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日々の喜びは食卓から…おうちごはんが楽しくなるテーブルコーディネート

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毎日料理をしていると、かわり映えのしない食卓にマンネリ感を覚えることがあります。でも、ちょっとした工夫を加えるだけで、定番のメニューも楽しく華やかに演出できるもの。家族の大切なコミュニケーションの場でもある食卓を、心弾む空間にしたいものですね。今回、All About「家事」ガイドでインテリア&フードスタイリストとして活躍する江口恵子さんに、プチプラで叶う夏の食卓のコーディネート法を教えていただきました。今日からできるアイデアの数々、ぜひ参考にしてください。

今も昔も変わらない、家族団らんの場所

家族で食卓を囲むシーンの原点と言えば、今は懐かしい“ちゃぶ台”でしょうか。今はダイニングテーブルに取って代わられていますが、同じ場所で食事を共にするという団らんの風景は、本質的には変わっていないのかもしれません。

「昭和30年代ころからでしょうか。当時最先端だった団地の、板張りのダイニングキッチンにテーブルが置かれるようになりました。現代のLDKでも、テーブルを置くスタイルは変わりませんが、オープンなキッチンが主流になることで、より“食”が暮らしの中心に進出してきた感じがありますね」と江口さん。「わが家もオープンスタイルのLDKですが、子どもたちは自分から興味をもって料理の手伝いをしています。」

「家族が一緒にごはんを食べることを通じて、親から子へ多くのことが自然に伝わっていくのでは?」と江口さん。「旬や栄養のことを教えるのはもちろん、おいしそうに見えるにはどう盛り付けたら良いかな?と本人に考えさせたり。食事のマナーや相手への気遣いも、毎日の食卓で身に付いていきますよね」。食事で体をつくり、コミュニケーションで心に栄養を与える。そんな大切な団らんの場が、今も昔も変わらず息づいているのですね。

プチプラでできる、楽しい夏の食卓をつくるポイント三つ

では、日々の食卓をより楽しくするためにはどのようにしたら良いのでしょうか。「ちょっとしたコーディネートで食卓の雰囲気はぐんと良くなります。今は、100均やお手ごろな雑貨店でも、テーブルグッズが充実しているんですよ」と江口さん。簡単にできるテーブルコーディネートのポイントを紹介します。

【ポイント1】ランチョンマットと箸置きでこなれ感を
まず、そろえてほしいのがランチョンマット。「額縁の役割をしてくれるので、食卓がぐっと引き締まりますよ」と江口さん。「樹脂製の物なら、汚れても水拭きできるのでハードルは低いはず(笑)」。夏らしく爽やかな色の物を選ぶと良いでしょう。
また値段が安い分、いろいろ試せて楽しいのは箸置き。「箸置きは、季節感にあふれたユニークな物が多くて、選ぶのも楽しいですよ」。写真はえんどう豆の箸置き。ガラス製で涼しげなのも良いですね。
【ポイント2】季節感がある素材を使う
食卓を彩る花も、真夏はあえてお休みして、グリーンだけにするのも一つの手。写真のように、水差しにざっくり生ければ涼を演出してくれます。「夏のテーブルリネンは、麻が断然おすすめ。しわが気になる素材ですが、干すときにパン!と伸ばせば大丈夫。洗いざらし感も味わいになりますよ」。
【ポイント3】高低差を出して、立体的なコーディネートを

お気に入りの食器なのに、なんだかおしゃれに見えない…。「そんなときは写真のように食器に高低差を付けると、食卓にメリハリが出ます。ちなみに、藍染めの磁器もすてきですよ」と江口さん。ガラスと和食器は、とても相性の良い組み合わせなのだとか。藍と白の凛とした雰囲気が、体感温度を下げてくれそうです。

ほんのひと手間&プチプラグッズで、食卓がぐんと楽しくなるアイデアの数々。今年の夏、ぜひチャレンジしてみましょう。

賃貸住宅でつくる、心地良く団らんできる暮らし

すてきなテーブルコーディネートができるようになったら、次は部屋全体もグレードアップしたくなりますよね。
賃貸住宅でも、家族が心地良く団らんできる部屋があるって、知っていましたか?

現代のライフスタイルを意識した間取りで、単身者や子育て世帯など、さまざまな人が満足できる間取りや内装がそろうUR賃貸住宅。無印良品やイケアなど人気のブランドとの共同企画ですてきにリノベーションした部屋や、自分でDIYできる部屋などもあります。

記事のまとめ

プチプラ雑貨使い&簡単なポイントを知れば、食卓はより楽しくコーディネートできる

  • ・テーブルコーディネートのポイントは、「ランチョンマットと箸置きなど小物を利用」、「季節感のある素材を使う」、「立体的なコーディネートを意識」
  • ・UR賃貸住宅には、単身者から子育て世代など、さまざまな人が満足できる間取りや内装がそろっている

今回の先生:All About「家事」ガイド/江口 恵子さん

インテリア&フードスタイリスト。女性誌をはじめ、広告、Webなどでインテリアから料理まで、暮らしまわりのスタイリングと提案を行う。ケータリング、予約制カフェ・レストラン、料理教室を柱とした“ナチュラルフードクッキング”を主宰し、幅広く活躍中。

江口 恵子さん 写真

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