ゆたかなくらしって? へや×アイデア
ラップは掛けなくてもOK!?料理をよりおいしくするラップ&電子レンジの使い方
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日々の食事作りを楽にしてくれる家電といえば、電子レンジ。火を使わずに食材を温めたり調理をしたりできるので便利ですよね。
今回は、料理研究家でラク家事アドバイザーとしても活躍されている島本美由紀さんに、ラップの掛け方や電子レンジの効率的な使い方についてうかがいます。
毎日使うアイテムだからこそ知りたい!
- Q.食品用ラップの掛け方、外し方にコツはありますか?
「ラップを食材が入った容器やお皿に使う際には、少し隙間を空けてふんわりと掛けるのが基本です。ぴっちりとラップを掛けて加熱してしまうと、破裂や吹きこぼれの原因にもなります。
またラップを外す際、手前から奥に向かって外して手に熱い蒸気が当たっていませんか? 奥から手前に向かって外すことで、手に蒸気が当たりにくくやけどの心配もありません。」
- Q.どんな食材にも食品用ラップを掛けた方が良いのでしょうか?
「ラップは熱を閉じ込めて食材を温めやすくしてくれますが、必ずしもすべての食材に掛ける必要はありません。
冷凍したご飯やシュウマイ、煮物などを蒸気でしっとり仕上げたいときや、ミートソースやカレーなどの飛び散りを防止したいときにラップは有効でしょう。
しかし、唐揚げや天ぷらなどの揚げ物を再加熱するときは、ラップを掛けない方が表面をカリッと仕上げることができます。食材をしっとりと仕上げたいか、カリッと仕上げたいかによって、使い分けてみてください。」
- Q.皿は電子レンジ庫内のどの位置に置いたら良いですか?
「加熱むらを防いでおいしく仕上げるための置き方もお教えします。
ターンテーブルのある電子レンジの場合、中央部よりも外側の縁に近い部分に熱が集まりやすくなっています。そのため、お皿を中央より外側に置くことで、加熱むらを防ぐことができます。
ターンテーブルのない電子レンジの場合は、熱が均一になるように設計されているため、中央に置いて大丈夫です。ちょっとしたポイントを押さえるだけでいつもより食材をおいしく温めることができます。ぜひ今回ご紹介したコツを試してみてくださいね!」
揚げ物を再加熱するときはラップを掛けずにOK。食材に合わせてラップを使い分けよう
- ・皿にラップを掛ける際は、少し隙間を空けてふんわりと掛ける。奥から手前に向かってラップを外せば、手に蒸気が当たりにくい
- ・食材をしっとりと仕上げたい場合はラップを掛ける。カリッと仕上げたい場合はラップは必要なし
- ・ターンテーブルのある電子レンジの場合、皿を中央より外側に置く
- ・URには、広々としたキッチンがある物件が充実している
今回の先生:島本 美由紀さん
料理研究家・ラク家事アドバイザー
50カ国、200回を超える海外旅行を経験。旅先で得たさまざまな感覚を生かし、手軽に作れるおいしい料理レシピや家事テクニックを提案している。実用的なアイデアが好評で、NHK「あさイチ」、日本テレビ「ZIP!」、「ヒルナンデス!」といったテレビ番組に出演するほか、レシピ本などの著書は70冊以上あり。
くらしのカレッジ編集部は、「くらし」に関するさまざまなヒントをお届けすることを目的に、インテリア、リノベーション、DIY、子育て、イベント情報など、生活を豊かにするアイデアや日常的に楽しめるコンテンツをご紹介しています。
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