URくらしのカレッジ

住みたいまちの選び方

のびのび、すくすく。保育園の理想形を団地でみ~つけた!

神奈川県相模原市にある相模台団地の中心部に、ミクストコミュニティ推進の一環として一昨年オープンした「あおいそら保育園」。ここでは、子どもたちがよく食べ、よく遊び、よく寝て、すくすくと元気に育っています。団地内にある保育園の特徴を子どもたちの生活から見てみました。

よく食べてよく遊ぶ。人間の土台を育てる保育

「これ、おいしいよ!」と、ししゃもを頭からがぶり。木のぬくもりが感じられる部屋で、子どもたちは木の椅子に座って、野菜たっぷりのおかずや具だくさんのスープをもりもり食べています。「あおいそら保育園」の昼ごはんは、野菜がたっぷり入った手作りの自然食なのです。使っている食器にもこだわり、越前焼も取り入れ、使うものは何でもすべて本物。本物を使うことで、器を大事に使うことや感性を育てることにつながっていくそうです。
3歳児の昼食場所となっている2階の広々としたホールは、遊び場にもお昼寝場にもなる場所。毎朝、ひのきの床をぞうきんがけするのが子どもたちの日課なのだそうです。また、子どもたちは1年中、はだしで過ごし、園庭には大人の背丈ほどの泥の山が出来上がっていました。どろんこ遊びは、子どもたちの大好きな遊びのひとつとのこと。ここで実践されるのは、食べる、遊ぶ、寝るを大切にした、人間の土台を育てる保育。だから、子どもたちは笑顔いっぱいでたくましい!

子どもたちを温かく見守ってくれる団地コミュニティ

団地の中にある保育園の良さって何でしょう? この問いに答えてくれたのは、保育士のお二人。3歳児担当の髙子智恵莉さんと0歳児担当の豊永由紀さんです。

「最近、保育施設に関しては、子どもの声がうるさいなどの理由で、近隣の方から苦情をいただくこともありますよね。でも、相模台団地のみなさんは好意的で、散歩などで会うと、かわいいわねと笑顔であいさつしてくださいます。」(髙子さん)

「子どもは楽しくなってテンションが上がると、声も大きくなりがちですが、そんなときも温かく見守っていただいています。」(豊永さん)

団地住民の優しさが保育園にとって何よりありがたいと、お二人。お隣はデイサービス施設で、そのリビングからは園庭で子どもたちが遊ぶ姿が見えるよう設計されています。「子どもたちを見ているだけで元気がもらえる」と、高齢者のみなさんからも好評なのだそうです。

団地全体が大きな公園!? 散歩ものびのびできます

相模台団地は緑が豊かでまるで大きな公園のよう。保育園にとっても理想的な環境ですね。

「そうなんです。団地内に遊具のある公園がいくつもあり、小さい子どもの散歩コースにぴったり。うちの園では子どもの自主性を大切にしているので、引率するというより、子どもたちが行く場所を選択して主体的に散歩をしています。安全にお散歩ができるのは、道路を通らずに団地のプロムナードや公園に行ける、団地という環境の中にいるからでしょう。自然も豊かで、季節ごとの花や果実に触れ合えるのもいいですね。」(豊永さん)

また、団地の広場を外遊びに利用できるのも、子どもたちの運動環境として最高なのだそう。

「園庭でもどろんこ遊びや水遊びができるようになっているのですが、園庭の門を開くと団地の広場につながるという環境なので、まるで園庭の延長のように利用させてもらうこともあります。そこでは、思いっきり走り回れるので子どもたちは大喜びです。」(髙子さん)

団地という環境が子どもをのびのび育て、お住まいの方は子どもたちから元気をもらう。団地にある保育園というのは、ミクストコミュニティの理想形のひとつなのかもしれませんね。

相模台(UR賃貸住宅)

相模原市南区相模台団地
団地内に、デイサービス施設や認可保育園などを誘致し、子育て世代から高齢者まで、住みやすい環境。団地そのものが大きな公園のようで、季節の変化を楽しみながら、散歩やウオーキングをするのにぴったり。

あおいそら保育園

相模原市南区相模台団地5-8
相模台団地内にある認可保育園。「食べる」「寝る」「遊ぶ」を育て人間の土台を築きます。
HP:http://kiunkai.ciao.jp/

あなたにおすすめの記事