すべてのパンに国産小麦を使用

相鉄本線「鶴ケ峰」駅からバスで10分、JR横浜線「中山」駅からバスで17分。バス停「公団集会場」からすぐの西ひかりが丘団地にあるのが「pan o piedra」です。

2023年３月にオープンしたばかりのパン屋。店内は木を基調とした、ヴィンテージ感のあるおしゃれな空間です。
パンに使われている小麦は、すべて国産。パンの種類や食感によって小麦の種類や配合を変えています。

店内に入ると、香ばしい香りに包まれます。
パンは、食感に合わせて４種類。月曜日＆木曜日は「ハード」、「しっとり」、火曜日＆水曜日＆金曜日は「やわらか」、「むっちり」、そして土曜日には４種類すべてのパンが並びます。

外側パリッな「ハード」＆食べ応えがある「しっとり」

フランスパン生地を楽しめる「ハード」のパンとして、写真左から「フランスパン」、「チーズ」、「バゲット」をいただきます。

外側はパリッとしていてかみ応えがありますが、中はしっとりとした食感。店内にある溶岩石でできた窯の蓄熱効果が高いため、このように焼き上がるのだそうです。
「ハード」ではあるものの、一般的な硬めのパンよりも食べやすい印象。そのままはもちろん、パスタや肉料理と合わせるのもおすすめです。

「しっとり」のパンに使われているのは石臼ひき全粒粉生地。写真左から「しっとり食パン」、「石臼挽き餡パン」、「ソーセージパン」、「プレーンベーグル」です。

「しっとり」系に使われている小麦は、全粒粉を多めに配合した九州産の「ミナミノカオリ」に、粗びきの「ゆめちから」が配合されています。
香りの高さと、口どけの良さが特長。しっかりとした食感のため、食べ応えがあります。

定番人気の「やわらか」、特有な風味の「むっちり」

「やわらか」のパンは、手に取った瞬間からそのふんわりさが伝わります。写真左から「フレンチトースト」、「スパイシーカレーパン」、「クリームパン」、「レーズン食パン」です。

生地には水分がたくさん含まれており、しっとりとした舌触り。

「タンパク質の多い粉を探してたどり着いた、北海道産の『ゆめちから』という粉を使用しています。さらに風味を良くするために九州産の粉も独自でブレンドしました。団地にはシニア世代も多いので、定番のパンは、やわらかいものを多くしています」と話す、店長の鈴木さん。
そのこだわりの通り、癖がなく、どんな人からも愛されるような味と食感だと感じました。

最後に「むっちり」のパン。写真左から「ベーコントマトピザ」、「むっちり食パン」、「リュスティック」です。

生地には、オリーブオイルとこうじを発酵させて作った酒種酵母が入っており、むちっとした食感とこうじ独特の風味が癖になります。

たくさんの種類がありますが、そのベースにあるのは鈴木さんの「お客さんに喜んでもらいたい」という思い。選ぶ楽しさを感じてほしいことから、定番の商品に加えて季節商品なども用意されているのだそうです。

ラスク、スコーン、クラッカーなど焼き菓子系も！

「pan o piedra」は、パンだけでなくラスク、スコーンなどの焼き菓子類も用意されており、ちょっとした手土産やおやつにぴったりです。

「緑が豊かで落ち着いた団地の環境に引かれ、この場所でオープンを決めました。素材にこだわったおいしいパンを作っていれば、お客さんは足を運んでくれると思っています。これからもたくさんの人に国産小麦のおいしさを伝えられるよう、パン作りを続けていきたいです」と鈴木さんがその思いを語ってくれました。
実際、撮影日には近隣にお住まいの方だけでなく、車で遠くから立ち寄るお客さんも来店されていました。

こだわりの国産小麦で作られた４種類のパン生地を楽しめる「pan o piedra（パンオピエドラ）」にぜひ足を運んでみてくださいね！

周辺環境もチェック！

「中山」駅と「鶴ケ峰」駅の２駅３路線が利用可能！

最寄り駅の一つであるJR横浜線、横浜市営地下鉄ブルーライン「中山」駅周辺には、「ビーンズ中山」、「中山とうきゅう」といった商業施設があります。スーパーマーケット、衣料品、日用品、書店などが入っています。
もう一つの最寄り駅、相鉄本線「鶴ケ峰」駅にも八百屋、惣菜店、カフェ、レストランなどでにぎわう「鶴ヶ峰商店街」があります。さまざまな店舗から、生活スタイルや気分に合わせて選ぶことができますね。

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団地から徒歩16分の場所には、「生命の共生・自然との調和」をテーマに掲げる「よこはま動物園ズーラシア」があります。時期によってイベントなども行われているので、何度行っても楽しめそうです。
また、団地内の「西ひかりが丘商栄会」には、郵便局にクリニック、銀行ATMなどがそろっています。

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