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子育てを楽しむ ユージのまるごとDIY 第1回【LDK編①~和室を光あふれるリビングにチェンジ!~】

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ユージさんが団地の部屋でDIYする連載がスタート! 「子育てしやすい部屋」をテーマに、子どもとの楽しい暮らしを創造する喜びや、子どもと一緒にDIYをする楽しさを感じながら、【和室3部屋+キッチン】という間取りを、子育てにぴったりの空間に変えていきます。第1回は、団地DIYに欠かせない和室DIY。「まずは家族で集まる場所をつくろう!」と意気込むユージさん。その場所となるLDK(リビング・ダイニング・キッチン)を第3回にわたってつくり上げていきます。今回はベースづくり。材料は、原状回復できてビギナー向きの物をユージさんがセレクトしてくれました。

Before キッチンと和室をつなげてLDKにしたい!

腰高の窓が一つある6畳の和室。ふすまの向こうにはキッチンがあり、脇にベランダに出られる扉があります。「これだけキッチンに近い和室だったら、ひと続きの部屋にできるといいね。きっと家族で過ごす時間が楽しくなるよ。つながった空間に見えるように、ふすまは外しちゃおう!」とユージさん。畳敷きの床から作業開始!

今回使うものはこちら

【必要なもの】※写真上段左から

  • ・はがせるシート Nu Wallpaper/壁紙屋本舗
  • ・置くだけフローリング(キャラメルオーク色)/SMART RE:HOME
  • ・つまさきやわらかガード 痛クナイゾ/カーボーイ
  • ・水性オイルステイン(チーク)/和信ペイント
  • ・丸棒固定金具
  • ・つまさきやわらかガード 痛クナイゾ コーナースロープ用/カーボーイ
  • ・ディアウォール 受け金具/若井産業
  • ・ズレない 安心 滑り止めテープ カーペット マット用/サンコー
  • ・ディアウォールS(ブラウン)/若井産業

今回のDIYにかかった合計製作費用 約70000~90000円(税別)

※部屋の広さによって異なります。

Let’s スタート!

  • step1

    パーテーション用の木材をペイントしよう

    ふすまがあった場所にパーテーションを設置するため、先に木材に水性オイルステインを塗って乾燥させておく。今回は、柱用に2×4材を2本、棚板用に2×4材を6本、1×4材を2本、板壁用に板材を6枚用意した。

    「オイルステインは塗ったあとに、ウエスですり込んでね」。木目がきれいに浮かびあがって、味わいたっぷりの表情に。

  • step2

    フローリングシートを敷く下準備をしよう

    オイルステインを乾燥させている間に、フローリングの作業へ。今回使うフローリングシートは、接着の必要がない置くだけのタイプ。固くてフラットな下地を作るため、ベニヤ板を敷き詰める。「ベニヤ板はホームセンターで切ってもらうのがおすすめ。部屋のサイズを測って、枚数とカットする分を計算しておくとスムーズに切ってもらえるよ」

    ベニヤ板が動かないように、境目に布テープを貼る。「布テープにしわが寄ると、フローリングシートが浮くから慎重に!」

  • step3

    フローリングシートを敷き詰めよう

    フローリングシートをベニヤの上に置いていく。端をきっちり合わせるのがポイント。「裏側にすべり止めが付いているから、ずれにくいのがいいね」。

    反対の壁際まで来たら、フローリングシートをカットしてサイズを合わせる。「定規で測ったりしなくても、空いたスペースの下にフローリングシートを置いてカッターで切れば簡単。もう1枚のフローリングシートを定規代わりにして、まっすぐ切ってね」。敷居の上までシートを置いたら、最後は幅も同様に切って調整する。

  • step4

    段差をなくして安全度アップしよう!

    「キッチンとの境の段差を何とかしよう!」とユージさん。「つまさきやわらかガード 痛クナイゾ」に滑り止めテープを貼ってから置き、段差をなだらかにする。敷居の上にもフローリングシートを置いたため、合計の高さは約20mmに。「痛クナイゾ」は合ったサイズの物を用意する。

    「痛クナイゾ」も端から置いていくだけ。コーナースロープ用も同じように置く。

  • step5

    柱用器具を使って柱を立てよう

    柱用の2×4材にディアウォールをはめる。「これは上用と下用の1セットになっていて、バネ入りのほうが上。はめる前にかならずチェック!」

    柱の1本は壁際に、もう1本は壁から約150cmの位置に設置。2×4材を天井側からはめたら、垂直になっているか確認しよう。

  • step6

    パーテーションを完成させよう

    左右の柱に棚板を取り付けたい位置の印をつけて、ディアウォールの受け金具を固定する。
    「しっかりとした強度も重すぎない見た目もほしくて、棚板には2×4材と1×4材の両方を使ってみたよ」

    キッチン側の下半分にネジで板材を固定する。板と板のすき間が空かないよう、きっちり詰めてネジどめしよう。

    元和室側の棚板に丸棒を取り付けて、絵本や雑誌を置いたときのストッパーに。「表紙を見せて収納できるから、好きな絵本をインテリアの一部にもできていいでしょ?」

  • step7

    黒板風壁紙を貼ろう

    広い壁面に、はがせる黒板風壁紙を貼る。上を長押(なげし)の下に合わせて、はくり紙をはがしながらゆっくり貼っていく。「とにかく、空気が入らないようにするのがポイント! スクレーパーで中心から外側に向かって空気を追い出すようにしてみて」。

    もし、すき間ができてしまったら余った壁紙を細く切って埋めればOK!

After ひろびろ明るいLDKが完成!

和室が洋風のLDKに変わりました! 床をキッチンと近い色のフローリングにしたことで一つの空間に見え、便利グッズで和室とキッチンの境もスムーズに。柱を立てて作ったパーテーションは上半分に抜けがあるので光を遮らず、収納もできちゃう優れものです。黒板風壁紙には、さっそくユージさんがイラストを。シンプルだった壁面にアクセントが加わりました。

子どもと遊べるLDKになった!

「イメージ通りにできた! フローリングにしたから、キッチンと一体感が出てさらに広く感じるね。木の色が増えたのも、リラックスできていいなぁ。床に座ってカードゲームをしたり、黒板に自由に絵を描いたり、家族との過ごし方が自然と思い浮かぶLDKになったと思います! 次回は、このLDKをさらに進化させちゃうよ~。おたのしみに!」

子育てを楽しむ ユージのまるごとDIY
記事のまとめ

簡単に設置できるアイテムで開放的なLDKを実現!

  • ・畳の上にフローリングシートを敷いて洋室に
  • ・ふすまを外して板壁風パーテーションにチェンジ
  • ・黒板風壁紙を使った子どもの落書きコーナーが出現!
記事で紹介したURの物件はこちら

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