ゆたかなくらしって? へや×DIY
子育てを楽しむ ユージのまるごとDIY 第3回【LDK編③~キッチンの壁面アレンジ&ワゴンを制作!~】
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ユージさんが団地の部屋でDIYする連載の第3回。今回は、いよいよLDKの仕上げ編! 「まず、タイルと収納の扉をリビングのナチュラルな雰囲気に合わせてアレンジしよう!」とユージさん。今回も原状回復DIYに欠かせない「貼ってはがせる」アイテムが登場するようです。
Before シンプルなキッチンをもっとすてきに見せたい!!
第1回と第2回で和室はナチュラルな空間に変身。向かいにあるキッチンは、白を基調にしたスペースなので、色味をプラスしてLDKのアクセントとして仕上げる予定。「食材や調理器具を収納できる棚も作ろうかな! 自由に動かせる方がいいからワゴンにしよう!」
今回使うものはこちら
【必要なもの】※写真上段左から
- ・構造用合板(針葉樹/910×12×1820mm3種類のサイズにカットして使用)
- ・ウレタンキャスター(自在タイプ/車輪径50mmを4個)
- ・カラーアングル30型(ブラック/30×30×900mmを4本)
- ・貼ってはがせる壁紙シート(ダークベージュ)
- ・アイアン取っ手
- ・貼ってはがせるタイルシール(アンティークグリーン)
- ・アルミ複合板(ブラック/300×450mm)
- ・レバー式 吸盤フック
- ・水性ウレタンニス(つや消しクリアー)
今回のDIYにかかった合計製作費用 約37500円(税別)
※キッチンの広さによって異なります。
Let’s スタート!
タイルの上からタイルシールを貼ろう
白タイルの上から貼るのは、モロッコタイル風のタイルシート。「表面がぷっくりしていて、本物のタイルみたいなの。これを下の方だけに貼っていくよ。」
タイルが汚れているとタイルシートがうまく接着しないので、貼る前にしっかりと拭き掃除。「キッチンだから、特に油汚れに注意だね。」
タイルシートは四辺ともタイルの形のままの曲線があるので、端と下はまっすぐにカットする。
「2枚目を貼るときは、1枚目と2枚目の端の目地を重ねるといいよ。」ほかの目地と同じ幅になるように意識すると、つなぎ目が分からないきれいな仕上がりに。
コーナーまで貼って隙間ができてしまったら、幅を測ってタイルシートをカット。「端まできれいに貼れた! これだけでも、ぐっとおしゃれになったね。」
キッチン収納の扉に壁紙シートを貼ろう
キッチン収納の扉は少し光沢があるアイボリー。「リビングのフローリングや板壁に合わせて、表面にざらつきがある壁紙シートを選びました。ベージュでほどよく落ち着いた雰囲気にしよう!」
まずは貼る面を拭き掃除してきれいにしておく。貼る面のサイズに合わせてシートを大きめにカットし、引き出しは前に出した状態にして側面から貼る。
「側面は引き出しをしまうと見えなくなる部分だけど、前面だけに貼ると切れ端が見えちゃうからね。」貼る前にカットする時点で、左右や下側にはみ出すくらいの余裕を持たせておこう。右端まで貼ったら、側面にも貼ってカッターでシートをカット。下も底面に貼る分を残してカットする。
「角にはカッターで切れ目を入れて、重ねて貼るときれいだよ!」
レンジフードに貼ってはがせる壁紙シートを貼ろう
レンジフードも同じ壁紙シートでアレンジ。「角に貼るのが難しいかなぁ」としばし悩んでいたユージさん。「前面だけ貼って、元のホワイトとのツートン仕様にしよう!」スイッチ部分は、貼ってからくり抜くことに。収納扉と同様に、貼る前には拭き掃除を。
スイッチ部分は、最初にスイッチより小さくくり抜いて、次に縁に沿ってカッターを入れる2段階で処理。まるで上からスイッチカバーを取り付けたような、見事な仕上がり!
キッチンワゴンを作ろう①
今回作るキッチンワゴンは、構造用合板で3段の棚板を作り、4本のアングルに固定するだけのシンプルなデザイン。棚板は3辺に側板を付けて、中段と下段は側板を上に向け、上段だけ側板を下に向けて底面が天板になるよう取り付ける。構造用合板は、1個の棚板につき、900×300mmを1枚(底板用)、70×300mmを2枚(左右の側板用)、70×876を1枚(側板用)を使用。「構造用合板は大きいから、ホームセンターで切ってもらってから持ち帰るのがよさそうだね!」
棚板を組み立てるため、まずは木工用接着剤で仮止めする。3セット分、すべて接着して乾燥するまで待機。
接着剤が乾いたら、電動ドリルドライバーでネジ止め。「板厚が12mmだから、ネジが外にはみ出さないよう気を付けてね」と真剣なユージさん。
キッチンワゴンを作ろう②
棚板3セットを床に寝かせて、アングルをネジ止めする。「今回は棚板が等間隔になるように配置したけど、好きな位置に取り付けてね。下段に背の高い調理器具を置くなら、中段はもっと上でいいかも!」
アングルの固定には、ネジの下にワッシャー(左のリング状のもの)を挟んでおく。
「アングルの溝にネジを入れるんだけど、ワッシャーを入れておくときつく締まるし、ネジ頭が溝から抜けるのも防げるからね。アングルと同じ色を使うと目立たないよ。」キッチンワゴンを作ろう③
組み立てたワゴンを底面が上になるよう返して、キャスターを取り付ける。
キャスターは端から少し離れた位置に付けるのがポイント。「車輪を動かしても、板からはみ出さない位置まで内側に引っ込めて。車輪がはみ出しちゃうと、車輪の向きによって壁にぴったり付けられなくなっちゃうからね」とユージさん。
キッチンワゴンを作ろう④
水がはねてもいいように棚板に水性ウレタンニスを塗り、上段の側板にアイアンの取っ手をネジ止めしたら完成。
After ちょっぴりモロッコ調のおしゃれキッチンが完成!
シンプルだったキッチンに色味が加わってにぎやかに! モロッコタイル風のタイルシートは上まで貼らず、吸盤を付けられるスペースを確保。プチDIYのスパイスラックや、アルミ複合板を付けて壁面収納も両立できるようにしました。
どこから見てもワクワクするキッチンに!
「かわいいキッチンになったね! キッチンワゴンもキャスターでスイスイ動くし、上にコーヒーセットを置けたりして便利でしょ? スリムだから第1回で作った板壁の前に置いてもいいと思う。これでLDKが完成~。次回は、和室の押入れを今の暮らしに合ったクローゼットに変身させるよ~。お楽しみに!」
キッチンの壁面に付いているスパイスラックは、プチDIYのコーナーで紹介中!詳しい作り方はこちら
見た目も機能も充実のすてきなキッチンに!
- ・モロッコタイル風タイルシートを貼ってアクセントになる壁面に
- ・収納扉に壁紙シートを貼って質感をプラス
- ・移動可能で、収納力のあるキッチンワゴンを製作
DIYを行っている部屋と同じ間取があるUR賃貸住宅はこちら
神奈川県横浜市神奈川区菅田町488ほか
JR横浜線「鴨居」駅 バス約8分 徒歩約1分。横浜市営地下鉄ブルーライン「片倉町」駅 バス約15分 徒歩約1分。敷地内はスーパーや郵便局、医療施設があり、保育園と小学校は物件に隣接と、利便性が高く、子育て世代も暮らしやすい環境が魅力。
また、バスで「ららぽーと横浜」や「よこはま動物園ズーラシア」にもアクセスできるエリアなので、休日のレジャーも思う存分楽しめます。
くらしのカレッジ編集部は、「くらし」に関するさまざまなヒントをお届けすることを目的に、インテリア、リノベーション、DIY、子育て、イベント情報など、生活を豊かにするアイデアや日常的に楽しめるコンテンツをご紹介しています。
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