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カップルが同棲するメリット・デメリット。確認しておきたい必要な費用と注意点

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「一緒に暮らして、相手のことをよく知りたい」、「結婚に向けて節約したい」。カップルが同棲を始めるきっかけはそれぞれですが、「大好きな彼・彼女と一緒に過ごしたい!」という気持ちは共通しているはず。お互いの考え方の共有や生活費用の明確化が、二人での暮らしをスムーズに進める鍵となります。気持ちも暮らしも無理なく、幸せな時間を育むために、同棲のために必要な費用や注意点をまとめました。

カップルが同棲するメリット・デメリット

パートナーとの暮らしに夢は膨らむばかり。しかし、いざ住み始めたら「こんなはずじゃなかった…」となる場合も?! 同棲の良い点・悪い点を確認しておきましょう。

●同棲するメリットとは

暮らしの拠点が一緒になることで、無理せずに時間を共有することができます。毎日の寝食や家事を通して、お互いの性格や生活スタイルも自然と深く理解できるようになるでしょう。気持ちのすれ違いがあったときにすぐに話し合いができることもメリットです。仕事で忙しいときなどは生活面でも精神面でも助け合うことができ、さらに絆を深めることもできます。

また、一人当たりの生活費を抑えることができるため、節約にもつながります。住まいに関しても、家賃を折半することで選択肢が広がり、利便性の高い立地の物件や広々とした物件など、幅広い条件の住まいを選ぶことができます。

●同棲するデメリットとは

プライベートな場所や時間が限られるため、一人きりの時間をつくるのが難しくなります。生活を共にすることで、あまり見せたくない自分の一面を見られてしまうこともあるかもしれません。また、同棲が長くなるとお互いのことをよく理解できる一方、マンネリ化する可能性も出てくるでしょう。心地よい暮らしを維持するためには、お互いに相手の生活スタイルや体調、精神面など、さまざまな面で気を遣う必要があります。

同棲にかかる費用の基礎知識

同棲を始めるには住まいを借りるための家賃や、二人で使うための家具や家電も必要となります。ここからは新生活にかかる費用について解説します。

●同棲することによる経済的メリット

一人暮らしよりも同棲をする方が一人当たりの生活費の支出を抑えることができます。総務省統計局「家計調査報告[家計収支編]2020年(令和2年)1世帯当たり1カ月間の収入と支出」によると、単身世帯の毎月の平均消費支出は15万506円。それに対して、二人世帯の場合、一人当たりの平均支出は14万824円です。同棲することで一人当たりの光熱費や食費を抑えられることが要因の一つといえるでしょう。また、お互いの目があることで無駄遣いをしなくなるカップルもいるようです。

【出典】総務省統計局「家計調査報告[家計収支編]2020年(令和2年)1世帯当たり1カ月間の収入と支出  第3-1表 二人以上の世帯・勤労者世帯・勤労者世帯(うち世帯主が60歳未満)・無職世帯」より
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200561&tstat=000000330001&cycle=7&year=20200&month=0&tclass1=000000330001&tclass2=000000330004&tclass3=000000330005&result_back=1&tclass4val=0

●同棲に必要な初期費用

新しく住まいを借りるためには家賃や仲介手数料はもちろん、敷金、礼金、火災保険料など、諸経費がかかります。家賃が高くなるほど、敷金や礼金、仲介手数料は高くなり、一人暮らしよりも費用は高額となることが多くなります。また、それぞれの家から引っ越しを行うため、引っ越し業者を利用する場合は費用も高くなり、不要となる家具家電の処理費用も発生します。エアコンなど特定の家電を廃棄する場合はリサイクル費用がかかることも忘れてはいけません。さらに、新生活に向けて二人用のベッドや冷蔵庫、新居のためのカーテンなど家具家電の購入費用も必要となるでしょう。

●同棲に当たって購入を検討したい家具家電
<ベッド>
二人暮らしにより収納不足になることが多いので、収納付きのベッドがおすすめです。
快適な睡眠のために、最低でもダブルサイズが良いでしょう。
<冷蔵庫>
二人分の食材が入る容量の冷蔵庫が必要となります。お互いに働いている場合は週末に買いだめするカップルも多いです。生活スタイルに合わせて慎重に選択しましょう。
<洗濯機>
一度に多くの洗濯物が入る大容量の洗濯機なら、洗濯の回数を減らせるために時短につながります。乾燥機付きのタイプも干す手間が省けるため、忙しいカップルにおすすめです。お互いの生活リズムが違う場合は、予約機能のある洗濯機が良いでしょう。
<料理器具>
鍋やフライパンなどは、一人暮らしで利用していたものでは大きさが足りなくなることもあります。事前にお互いに持っている調理器具を確認してみましょう。
<洋服棚>
備え付けのクローゼットだけでは収納量が足りない可能性があります。クローゼットの広さやお互い手持ちの洋服の量を確認し、購入を検討しましょう。衣装ケースやハンガーラックなど、衣類にはさまざまな収納方法があります。収納スペースや使い勝手を考えて選択すると良いでしょう。
<エアコン>
一人暮らしのときより部屋数が増える場合、追加で購入が必要となることもあります。また、リビングが広い場合などは、広さに応じたエアコンが必要です。
<ダイニングテーブル>
二人で食事をするために、ゆとりのある大きさのダイニングテーブルがあると便利です。

カップルが同棲するに当たって注意したい点

同棲ではお互いが心穏やかに暮らせるように、費用の負担割合や先々の方針などを事前に話し合うことが大切です。そこで同棲の際に気を付けたい注意点を見てみましょう。

●生活費の負担

どちらが生活費を多く支払うのか。いざ同棲が始まった際に生活費の負担の割合でもめることがないよう、事前にルールを決めておくと良いでしょう。負担方法は大きく分けて以下の2パターンがあります。

  • 1.毎月決まった金額を生活費としてプールする方法
  • 2.支出項目ごとに負担する担当を決めておく方法

どちらもお互いの負担金額が分かりやすく、おすすめです。

●生活費の目安

通常、同棲することで一人当たりの生活費負担は軽減されるといわれています。将来を見据えて同棲を始める場合、以下の表を参考に事前に支出項目ごとの金額を設定しておくと、計画的に貯蓄に取り組みやすいでしょう。

【二人世帯における項目別平均支出金額(月額/2020年)】

エリアによって物価などが異なるため、これよりも少ない支出に抑えられる可能性もあります。現在の支出と比較しながら、参考にしてください。

【参考】総務省統計局「家計調査報告[家計収支編]2020年(令和2年)1世帯当たり1カ月間の収入と支出  第3-1表 二人以上の世帯・勤労者世帯・勤労者世帯(うち世帯主が60歳未満)・無職世帯」より
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200561&tstat=000000330001&cycle=7&year=20200&month=0&tclass1=000000330001&tclass2=000000330004&tclass3=000000330005&result_back=1&tclass4val=0
●退去するときのことを考える

万が一、別れることになっても、引っ越しが終わるまでは同居を続けなければなりません。引っ越し費用がなければ同居が長引いてしまうので、同棲解消の場合も考えて普段から備えておくことをおすすめします。また、一緒に購入した家具家電の扱いを考慮すると同時に、購入にかかった費用を記録しておけば、どちらが何を引き取るかを決めやすいです。

●将来を見据えた同棲にする

同棲が長くなるとマンネリ化するカップルも多くなります。同棲を始める前に二人で暮らす目的を話し合い、お互いの将来に関する考えを確認しておくと良いでしょう。

UR賃貸住宅で初期費用を抑えて同棲を始めてみませんか?

ここからは、「これから同棲を始めて将来のために節約したい!」というカップルにぴったりな、UR賃貸住宅について紹介します。

●初期費用を抑えて引っ越せるUR賃貸住宅の魅力

URは自社で管理している物件のため、 仲介手数料が発生せず、交渉なしで仲介手数料の出費を抑えられます。初期費用で支払うのは、敷金や日割り家賃、日割り共益費など。基本的に返還されることのない礼金も、URであれば支払わずに済むのがうれしいポイントです。また、保証人を立てる必要がなく、保証料もかかりません。更新料も発生しないため、長く住みたい人にも適しています。

●同棲カップルが利用できるハウスシェアリング制度

URに入居できるのは原則的に単身者かファミリーのみとなっていますが、単身者同士が共同名義で一つの賃貸住宅に同居できる「ハウスシェアリング制度」というサービスを提供しています。

この制度では契約の名義人を二人にすることができるため、同棲を希望するカップルにもおすすめです。一般的な賃貸物件では、同居が禁止されている場合もありますが、UR では1Kや1DK、1LDKの居室でも二人までの同居が認められています。平均月収額がURの定める基準月収額以上であること。かつ、それぞれの契約予定者が当該申込住宅の基準月収額の1/2以上の収入があることなど、申込資格に該当していることが必要となります。

●カーシェアリングサービスでさらに充実した暮らしを

事前登録した会員間で車をシェアして使える「カーシェアリングサービス」を導入している物件もあります。1時間未満の短時間から利用可能。支払いは利用料金のみで、住んでいる団地の駐車場からいつでも自由に利用できる、財布と環境にやさしい仕組みです。サービスを通じてさまざまなライフステージの方の交通利便性が向上しています。

●ライフステージに応じたお得な家賃プランも

URには、暮らす人の条件に合わせて選べる、お得な家賃プランが用意されています。

<U35割>
3年間限定で、お得な家賃で借りられます。対象は契約者が35歳以下の世帯。学生、単身、夫婦、子育て世帯も対象です。なお配偶者以外の同居者には一定の条件があります。
※3年間の定期借家契約。契約期間満了の通知(期間満了の1年前から6カ月前までに実施)の際に、UR都市機構が再契約可能と判断する場合は、契約者に対して再契約の案内が行われます。
<URライト(定期借家)>
契約期間の満了により、契約が更新されることなく確定的に終了する契約。期間中の家賃変更がなく、3年間お得な家賃で借りられます。最初から借りる期間が決まっている人、いろいろな物件に住んでみたい人などにおすすめのプランです。更新の条件は、「U35割」と同じです。

同棲は二人の将来に向けた気持ちと費用の準備期間

一人暮らしや実家での暮らしとは、生活面でも精神面でも大きく異なるパートナーとの同棲。二人での新生活を円滑に進めるためには、各種費用の概算やメリット・デメリットを含めた相手との暮らしの想像、家事や費用分担の話し合い、新生活に必要な家具家電の準備などが事前に必要となります。何かと出費がかさむ同棲スタート時には、今後の暮らしや将来のためにも節約を心掛けたいものです。

そんなカップルの部屋探しにおすすめしたいのが、入居時の初期費用が抑えられるUR賃貸住宅。同棲カップルが利用できるハウスシェアリング制度をはじめ、さまざまな制度やサービスが用意されています。

お互いにこれまで過ごしてきた環境が異なるため、一緒に暮らすことで意見がぶつかることもあるかもしれません。しかし、相手を思いやる気持ちがあれば互いに歩み寄り、心地よい暮らしを築けるでしょう。将来を見据え、新しい住まいで二人ならではの暮らしを楽しんでください。

監修/平野 泰嗣

記事のまとめ

互いの理解が深まり、将来の資金も貯めやすい同棲生活

  • ・同棲はパートナーのことを深く理解できる一方、相手に対しての気遣いも必要となる
  • ・一人暮らしよりも生活費は節約できるが、家具や家電の買い替え、引っ越し費用など、初期費用が必要
  • ・費用負担の割合や家事分担、将来のビジョンなどを話し合っておくと良い
  • ・UR賃貸住宅なら引っ越し時の初期費用も抑えられるほか、「ハウスシェアリング制度」など、便利な制度を利用できる

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