case study 005
山本邸
箕面粟生第3(箕面市)
間取:2DK
Kume Mariさんのホームページをきっかけに、DIYの世界に足を踏み入れた晃代さん。家族や友人たちとのチームDIYで、初めてのDIYも楽しんで乗り越えていきました。今回はそのきっかけとこれからについてお話を伺いました。
自分で色々と変えれるという自由さが良かった
ーーーDIYに住むきっかけを教えてください
- 晃代さん
- 最初は箕面粟生よりもすこし南の萱野や小野原周辺で引越し先を探していました。そんな時に独身時代にURに住んでいた友人から勧められて、「ちょっといいかも…」と思ってURのホームページを見てみたら、KumeさんのUR-DIYのページを発見して、「面白そう!」とむくむく興味が出てきて。そのときすでに1件、不動産屋さん経由ですでに仮予約していたお部屋があったのですが、母と姉を誘ってURのお部屋も見に行くことにしました。Kumeさんが手がけられたモデルルームを見ていると、母も姉も「ええやん!」ってすごく反応が良くって。そのままDIYできるお部屋をいくつか見せてもらう中で、この部屋にたどり着きました。
- Mari
- 印象はどうでしたか?
- 晃代さん
- 入ってみると、風通しもすっごく良くて。いままで見てきたワンルームはギュッと狭い感じが気になっていたのですが、ここは2DKですごく広くて開放感がありました。周辺環境もバッチリだったし、仮予約していたお部屋をお断りして、今のこの部屋に決めました。自分で色々と変えられるという自由さが良かったのもあります。ここならルールに追われずに楽しい暮らしができそう、って思ったんです。
ーーー最初にDIYしようと思ったところ
- 晃代さん
- まずは床から手を付けました。白っぽい床がイメージとしてあったんです。ホームセンターでウッディータイルを購入して敷き詰めていきました。家族が手伝ってくれたのですが、姉が大活躍で、結局ほとんどやってくれました。
- Mari
- わたしも最初にやったDIYは床でした。床は面積も広いし、変えることでホントにガラッと雰囲気が変わるので、やる気が出ますよね。
- 晃代さん
- そうなんですよね!床を変えるとすごく明るくなって。あと窓を開けると部屋が広く感じる効果もあるように思いました。
チームでDIYはほんといいアイデア
ーーー次にチャレンジしたのは壁紙
- 晃代さん
- DIYが楽しくなってきて次は壁紙を変えることに。もしまた色を変えたくなっても、ペンキよりも壁紙のほうが手軽かな、と思ったので。今度は友人たちが一緒にやってくれました。カフェで集まっているときに「今度一人暮らしするけど、壁紙を張り替えるの手伝ってくれへん?」って言ったら、みんな「面白そうだからやる!」って言ってくれて。 実際にやってみて、面白かったところは…(みんな揃って)「壁紙をはがすとこ!」でした。こんなの今まで経験したことなくて、思い切りビリビリ・バリバリ剥がしました。みんなで「そっち持って!」とか言いながら、連係プレーでやっていくのも楽しかった。チームでDIYはほんといいアイデアだと思います。敷居がすごく下がりますね。今日は来れなかったんですが、もうひとり手伝ってくれた友人がいて、その人がDIY経験者だったので、「任せて!」とずんずん先導してくれました。製図用のカッター持ってきてたり、垂直を五円玉と糸でとったり、職人さんに教えてもらったという技をここでも発揮してくれました。
- アイコさん
- かやさんが絶妙なタイミングでコーヒー淹れてくれたり、みんなのカラーが発揮できたよね。
- かやさん
- チームとしていいまとまりだった。
- みつよさん
- DIYって大変だと思ってたけど、全然辛い部分はなかったよね。
- かやさん
- やり始めると、いつ終わるの?って不安がよぎったけど、先が見え始めると一気にスピードアップ。みつよさんがバリバリ動いてて、それに元気づけられたかな。
- 晃代さん
- わたしは監督役をやりつつ、大掛かりなところはみんなの力を借りて、細かい部分はみんなが帰ったあとに一人でやりました。ゆっくりDIYできる 期間があるので、仕事終わりにちょっとだけやって、みたいにちょこちょこやれたので、総合的にはしんどさみたいなのはなかったかも。
みんなが後押ししてくれた
ーーー心が折れそうになったこともあったそうですね
- 晃代さん
- モデルルームを見て、こんな可愛くできたら、と思いながらも「やっぱり無理だよね」って家族に言っていたら、家族のほうが「手伝うよ!」って言ってくれて踏み切れました。うちの家族が「やってみたら?」っていうのは珍しいし、いつもなら「あんたには無理ちゃうか~」って言われてるし、言われて諦めてたと思う。最初に床をやったときにすごく楽しかったけど、母は「疲れたわー!」って言ってたし、わたし自身も、床材を何度も往復して運んでて、ちょっと心折れそうになったり。
- Mari
- DIYやり始めると、一度はありますよね。ガクッと自信なくなるとき。わたしもありました。
- 晃代さん
- そうなんですよね。でも、かやさんたちが壁紙手伝うよ!って言ってくれたので、次に進めた。みんながいたからできた。
- かやさん
- 何か面白そうな「香り」がしたんですよね。日頃お世話にもなってるし、役に立てる!って思って。
- Mari
- なんか涙が出そう~みんなでするDIYっていいですね。
- みんな
- 私たちが手伝いますよ!
- 晃代さん
- もともとはMariさんのモデルルームから始まっているし、今日お会いできることも楽しみでした!
やり始めて思うのは、もっとアイデアがほしい!
ーーーこれからのDIY
- 晃代さん
- こうしてDIYをしてみると、部屋に来てくれた友人たちが「かわいい!」「面白い!」ってみんな壁を触ります。
- Mari
- 入居時のことを知っている友人なんかは、今来るとみんなびっくりしますよね。
- 晃代さん
- 人が来て、その反応は感じるとモチベーションが上がります。これからのことですが、色々なアイデアは出てるのですが、ちょっとづつやっていこうかな、と思っています。まずはふすまとリビングの壁を変えるところから。
- Mari
- ゆっくりやっていくのが良いと思います。わたしもDIYを始めてからもう5年。その間も「この春はこの壁をやろう」とか部分を決めてやって いきます。義務みたいにならないように、楽しんでいくのが大切ですよね。最初のころはわたしもちょっと義務っぽくなってしまって夜中にガーン!って落ち込んだりしていました。
- 晃代さん
- 一度やりはじめると、ずーっとやりたくなるんですが、少しづつですよね。やり始めて思うのは、もっとアイデアがほしい!ということです。材料とか工程とか。先生的な存在が欲しいですね。
- Mari
- そうですよね。色々な講座なども参考になるかもしれませんが、わたしは失敗しながら身体で覚えていきました。作り続けていくとネジひとつでもきれいにできるようになります。小さい家具とかからやってみるといいかもしれません。
- 晃代さん
- これからも楽しんでDIYしていければ、と思っています。
- Mari
- 今日はありがとうございました。
- みんな
- ありがとうござました!
DIYする前の様子