ゆたかなくらしって? ひと×自然
入るだけできれいになれる!美容&健康にうれしい温泉はどこ?

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疲労、冷え性、肩こりなど、さまざまな症状を改善する効能があるといわれている温泉。その中でも、美肌・美人になれる湯を日々研究しているのが、温泉ビューティ研究家・石井宏子さんです。今回は石井さんに、とっておきの温泉を紹介していただきます。
自然の力で美肌に!
- Q.ズバリ、美容に効果的な温泉はどこですか?
「日本でも指折りの硫黄濃度で有名な、群馬県の万座温泉です。硫黄が濃い温泉は、血行を促進してくれる効果があるので、血液の巡りが良くなって代謝が上がるのです。
万座温泉の宿は、それぞれが違った硫黄泉の源泉を持っています。ミルクみたいに真っ白でトロトロだったり、キリッとすっきりしている酸性の温泉など、宿によって感触が違います。他にも、目が覚めるような緑色をした湯もあり、湯巡りが楽しい場所です。」
- Q.美容に加えて、景色も楽しめる場所はありますか?
「秋田県の乳頭温泉郷をご紹介します。日本のみならず、今や世界中からゲストが来る人気の温泉地で、山の中にある秘湯です。
宿は7軒あるのですが、ここもそれぞれ違う源泉を持っています。お湯の色も、白、赤、透明などさまざまなのが魅力です。また、7軒中4軒が万座温泉と同じく、硫黄を含む温泉です。露天風呂も多いので、冬は雪を眺めながらお湯に浸かるのもいいですよ。
先ほど紹介した万座温泉は標高1800メートル近く、乳頭温泉郷も標高1000メートル近くに位置しています。標高が高い場所は平地に比べて気圧が低いので、温泉に入ることで得られる効果が平地よりも高くなります。代謝を上げるには山の温泉を狙うのもポイントですよ。」


硫黄の含有量が多い温泉は、血液の巡りが良くなり、代謝が上がる!
- ・群馬県の万座温泉は、日本屈指の硫黄濃度で血行を促進&宿ごとに違う湯の肌触りが楽しい
- ・秋田県の乳頭温泉郷は、雪を眺めながら露天風呂に入れてリフレッシュできる!湯の色も、白、赤、透明とさまざまな点も魅力
今回の先生:石井 宏子さん
温泉ビューティ研究家・トラベルジャーナリスト。
年間200日ほど日本・世界を旅し、雑誌、テレビ、ラジオ、ウェブサイトなどで活躍。ドイツで「気候療法士」の資格を取得し、心も体もきれいになる新しい旅、“ビューティツーリズム”を提唱。温泉地や温泉宿のブランディングや企画もサポート。


くらしのカレッジ編集部は、「くらし」に関するさまざまなヒントをお届けすることを目的に、インテリア、リノベーション、DIY、子育て、イベント情報など、生活を豊かにするアイデアや日常的に楽しめるコンテンツをご紹介しています。
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