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毎日のお手入れが大事!切り花をより長く楽しむコツ
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置いてあるだけで、部屋を華やかに演出する花。しかし、気温が上がると、花瓶の水中に雑菌が増え、花がしおれやすくなってしまいます。
そこで今回は、フラワーアーティストの前田有紀さんに、「切り花を長持ちさせるコツ」を教えていただきました。
花を飾るために知っておきたいこと
- Q.切り花を長持ちさせるには、どうしたら良いですか?
「以前、お花の農家さんから言われて印象に残っているのが『花は人間が飲めるくらいきれいな水が好き』という言葉です。お水をきれいに保つことで、お花は長持ちします。バクテリアが繁殖しないように小まめに水を替え、清潔な状態を保ちましょう。
その際に、洗剤で花瓶の内側のぬめりを取り、茎も少し切ってあげると良いですね。
水に漬かってしまう葉っぱや、散ってしまった花びらは取り除いてください。水が濁る原因になります。」
- Q.お花を長持ちさせるためのおすすめアイテムはありますか?
「お花の扱いに慣れてきた方は、フラワーナイフを取り入れてみてはいかがでしょうか。普通のはさみで切るよりも、茎の切り口が大きくなり、バラやアジサイなど水を多く吸うお花の水揚げが良くなります。
また、お花屋さんなどに売っている栄養剤もおすすめです。」
- Q.花の手入れをしっかりすることができないのですが、どうしたら良いでしょうか?
「毎日忙しいと、お花のお手入れを忘れがちになってしまいますよね。私も家事や育児に追われ、水替えを忘れ、お花を枯らしてしまうこともあります。
そんなときは、『いいかげんが良い加減』と自分に言い聞かせ、めげずに次のお花を飾っています。みなさんも前向きな気持ちでお花を飾ってみてくださいね。」
花を長持ちさせるために、花瓶&水を清潔に保ち、茎の切り口を大きくすると◎
- ・花を長持ちさせるために、水替えを小まめにし、花瓶を洗剤で洗う。その際に、茎を少し切る。水に漬かってしまう葉っぱや、散ってしまった花びらは取り除く
- ・茎を切る際に、フラワーナイフを取り入れれば、切り口が大きくなり、水揚げが良くなる。また、市販の栄養剤もおすすめ
- ・URには花が映えるすてきな部屋がたくさんある
今回の先生:前田 有紀さん
フラワーアーティスト。
テレビ局でアナウンサーとして10年間活躍した後、2013年イギリスに留学。見習いガーデナーとしてガーデニングや植物について学び、帰国後都内のフラワーショップで修業。その後、自身のフラワーブランド「gui」を設立。現在は、イベントの装飾、ギフトブーケの制作、移動花屋の出店など、さまざまな形で花の魅力を届けている。
くらしのカレッジ編集部は、「くらし」に関するさまざまなヒントをお届けすることを目的に、インテリア、リノベーション、DIY、子育て、イベント情報など、生活を豊かにするアイデアや日常的に楽しめるコンテンツをご紹介しています。
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