みどりと太陽がいっぱい　季節を感じながら郊外を満喫できるエリア

坂戸市は、都心から北西に約46kmにあり、江戸時代に幕臣が八王子から日光勤番のために整備した千人同心街道の宿場町でもありました。1916年の東上線の開通、1970年頃からURの土地区画整理事業による大規模団地造成、1976年に市制施行し、東京・埼玉のベッドタウンとして発展しています。

高麗川、越辺川が流れる豊かな自然が残り、東武東上線終点の「武蔵の小京都」小川町、さらに「小江戸」で知られる歴史的な街なみの川越、「坂戸駅」から越生線に乗り換えれば、梅林や滝、近年はサイクリングで有名な越生と、季節を感じながら郊外居住を十分に満喫できるエリアです。

「東坂戸」は坂戸市東部にある団地で、東武東上線「若葉駅」からバス７分。「若葉駅」から急行を利用すれば「池袋駅」まで45分圏内という立地です。東武東上線は、東京メトロ有楽町線や東急東横線と相互乗り入れをしており、有楽町・渋谷・横浜等にもダイレクトアクセスが可能です。

団地内を流れる川沿いの桜並木は、まるで桜のトンネルのようで、坂戸市内でも有数の桜の名所となっています。毎年「桜まつり」が開催され、満開の桜の下、多くの人で賑わいます。

住民同士の交流を生み出す「さくらロード」と「ふれあい広場」

「東坂戸」では、さまざまな世代の住民が屋外環境の利用を通じ、健康的で“生き・活き“した暮らしを営むことができる団地をめざしています。

団地内には「東坂戸」ならではの魅力的なスポットがたくさんあるので、団地内を楽しみながら歩くことができる「さくらロード（散策路）」や、さまざまな運動を行うことができる「ふれあい広場」などが整備されています。

 

坂戸市内でも有名な桜並木、城跡公園、野球場、広場など、それらをつないで団地内を一周する「さくらロード」は、目印となる桜のマークが路面や看板につけられており、それらをたどって歩くことができます。気軽にウォーキングできる「安心・らくらくコース」と、途中に階段やスロープがある「寄り道・トレーニング」があるのでその日の気分や自分のペースで楽しむことができます。

 

「ふれあい広場」は「さくらロード」の途中にある休憩や運動、気分転換ができる広場です。３種類の健康器具や、材木階段や飛石など、自然の材料で造られた道を歩きながらさまざまな運動ができる道があります。

駅前も、団地内も。生活施設が充実

「東坂戸」の団地内には各種店舗、スーパーなどの生活施設も充実。内科や歯科、銀行・郵便局もあり何かと便利です。

「若葉駅」前にはスーパーをはじめ各種専門店、映画館、行政サービスまで勢ぞろいする「若葉ウォーク」があり、日常の生活に欠かせないお店がそろっているので買い物などに困ることはありません。

少し足を延ばして「高坂駅」まで出れば、商業施設エリアにはドラッグストア、ホームセンター、スーパー、家電量販店など大型ロードサイド店が集まっています。　特に「ピオニウォーク東松山」は、120以上の店舗があり、近隣から多くの人が訪れています。

桜の名所～坂戸と高麗川～

「東坂戸」周辺の桜並木が桜の名所の一つ、ということはご紹介しましたが、その他にも坂戸は桜の名所がたくさんあります。「慈眼寺」のシダレザクラや入間川支流の越辺川河川敷、高麗川河川敷など数々のスポットがあり、春に多くの人々が訪れます。

市内を流れる高麗川は荒川水系の一級河川で桜の名所として知られます。どこまでも続く桜並木は圧巻です。「高麗川ふるさと遊歩道」が整備されており、散策や野鳥の観察などにもピッタリです。夏にはホタル鑑賞や川遊びも楽しめます。

自然や史跡に触れながら、週末に趣味を満喫

週末、東武東上線「小川町駅」まで出向くと、山林や畑が多く、旅情豊かな気分を味わえます。小川町の中心は外秩父の山に囲まれた盆地にあり「武蔵の小京都」と呼ばれ、ノスタルジックで豊かな自然に恵まれつつ、歴史と伝統を感じる街なみです。

伝統工芸の「小川和紙」が有名で、特に楮だけを使用して作られた「細川紙」の技術は、2014年にユネスコ無形文化遺産に登録されています。小川町の中学校では、3年生の夏休みになると「細川紙」技術者協会員の指導で自分自身が受ける卒業証書をすいているそうです。

東武越生線の終点、越生は、江戸城を築いた太田道灌の生誕地。道灌のあしあとがたくさん残っています。知将として知られる一方、文人としても有名で多くの逸話を残しており、中でも「山吹の里」の話は有名です。駅周辺には旧家跡等の史跡が数多く残ります。「水戸偕楽園」、「熱海梅園」と並んで関東三大梅林の一つである「越生梅林」や「黒山三滝」など名所に恵まれ、ハイキングやサイクリングの名所として知られています。また、丘陵地を活かしたゴルフ場もあります。

セカンドハウスとして利用できる、URの【マルチハビテーション】制度を利用し、週末、趣味を満喫するのもよいかもしれません。