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地元産の竹からつながりが広がる!洛西ニュータウンの「ウェルビーイング」な暮らし

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若者世代から、子育て世代、シニア世代まで、みんなが「URに住んで良かった」と思うような住まい・まちづくりに取り組んでいるUR。さらに、地域にお住まいのみなさんまで心身ともに良好な「ウェルビーイング(well-being)」であることを目指し、全国のUR団地ではさまざまな取り組みを行っています。
そんな「ウェルビーイング」に関する活動が活発な場所があるとのことで、今回は京都市西京区の洛西ニュータウンにうかがいました。

地元の竹を活用したイベント

洛西ニュータウンでは、団地や地域のお住まいのみなさんがより豊かな暮らしを送れるような「ウェルビーイング」を意識した取り組みがいくつか行われています。

そのうちの一つが洛西ニュータウンの竹を使ったもの作りができる「竹細工イベント」。2022年に始まり、現在では月1回開催されています。2023年12月の内容は「ミニ門松づくり」。会場である洛西境谷東団地別ウィンドウで開きますの集会所に、お住まいのみなさんが集まりました。

作業は、組み立てが中心で誰でも簡単に作ることができます
まず、ベースとなる竹の器を3種類の中から選びます。器に竹粉を敷き詰め、そこにハボタン、ナンテン、スギ、クマザサ、マツ、タケといった素材を自分の好きなように挿していくだけ。
どの素材を選び、どのように生けるかで印象が変わるので、自分のセンスで自由に作ることができます。中には、華やかさを求めて全種類を使う方もいました。

完成したミニ門松は、玄関などに飾るのにぴったり。

「竹細工イベント」についてイベントに参加した方々に感想を聞くと、「お正月に実家に持って帰って飾りたいです」、「『自分で作れるとは!』と驚くような作品に挑戦できるのがうれしいですね」、「引っ越してきたばかりで初めて参加しましたが、雰囲気も良く楽しかったです」と教えてくれました。イベントで、顔見知りが増えたり、参加者同士の仲が深まったりと、地域の居場所の一つにもなっているようです。

URと「竹細工イベント」を共催しているのは、荒廃した放置竹林の整備や廃棄竹林の有効活用に関する事業を行っている「特定非営利活動法人 京都発・竹・流域環境ネット」。このようなイベントが、廃材である竹の活用で地域課題を解決し、さらにお住まいの方同士のコミュニケーションの機会にもなっています。
地元の特色である竹をキーにすることで、洛西エリアならではのイベントになっていました。

昨年の夏には「竹ナイトカフェ」を実施。
これは洛西境谷東団地の屋外空間を竹灯籠でライトアップし、集会所ではカフェを開くというもの。並べられた約330挺の竹灯籠の中には、「竹細工イベント」の参加者や、洛西高校の生徒が協力して作ったものもありました。
竹灯籠は、やさしいあかりで雰囲気が良く、シニア世代にも好評。スタッフとして京都女子大学の学生も参加するなど、団地だけでなく地域全体の一体感が生まれていました

ほかにもさまざまな活動が行われています!

洛西新林団地別ウィンドウで開きます中央集会所には「つどいの広場 ま~ぶりんぐ」があります。これはNPO法人「京都子育てネットワーク」が運営する子育て広場です。子育て支援アドバイザーの資格を持つスタッフが2名常駐し、子育て相談のほか各種教室も実施。音楽に触れるイベント、工作イベント、料理教室、プレママ、妊婦のためのイベントなど、毎月さまざまな催しが行われています。

シニア世代向けには、洛西境谷東団地集会所で健幸体操教室も開催。
これは健康寿命の延伸を目標に、京都市西京区地域介護予防推進センターとURが共同開催したもので、2023年は7~12月の6カ月間(全18回)実施。
その後も継続的に活動が行われています。

さらにURと西京区役所洛西支所が連携し洛西ニュータウンのウオーキングマップを制作。マップの完成に合わせて地域ボランティアの協力のもと、ウオーキングイベントも開催されました。
現在は「福西コース」、「新林コース」、「境谷・竹の里コース」の3種類のマップが配布されています。

洛西竹の里団地別ウィンドウで開きます集会所では定期的に「たけのこカフェ」も開催されています。
これは団地内の交流の場づくりを目的とした京都女子大学の学生による取り組みで、おおむね2カ月に1回の頻度で開かれています。毎回で異なるテーマを設け多世代が楽しめる交流の場となっています。

また昨年大好評だったのは「洛西“SAIKO”プロジェクト 公民連携『せせらぎシアター』」
洛西ニュータウン内を流れる小畑川の「水辺の舞台」にて行われた、京都市とURが共催したイベントです。映画の屋外上映会や、地元の中学校吹奏楽部による演奏会、高校のダンスサークルやヨガ教室によるパフォーマンス、小学生によるプレゼンテーションや自転車教室、キッチンカーの出店などがあり、600名以上が集まりました。

なお、2023年から京都市とURでは、より魅力のあるまちづくりを行っていくため包括連携協定を締結。今後も洛西ニュータウンでは、地域魅力向上につながる取り組みが行われます。

地域関係者と協力しながら目指す「ウェルビーイング」な暮らし

洛西ニュータウンでの「ウェルビーイング」な活動は、いま継続しているものをベースにより発展させていく予定です。今後、お住まいの方々が主体となり活動する際には、URでその支援を行っていくそうです。

団地を中心に、地域全体で人々がつながり合い、充実した日々を送ることができる洛西ニュータウン。URではこれからも地域関係者の方々と連携し、多様な世代が生き生きと暮らし続けられる住まい・まちの実現を目指すことで、「ウェルビーイング」を推進していきます。

記事のまとめ

URでは多世代が生き生きと暮らし続けられる住まい・まちを目指し、「ウェルビーイング」を推進

  • ・洛西ニュータウンでは、団地や地域にお住まいのみなさんがより豊かな暮らしを送れるよう「ウェルビーイング」を意識した取り組みが行われている
  • ・地元の竹を使う「竹細工イベント」を開催。竹の活用で地域課題を解決し、お住まいの方同士のコミュニケーションの機会にもなっている
  • ・ほかにも京都市と連携したイベント、地域の学生たちと協力したイベント、子育て世代向けの集いの広場の開催などさまざまな活動が行われている
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