URくらしのカレッジ

住みたいへやの選び方

シェアハウスのメリット・デメリット。快適な暮らしのポイントは?

お使いのブラウザによってリンクが機能しない場合があります

ライフスタイルの新しい選択肢として、注目を集めているシェアハウス。欧米ではすでに一般的に広く普及していますが、「共同生活」や「人との交流」を楽しめる新しい住まいの形として、近年、日本でも認知を広げています。とはいえ、実際に目にする機会も少なく、検討する上で、どのようなことを把握すれば良いのでしょうか。ここで解説するメリット・デメリットを通して、自分に合ったシェアハウス探しの参考にしてください。

シェアハウスとは?

ほかの住民との共同生活を送るシェアハウス。住む人の人数や、そこでの暮らし方などの基本的な解説から、近年増えてきたさまざまな形態のシェアハウスを紹介します。

●シェアハウスの定義

シェアハウスとは、一つの住居の中で個室以外の共用部、リビング、キッチン、バスルーム、トイレなどを複数人でシェアして住む賃貸住宅を差します。管理会社が入居者の募集から、運営・建物の管理を行うのが一般的です。

●シェアハウスの主なタイプ
・住居の種類はさまざま
一軒家やマンション・アパートなどの共同住宅まで、ひと口にシェアハウスといってもいろいろ。その規模も、4~5人と比較的小規模なものから、数十人、100人規模の大型のものまであります。
そして、入居する人数や規模によって部屋のタイプや設備の内容も異なります。
また、シェアハウス用に新築された物件はもちろん、社宅や学生寮、古民家などをリノベーションした物件や、共用部を豪華にするなど、独自性を打ち出すシェアハウスも多くあります。
・入居資格に制限がある
特定の住民の利便性を上げるため、入居条件を絞って募集しているシェアハウスも多くあります。
例えば、女性専用の物件は、同性同士で気兼ねなく暮らせるのはもちろん、女性のニーズに合わせて、広いパウダールームや高いセキュリティーを完備していることも少なくありません。
また、シニア専用の物件もあります。介護サービスを必要としないシニアが集まり、住民同士で安否の確認や支え合うことができるとあって、注目されています。バリアフリーに配慮して、段差をなくしたり、手すりを付けたりするなどの特長があります。
・コンセプト型シェアハウス
趣味やライフスタイルなど、共通の目的や志向を持った住民同士で共同生活を送る。そのような人とのつながりをテーマにした「コンセプトシェアハウス」も注目されています。
<趣味共有型>
アウトドアやDIY、音楽など、同じ趣味を持つ人が情報を共有することで、自身の世界を深め、広げることができます。そこでは、演奏用の防音室を設けていたり、DIY用の工房や工具が用意されていたりなど、付加価値のある物件が増えています。
<生活共有型>
シングルマザーのキャリアアップや、子育ての両立の支援を目的とした物件や、前出のシニア世代のバリアフリーに配慮された物件など、同じ境遇の人が集まり、お互いに相談ができ、生活を支援し合える環境づくりを目的としています。
<国際交流型>
海外からの留学生やワーキングホリデー、仕事などで訪れた外国人も多く利用するシェアハウス。さまざまな国の人たちと共同生活を送ることで、異文化交流を楽しんだり、語学力を高めたり、海外移住の情報を得るなど、国際交流を目的としています。

シェアハウス全般に共通するメリット・デメリット

一人暮らしの良さと大人数で共同生活をする便利さの、両方を兼ね備えたシェアハウス。もちろん良いことばかりではなく、デメリットがあることも理解しましょう。

●シェアハウスのメリット
・住居費用を抑えられる
複数人で物件を共有するため、同じエリアにある周辺の相場と比べて、家賃が安くなる可能性があります。
また、敷金・礼金、仲介手数料が不要な物件も多く、引っ越しに必要な初期費用を抑えることが可能です。都心であっても、一人暮らしに比べ月々の生活費を抑えることができます。
・家具や家電が付いている
共用部には冷蔵庫や洗濯機、電子レンジといった家具家電から、鍋やフライパンなどの生活用品までそろっているケースがほとんど。自分で買いそろえる必要がありません。
また、物件によっては、個室にベッドやカーテンなどの生活必需品が最低限用意されていることも。大掛かりな引っ越しの必要がなく、退去時も荷物の処理が少なくて済むので、その費用も節約できます。
・住民同士でコミュニケーションが取れる
初めて暮らす土地であっても、シェアハウスを通じて交友関係をつくり、相談できる仲間ができることも魅力です。重い荷物を運ぶときや体調を崩したとき、万が一の災害の際など、いざというときに近くに頼れる人がいることは、精神的な安心感にもつながります。
また、住民同士、性別・年代・国籍を超えてさまざまな話をできることで、まったく知らない分野の話を聞けたり、新しい人脈を築けたりと、これまでにない発見ができることも。
●シェアハウスのデメリット
・同居者の生活リズムが合わないリスクがある
一方で、複数の人が集まる共同生活では、生活習慣や考え方も人によってさまざま。共用部の使い方には、ルールが設けられていることがほとんどですが、それでも掃除の仕方や後片付けのタイミングなど、これまでの自分の習慣や常識だと思っていたことが通用せずに、ストレスに感じることもあるでしょう。
こうしたささいなストレスの積み重ねで、人間関係に亀裂が生じてしまう場合もあります。共同生活であることを忘れず、話し合いをして解決する姿勢を持つことが重要です。
・プライバシーを確保しにくい
基本的には個室が用意されているため、一定のプライバシーは保つことができます。しかし、共用部はプライベートスペースのように自由に使うことはできません。個室以外では常に人の目があり、ほかの住民とのコミュニケーションが煩わしい人にとっては、苦痛に感じる場合があるでしょう。

小規模シェアハウスのメリット・デメリット

シェアハウスといっても、その規模によって暮らし方は大きく異なります。ここでは、比較的少数の住民で構成されているシェアハウスの、メリット・デメリットについて解説します。

●小規模シェアハウスのメリット
・シェアハウスの共用部をきれいに保ちやすい
入居者の人数が少ない場合、キッチンや洗面などの共用部を使った後に片付けをしないとすぐに分かるため、一人一人が自然ときれいに使おうとする意識や、習慣が身に付くそうです。
・静かな環境で過ごしやすい
大人数が暮らすシェアハウスに比べて、イベントやパーティーが開催される頻度は少なくなります。逆に、週末でも静かな環境で落ち着いて過ごせます。
物音や生活音が気になりやすい人は、少人数の共同生活が向いているのではないでしょうか。
●小規模シェアハウスのデメリット
・お風呂の時間がかぶりやすい
小規模のシェアハウスだと、バスルームが一つだけの場合がほとんど。そのため、就寝前や出勤前の時間帯には、使用時間が重なりがち。住民同士で譲り合いながら使うことになるので、生活リズムを調整する必要があります。
また、お風呂とトイレが一緒のユニットバスの場合や、脱衣所がすぐ隣にある間取りでは、ほかの住民が入浴中にトイレが使えなくなります。そのため、入浴時間にルールが決められ、時間に制約がある物件も多いようです。
・友達を呼びにくいことも
入居者の人数が少ないこともあり、比較的自分のプライバシーを重視する傾向にあります。そのため、住民以外の人を呼ぶことは歓迎されない場合も。来客時には事前申請のルールがあり、騒音を出さないように注意するなど、ほかの住民への配慮も必要になります。

大型シェアハウスのメリット・デメリット

大勢の住民とのイベントや集まりなど、活発な交流が特徴の大規模シェアハウス。入居者が大人数であるからこそ、発生してしまうトラブルもあるようです。

●大規模シェアハウスのメリット
・新たな出会いが多い
リビングにそれぞれが料理やお酒を持ち寄って集まったり、週末にもなるとさまざまなイベントが開催されたり、住民同士のコミュニケーションが活発。こうした交流を目的に選ぶ人も多いのが特徴です。人数が多い分、それだけ人脈が広がるので、新しい友達をつくったり、恋人ができたりすることもあるのだとか。
また、大規模物件では、友達を自由に呼べることが多いため、住民以外の人との交流もあります。
・共用スペースが広い
大勢が集まれるように、多くの物件で、共用部となるリビングやキッチンが広くつくられています。そのため、ワンルームや1Kの一人暮らしに比べて、広い空間で暮らしている感覚になります。
最近では、リビングをカフェ風やホテルのラウンジ風にするなど、個性的な物件も多いそう。リビングで会話を楽しんだり、大きなキッチンで食事をシェアしたりと、リフレッシュできる場所がたくさんあります。
●大規模シェアハウスのデメリット
・生活音が気になりやすい
共同生活で気になるのは、やはり音の問題。小規模シェアハウスでもいえることですが、階段や廊下を歩く音や、洗濯機の振動、住民同士が会話をする声など、人数が増えるため、生活音がより聞こえるようになります。
また、いろいろな人が住むため、生活リズムや習慣もばらばら。早朝から動き出す人もいれば、深夜に帰宅する人もいるので、多くの時間で生活音が発生します。週末ともなればイベントが開催されることも多く、参加しない場合は、その音が気になってしまうかもしれません。
・居住者トラブルが発生しやすい
不特定多数の人と同居する分、トラブルが起こるリスクが増えます。前出のように生活音や騒音の問題は、トラブルにつながることもしばしば。また、キッチンやバスルーム、トイレなどの共用部は、多くの人が繰り返し使用するためどうしても汚れやすくなります。

シェアハウスのメリット最大化のために事前にしておきたいこと

ここまで、さまざまなタイプのシェアハウスを解説してきました。それでは実際にシェアハウスを検討するとき、どのような観点で選ぶべきなのか。そのポイントを紹介します。

●生活ルールの確認をする

共用部の掃除は住民の当番制か、業者が行うのか。友達を招くことはできるのか。共用部を運営するための費用負担はあるかなど、まずは、基本的なルールをチェックしましょう。
それぞれのシェアハウスには独自ルールも多くあります。例えば、光熱費の節約や近隣への騒音配慮のために、お風呂の入浴や洗濯機の使用時間を決めているところも。自分が仕事で帰宅が遅くなるなど、無理なく守れるルールであるか、住む前に確かめましょう。

●下調べや内見を行う
・物件の共用部や水まわりの動線チェック
検討している物件の部屋番号が分かれば、インターネットで共用部や水まわりへの動線や距離を事前に下調べができます。
また、写真より古かったり、水まわりが汚れていないか。個室の壁の薄さや鍵は付いているか、共用部が整理整頓されているかなど、実際に見学をして確認することが大事です。
・居住者の年代や生活スタイルをチェック
住民の年齢層もチェックしたいところ。学生や20代前半の人たちが多ければ、にぎやかだけれど独りの寂しさは紛らわされます。一方、30代以降の住民が多ければ、落ち着いた雰囲気で暮らせます。
自分が求めるライフタイルと合っているか、運営会社や住民と話をして確認しましょう。
・たくさんの物件を比較検討する
水まわりを共用したり、共用部で他人と関わったりすることにストレスを感じないかは、シェアハウスに暮らす上で大きなポイントです。複数のシェアハウスを見学し、「この家のルールや雰囲気は自分に合っている」という物件を探しましょう。
もちろん、賃貸物件としての確認がおろそかになってはいけません。駅からのアクセスや、スーパーや病院などの周辺環境。遅い帰宅時に夜道を安心して歩けるかなど、基本的なチェックも忘れずに。
●自分の性格にシェアハウスは合っているか

個室があるとはいえ、他人との共同生活を送ることになるので、自分がシェアハウスに向いているか、分析しておくことも必要です。頻度に差はありますが、共用部での人との関わりは欠かせません。そのため、ある程度、人と接するのが好きな人や、他人の振る舞いを気にしない人の方が向いているといえます。
また、水まわりなどを他人と共用することに抵抗のないことや、多少の生活音を気にしないこともポイントです。
そして、さまざまなルールやマナーを守ることが最低条件。設備を利用する順番を守るなど、ほかの住民に配慮が必要になります。

他人との共同生活を送るのに慣れている人はいません。ストレスを感じづらい物件を探すとともに、「この環境に住みたい!」という一軒を見つけましょう。

UR賃貸住宅でもシェアハウスが利用可能!?

UR賃貸住宅では、ルームシェアが可能ですので、その魅力を紹介します。
(一般的にシェアハウスは各入居者が管理会社や大家と個々に賃貸借契約を結ぶものであるのに対し、ルームシェアは友達や知人と“一緒に”賃貸借契約を結び、部屋を分けながら生活する形態を指します。)

●単身者同士で同居ができる「ハウスシェアリング制度」

学生同士や友達と一緒に、団地でルームシェアしたい! そんな方におすすめなのが、親族以外の単身者同士が同居できるUR賃貸住宅の「ハウスシェアリング制度」です。契約できるのは原則2名ですが、居室数に応じて3名以上でも可能です(その場合居室数が最大人数)。

また、一般的な賃貸住宅に比べて間取りがゆったりつくられているので、みんなで一緒に使うリビングやキッチンから、プライベート空間となる個室まで、ゆとりある広さを実現できます。

>>UR賃貸住宅のハウスシェアリング制度はこちら

●コストを抑えて、お得に暮らせる

一つの物件の家賃から、共益費、光熱費までシェアできるのもポイントです。これまで手の届かなかった都心の高層マンションや、ファミリー向けの広い間取りの物件もURにはたくさんあり、無理のない家賃で暮らせる可能性もあります。
さらに、保証人不要、礼金・仲介手数料・更新料が0円と、初期費用を抑えることができるURならではのメリットも受けられます。
また、退去時には原状回復の負担区分が明確なので、その費用に充てられた敷金の残金の返却額も納得のいくもの。ある程度気軽に退去できるのもうれしいですね。

●敷地が広く、緑が豊かな住宅が多い

郊外のURには、広い敷地に建てられた物件が多いことも特長です。敷地内に公園が設置された物件もあるなど、ゆとりのあるスペースがあります。そんな豊かな空間を活用した、住民同士の交流の機会も多いのも魅力。
例えば、さまざまな世代を対象にしたワークショップや、近隣にある大学などとの地域交流など、部屋をシェアする同居人だけでなく、多世代がつながるコミュニティもあります。

>>UR賃貸住宅のお部屋はこちら

シェアハウスやルームシェアでの経済的なメリットを生かしながら、人とのつながりを広げよう

暮らしを豊かにするものとは何でしょうか。賃料や生活費の削減や快適な住環境はもちろんですが、そこには「人とのつながり」も大切な要素になるのではないでしょうか。
インターネットやSNSももちろん便利ですが、シェアハウスはリアルな場所で、人とのコミュニケーションを広げることができます。何より、これまで自分が知らなかった多様な価値観や考え方に触れることで、多くの発見を得ることができるはずです。
単身者同士で同居できるUR賃貸住宅の「ハウスシェアリング制度」を活用すれば、共同生活の一歩を踏み出せます。住民同士の交流も多い団地コミュニティの中で、人とのつながりを広げてみてはいかがでしょうか。

監修/阿部 珠恵

記事のまとめ

シェアハウスやルームシェアのメリット・デメリットを理解し、自分に合ったスタイルを

  • ・近年、注目のシェアハウスにはさまざまな種類がある。住居費用を抑えられるなどのメリットがある半面、生活ルールが制限されるなどのデメリットもある
  • ・自分に合ったシェアハウスを見つけるための、内見を通じた比較検討が重要
  • ・「ハウスシェアリング制度」があるUR賃貸住宅なら、住居費だけでなく引っ越し初期費用などのコストも抑えながら、ルームシェアライフを楽しめる

お使いのブラウザによってリンクが機能しない場合があります

あなたにおすすめの記事