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リトミックとは?子どもに受けさせるメリットと教室を選ぶポイント
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子育てをしていると一度は聞いたことのあるリトミック。保育園や児童館、習いごと教室などで多くの親子に親しまれており、赤ちゃんのときから親子で一緒に楽しめる習いごととして、子育て中の保護者から多くの支持を得ています。では、リトミックの具体的な内容とはどのようなものでしょう? 内容や効果、対象の年齢、どんな環境で習えば良いのかなど、みなさんの疑問を一挙に解決していきます。
リトミックの基礎知識
そもそもリトミックとはどんなことをするのでしょう? ここでは、年齢ごとにできる動きやリトミックの内容を見てみましょう。
●リトミックとは?
音楽を通じて体を動かすことで、子どもの表現力を育むリトミックは、スイスの作曲家であり、音楽教育家でもあったエミール・ジャック=ダルクローズにより創案された音楽教育法です。
音楽に合わせて動き、音の知覚能力を高める「リズム運動」、全身を使ってリズムを取りながら、歌などで音程を確認する「ソルフェージュ」、「リズム運動」と「ソルフェージュ」で得た体験をもとに、自由に音楽を表現する「即興演奏」の三要素で構成されています。
子どもの成長に合わせて内容が変わるので、どのようなものか確認してみましょう。
●年齢別に行われるリトミックの主な例
- ■0歳
- まだ音楽に合わせて動くことは難しいので、さまざまな音楽を聴かせ、音やリズムを感じさせてあげます。ベビーマッサージのように、親がリズムに合わせて子どもに触れてあげるようにするなど、親子のスキンシップがメインです。ベビーリトミックとも呼ばれています。
- ■1歳
- 1歳児になると徐々に大人のまねができるようになるため、先生や保護者と同じテンポで体を動かし、身ぶりを付けて歌えるようになってきます。手遊び歌のほか、マラカスやタンバリンなどの簡単な楽器を使い、音楽に合わせて演奏することもあります。
- ■2~3歳
- 2歳ころからは、言語能力や身体能力が発達し始めるため、先生の指示に合わせて即興演奏ができるようになります。自発的に表現をすることも増える時期です。ダンスや歌を一人でできるほか、友達と一緒にグループをつくって発表できるようになります。
- ■4~5歳
- 4歳ころからは体幹もしっかりし、今までできなかった動きで表現する楽しさを学ぶことができます。音階を意識しやすくなり、楽器の演奏やリズムの取り方が上手になるほか、遊具を別のものに見立てることが可能となり、想像力・表現力の幅を広げることもできます。
リトミックが子どもに与えるメリット
心と体を目いっぱい使って楽しめるリトミック。リトミックの活動に取り組むことで、子どもたちが得られる能力をここで紹介します。
●リトミックのメリット【1】集中力が身に付く
音楽の変化に合わせて体を動かす際には、集中して音を聞き分ける必要があるため、集中力を高める訓練としても有効です。
また、音のイメージを声や踊りで表現する際には、頭の中で物事を順序立てて考える「内的集中力」も身に付きます。
●リトミックのメリット【2】コミュニケーション能力や協調性が高まる
周囲に合わせて同じ動きをする場面や、同じくらいの年齢の友達とチームに分かれて発表する機会も多いリトミック。一緒に表現する楽しさを味わえる集団行動の中で、自然と社会性が身に付き、コミュニケーション能力や協調性を高めることができます。
●リトミックのメリット【3】基礎的な身体能力が身に付く
リトミックでは、幼児期から音楽のリズムに合わせて体操や手遊びを行うため、反射神経をはじめとした身体能力がアップします。実は、スキップを習得する際にも必要となるのはリズム感。リズム感を養うことで、運動センスの向上にもつながります。
リトミック教室を選ぶポイント
大手のスクールや0歳から挑戦できる教室、英語などに特化した教室など、多くの教室が存在します。選び方の視点を養い、我が子にとってベストな教室を見つけましょう。
●生の楽器を使っているか
ピアノや打楽器など、楽器の生演奏を行う教室を選択すると良いでしょう。講師が楽器を演奏することで、子どもの反応を見て音の強弱を調整することができ、子どもが即時に音に反応しやすくなります。子どものうちから生の楽器に触れられることも魅力です。
●先生や教室の雰囲気が親子に合いそうか
リトミックは親子で参加することが多いため、ストレスなく続けられる雰囲気かどうかが重要です。教室の教育方針や保護者の様子、参加人数や教室の広さなど、事前にしっかりとチェックしておくことをおすすめします。
体験教室を行っているところも多くあるので、申し込んでみると良いでしょう。
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https://www.ur-net.go.jp/chintai/college/kosodate/sub1/
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親子で楽しみながら子どもの体と心を育めるリトミック
音楽的な感性や身体能力、創造性が身に付くリトミックは、楽しみながら親子間のスキンシップが取れる習いごと。まだ自分で動けない赤ちゃんでも参加できることが、魅力の一つです。
音楽を奏でたりリズムを体で感じたりする楽しさや、教室での活動が、音楽的要素だけではなく集中力や協調性、感受性などもバランスよく育んでくれます。
リトミックの教室を選ぶ上でのポイントは、楽しめる環境かどうか。教室だけでなく、子どもの能力を培っていく上で、環境は重視すべきポイントといえるでしょう。
UR賃貸住宅なら自然豊かな環境の中、親子でのびのびとした暮らしを実現できます。子育てを楽しみたい方は、URの物件をぜひチェックしてみましょう。理想の住まいがきっと見つかるはずです。
監修/長岡 真意子
リトミックは人間形成にもプラスに働く幼児向け音楽教育
- ・リトミックとは「リズム運動」、「ソルフェージュ」、「即興演奏」の3要素からなる音楽教育法
- ・音楽的感性や身体能力のほか、集中力・協調性などといった社会性も育める
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くらしのカレッジ編集部は、「くらし」に関するさまざまなヒントをお届けすることを目的に、インテリア、リノベーション、DIY、子育て、イベント情報など、生活を豊かにするアイデアや日常的に楽しめるコンテンツをご紹介しています。
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