持てる大人に育つと思うので、こうした取り組みが広がっていくと良いですね。周辺エリアも含めて、団地が地域の温かさを発信していく基地となり、地域=家族のようなコミュニティをつくっていけたら、みんなにとって暮らしやすい場所になると思います。たくさんの子どもが育ち、良い大人となっていく。ニュータウン小山田桜台団地は、そんな可能性を秘めているのではないでしょうか。」

動線まで考えられた「ほっとスペースさくらさくら」の厨房

ちなみに、野村教授によると「ほっとスペースさくらさくら」の一番の特色は、六人前後の人が入ってもスムーズに動ける広々とした厨房だそう。

野村教授「『ほっとスペースさくらさくら』は惣菜販売がメインなので、中規模の厨房を設置しました。現在、子ども食堂でも大いに役立っているところを見ると、このサイズの厨房は今後、団地公共施設のモデル設備になる可能性がありますね。」

(野村教授プロフィール)
野村 知子
桜美林大学 健康福祉学群 教授。自分らしさを発揮でき、環境面でもサポートが受けられる「元気になれるまちづくり」をテーマに日々、研究にいそしんでいる。主な担当科目は、食と健康のコミュニティデザイン、地域福祉論、地域住環境論、地域エンパワーメント方法論。

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子どもにも、子育てする方にもおすすめ!ニュータウン小山田桜台団地で暮らしてみませんか?

広大な敷地を備えた、全487戸のニュータウン小山田桜台団地

子どもたちの居場所が充実していて、そこかしこで大人が見守ってくれるニュータウン小山田桜台団地は、桜美林大学 野村知子教授もおすすめの子育て世帯にとって暮らしやすい場所。

JR横浜線・小田急小田原線の「町田」駅からはバス29~32分徒歩1~3分、JR横浜線の「淵野辺」駅からはバス10~13分徒歩1~3分と、駅からは離れているものの、多摩モノレールの延伸計画も動き出しているのだそう。在宅勤務や自動車通勤の人ならば、駅までの距離を気にせず、緩やかなコミュニティに支えられながら暮らすことができます。

町田市自体も、子育て支援の充実ぶりでも知られている自治体。「子どもをのびのびと育てたい」と思うなら、ニュータウン小山田桜台団地での暮らしを検討してみてはいかがでしょうか?

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全国に約70万戸!4つの「ナシ」がうれしいUR賃貸住宅の魅力

UR賃貸住宅は緑豊かな住環境も特長

UR賃貸住宅の大きな特長は、礼金、仲介手数料、更新料、保証人はすべて不要ということ。この4つの「ナシ」で、引っ越しや更新にかかるお金と手間をグンと抑えることができるんです。子育て世帯を対象としたお得な家賃プランも魅力で、最長9年間、家賃の最大20%(所得に応じた減額。上限2万5000円)がサポートされる「子育て割」や、妊娠中を含め現に同居する満18歳未満の子どもを扶養する世帯は家賃が3年間限定でお得になる「そのママ割」など、プランが充実しています。

また、月々の家賃でPontaポイントがためられる「URでPonta」もうれしい制度の一つ。子育て世帯はさらにお得で、付帯ポイントが3倍になる「子育てポイント」(60カ月間)、入居後1年以降は子どもが誕生月を迎えるたびに1000ポイントがもらえる「キッズアニバーサリーサービス」という二つの特典を受けることができます。

物件の中には、ニュータウン小山田桜台団地のように商店街を備えたものも

このほか、UR賃貸住宅の魅力として見逃せないのが、充実した管理体制。入居者からの問い合わせや相談に対応する窓口を全国27カ所に設置するほか、一部を除いた各団地に管理サービス事務所を配置するなど、安心して暮らせる体制が整っています。

今回、紹介したニュータウン小山田桜台団地のように、最寄り駅が遠く、バスを利用する物件もありますが、一方で、豊かな緑に囲まれた環境で子育てできるというメリットも。スーパーや公園、教育施設などを備えた物件も多く、暮らしやすさまで考えられているのも、UR賃貸住宅の魅力の一つです。

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記事のまとめ

子育て世帯におすすめのニュータウン小山田桜台団地

  • ・豊かな緑に囲まれた広大な敷地内に商店街があり、駅から離れていても生活に困ることが少ない
  • ・子ども食堂以外にも、子どもクラブ、冒険あそび場と、大人の目のある子どもの居場所が豊富
  • ・主体的に遊べる場があることで子どもの非認知能力が高まり、人生に良い影響を及ぼす可能性がある
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