これからのくらしを考える ひと×コミュニティ
ポンタも特別参加!住民の元気をサポートする「いきいき健康体操」。生活支援アドバイザーが支える団地
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神奈川県相模原市にある相模台団地。ここにはグランドゴルフ、園芸、コミュニティサロンなど、さまざまな活動に積極的に参加し、明るく暮らしている住民がたくさんいます。そんな住民のみなさんが、いつまでも元気に住み続けられるように手助けする取り組みの一つとして、「いきいき健康体操」が行われました。このイベントの様子を紹介します。
健康体操を教えてくれるのは、地元プロサッカークラブの指導者
今回のイベントは、住民のみなさんにいつまでも元気でいてほしいとの思いから、URが企画したもの。 「いきいき健康体操」の講師は、地元のプロサッカークラブ「SC相模原」で選手育成部門を統括している責任者・アカデミーダイレクターで、同チームのU-15監督でもある冨田裕一郎さんです。「体操は続けることが大切なので、ここで覚えてもらって、生活の中に取り入れてもらえると良いですね」と、呼吸の合わせ方などを丁寧に指導。ストレッチ、リズム体操、バランス運動、転倒予防のほか、脳トレやバランスチェックなどもあり、充実した内容でした。
参加したみなさんは、「手と足の動きが逆になっちゃう。難しいわ~」と言いながらも、笑顔で体を動かしていました。聞いてみると、「先生と一緒に、みんなで体を動かすのが楽しい」のだそうです。冨田さんは、休み時間には住民のみなさんと健康について話すなど、気さくにコミュニケーション。そういった交流に温かさを感じました。
意外にも動きが軽やかなポンタが活躍!
住民を支える、生活支援アドバイザーの存在
健康体操の最中、「無理しないでね。椅子で支えながらやってね」など、細やかな目配りでサポートする女性がいました。この方は、生活支援アドバイザーの林めぐみさん。URでは、団地を地域の人々の連携や協力の拠点とする「地域医療福祉拠点化」に取り組んでいる団地を中心に、高齢者の暮らしを支える生活支援アドバイザーを配置しているのです。
林さんは、この職に就いて7年になるそうですが、日々の相談ごとの対応や、週に一度見守り電話「あんしんコール」のほか、折り紙教室を企画し講師を務めたり、老人会のイベントでピアノの伴奏をしたりと、相模台団地のみなさんにとっては、なくてはならない存在です。
「ご高齢になると、5階の部屋から階段を上り下りして外出するのが負担、浴槽が深くてまたぐのが大変といった理由で、団地内の低層階への移転や、お風呂のリフォームを希望される方もいらっしゃるんです。ここを最後の家にしたいと考えている方も多いので、いつまでも住み続けてもらえるように地域と連携しながらきめ細やかなサポートをしていきたいですね」と林さん。
住民のみなさんの外出機会を増やすきっかけとなるイベントや活動が定期的に実施されていることに加えて、いつも見守り、気軽に相談にのってくれる、林さんのような人がいるなんて、ここなら安心して生活を送れそうですね。
URで叶えられるあたらしいくらし方
相模台団地では、健康を支えるイベントを定期的に実施&生活支援アドバイザーもいる
- ・イベントは、住民のみなさんにいつまでも元気でいてほしいとURが企画。講師は、地元のプロサッカークラブ「SC相模原」の指導者の冨田裕一郎さん
- ・URには、毎月の家賃の支払いでPontaポイントがたまるサービス「URでPonta」がある
- ・団地を地域の人々の連携や協力の拠点とする「地域医療福祉拠点化」に取り組んでいる団地を中心に、高齢者の暮らしを支える生活支援アドバイザーがいる
神奈川県相模原市南区相模台団地
小田急小田原線「小田急相模原」駅から徒歩約15分。またはバスで約5分、バス停から徒歩約1分。
団地内に、デイサービス施設や認可保育園などを誘致し、子育て世代からシニア世代までが住みやすい環境。緑が多く、団地そのものが大きな公園のようで、季節の変化を楽しみながら、散歩やウオーキングをするのにぴったり。
くらしのカレッジ編集部は、「くらし」に関するさまざまなヒントをお届けすることを目的に、インテリア、リノベーション、DIY、子育て、イベント情報など、生活を豊かにするアイデアや日常的に楽しめるコンテンツをご紹介しています。
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