これからのくらしを考える ひと×団地
夢は、大好きな高島平が「住みたい街ランキング」に入ること!?
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東京都板橋区高島平。ここに、高島平の魅力を発信している女性2人のボランティアユニットがいます。それが、塚原さん(写真右)と高橋さん(写真左)による「高島平観光協会(仮)」。どんな活動をされているのか、高島平のおすすめスポットを巡りながら、お話をうかがいました。
「高島平観光協会(仮)」って何をするユニット?
塚原さんと高橋さんは、ツイッターで高島平のことをつぶやいていたのをきっかけに知り合い、お互いに団地好きとわかって急接近。本業とは別に、ライフワークとして、「高島平観光協会(仮)」を始めたのだそうです。
- 塚原
- 私たち、高島平のことが大好きで、自分たちの世代が暮らしていて楽しい!とずっと思える街にしたくて活動を始めました。「高島平って楽しいよ」「いいところだから、高島平に住もうよ!」って宣伝したい気持ちもあって。
- 高橋
- (仮)をつけたのは、行政がやっている正式なものと間違えられないように(笑)。
やっていることも流動的なので、その意味でも(仮)です。
- 塚原
- 初めて行った企画は、「高島平団地40周年記念イベント」でした。座談会、トークイベント、団地ツアーなどをしたのですが、すごく盛況だったんですよ。高島平に来てもらえば、「住んでみたい!」と思ってもらえるという発見もありました。
- 高橋
- URさんに協力してもらって、高島平団地にあるお山の公園で「手持ち花火大会」をしたこともあります。
- 塚原
- 映画のロケ誘致なども行っていて、『みなさん、さようなら』という映画では、パンフレットに高島平団地の写真を使ってもらえました。住んでいるところがメディアに露出するって、住民としては誇らしい気持ちになれますよね。住民にも客観的な視点で、自分の街の魅力に気がついてもらえるといいなと思うんです。
遊び場がいっぱいの高島平は、理想的な子育て環境
子ども時代は高島平で楽しく過ごしたお二人。高島平は子どもにとって幸せな場所のよう。
- 塚原
- 高島平団地にあるお山の公園には、学校が終わった子どもたちが集まってきて、暗くなるまで遊んでいます。その様子は私が子どものころと全然変わらないんです。団地内では、車を気にしないで思いっきり遊べるのもいいですよね。
- 高橋
- 高島通りに沿って続くグリーンベルト(緑地帯)ではザリガニ捕りをしている子もいますし、緑が多くて散歩にもいいところです。近くには「板橋区立こども動物園高島平分園」もあって、いつでも動物と触れ合えるんですよ。
- 塚原
- 清掃工場の余熱を利用した温水プールや熱帯環境植物館などもあって、お出掛けスポットには事欠きません。
- 高橋
- 夏は「いたばし花火大会」があります。歩いて行けるので、帰りの電車の混雑とは無縁。気軽に楽しめるのがいいんです。
高島平を「板橋経済新聞」でもアピール
子どもだけでなく、大人にとっても高島平は抜群に住みやすいというお二人。
- 高橋
- 都心へのアクセスもいいですし、高島平団地は駅からも近い。団地内には商店街が六つ、大型スーパーが2店舗あって団地の人だけでなく、近隣の人もみんな利用しています。団地の外にも飲食店や病院などいろいろとそろっていて、とにかく便利なんです。
- 塚原
- 駅前の商店会の若い人たちが企画した「高島平マルシェ」など、新しい取り組みも増えています。マルシェには、高島平内外の飲食店や雑貨店などが多数出店して盛り上がっていますよ。ペンギンパレードや手づくりワークショップなどもあって、ファミリーでも楽しめるんです。
- 高橋
- 住みやすいためか、ずっと地元に残っている人も多いですし、外に出て戻ってくる人も多い。私もその1人です。外に出て気づきました! やっぱり高島平は住みやすかったって。
くらしのカレッジ編集部は、「くらし」に関するさまざまなヒントをお届けすることを目的に、インテリア、リノベーション、DIY、子育て、イベント情報など、生活を豊かにするアイデアや日常的に楽しめるコンテンツをご紹介しています。
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