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食&伝統衣装を通してインドの文化を知ろう!イベント「チャイとサリーを楽しむ午後」

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東京都江戸川区にある「葛西クリーンタウン 清新プラザ」にて、イベント「チャイとサリーを楽しむ午後」が開催されました。団地や地域に住むインド人と日本人の交流のきっかけづくりとして、URが企画。
インドでは一般的な飲み物であるチャイの作り方のレクチャーと、民族衣装のサリーの試着を行い和やかなひと時を過ごしました。

本場のチャイを学ぼう!

団地や地域に住むインド人と日本人が集まった今回の「チャイとサリーを楽しむ午後」。
会場の座席には、ヒンディー語のフレーズが書かれた紙が置かれ、それをもとに「ナマステー(こんにちは)」と参加者はあいさつをし合っていました。

お互いの自己紹介の後、早速チャイ作りのレクチャーへ。
今回の先生は、元インド大使館の職員で、インド紅茶の普及活動を行っているボスアミさん。最初に、紅茶の歴史やインドの文化、地理などについて解説してくれました。ボスアミさんによるとチャイはもともと、寝る前に男性が女性に作ってあげる飲み物だったそうです。

参加者は、レクチャーにならってチャイ作りをスタート!
最初に、水と牛乳を200mlずつ入れた手鍋にベイリーフ、シナモン、クローブ、カルダモン、ショウガといったスパイス類を加えて火にかけます。ポイントは、「スパイスの香りを逃さないこと」。そのためしっかりとふたをします。

沸騰を待つ間、各テーブルでは「インドのどこ出身?」、「おすすめの観光地は?」など、たくさんの質問が飛び交い、会話が盛り上がっていました。

沸騰したらごく弱火にして、ティースプーン2~3杯の茶葉を加え、2~3分煮出せば香り豊かなチャイが完成! 水が入っているので、見た目よりもさらっと飲むことができます
丁寧に作ったチャイを飲んだ参加者は、「スパイシーで本格的でおいしい!」、「これからはチャイを家でも楽しめそう」、「体が温まる」など、舌鼓を打ちながら感想を話し合っていました。

1枚でいろいろな着こなしができる!サリーを試着

チャイ作りを楽しんだ後は、ボスアミさんによるインドの織物文化の話を聞きながら、民族衣装であるサリーの着付けを体験! 希望者3名がサリーをまといました。

カラフルなサリーを前に「わぁ!」と感嘆の声が上がります。
チョリと呼ばれるTシャツのようなインナーの上から、1枚のサリーを巻き付けて着用。サリーの柄や色の鮮やかさ、着方は、インドの地方によって異なるのだそうで、参加者ごとに別々のものを試着し、その特徴について学びました。
「普段着ることのできないサリーを着付けてもらいうれしかったです! とても軽くて動きやすいんですね」と、試着を体験した女性は満足気な表情でした。

ほかの参加者も、額に「ビンディ」という装飾を着けインド気分を満喫。記念写真を撮り合うなど、会場は盛り上がりを見せていました。

ちょっとしたきっかけから生まれる交流

「葛西クリーンタウン 清新プラザ」がある江戸川区西葛西周辺は、インド出身者が多いエリア。そのため、インド人と日本人が会話や食、文化を楽しみ、よりお互いの理解を深めてほしいという思いから、今回のイベントが企画されました。
イベントについては、「江戸川インド人会」の会長であるチャンドラニさんが全面協力。そのおかげで参加者の興味をひき付けながら、インドについて学ぶことができる内容になりました。

「葛西クリーンタウン」では、今後も地域の方と連携して、他国の文化を知ることができたり、日本について伝えたりするイベントを検討中だそうです。こういったイベントから人と人とのつながりや、お互いを思いやる気持ちが生まれていくのですね。

  • チャンドラニさん(写真左)、ボスアミさん(写真右)
記事のまとめ

イベントでの本格的なチャイ作りやサリーの試着を通して、住民同士が楽しく交流した

  • ・チャイ作りのポイントは、「スパイスの香りを逃さないこと」。参加者からは「スパイシーで本格的でおいしい!」と好評
  • ・希望者はサリーの着付けを体験。チョリと呼ばれるインナーの上からサリーを巻き付けて着用
  • ・インド人と日本人が会話や食を楽しみながらお互いを知ってほしいという思いから、今回のイベントを実施
  • ・URでは、集会所でイベントなどを行っている
記事で紹介したURの物件はこちら

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