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「団地に電車が!?」吉岡里帆さんも驚いた!引退車両が地域のつながりを生む新たな場に

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J-WAVEをはじめとするJFL5局で放送中のラジオ番組『UR LIFESTYLE COLLEGE』のナビゲーターを務める吉岡里帆さんが訪れたのは、兵庫県西宮市にある武庫川団地別ウィンドウで開きます
大阪へも、神戸へもアクセスがしやすいこの団地では、地域を盛り上げるためのさまざまな取り組みが行われています。その中で今、注目したいのが、地元の人々に愛されてきた阪神電車の引退車両を使った新たな集いの場です。

電車らしさは残しつつ改造した「赤胴車」

阪神電車の引退車両「赤胴車」(あかどうしゃ)があるのは、武庫川団地のほぼ中央にある中庭。広場に向けて羽ばたく羽のイメージで作られた白い屋根の下に設置されています。まるで、団地の中に突然、小さな駅が出現したようです。

今回はその電車を見ながら、吉岡さんが阪神電気鉄道株式会社の山﨑さんに、お話をうかがいます。

吉岡里帆さん

「駅!?」と勘違いしてしまうほど、本物感がありますね! 40年以上頑張ってきた車両とうかがっていたので古びた姿をイメージしていましたが、ピカピカです。

山﨑さん

はい。団地に設置するにあたり、車両を再塗装し、内装もきれいにしました。
電車ならではの機能や運行当時の姿は残しつつ、コミュニティスペースとして使いやすいよう、新たにコンセントや空調などを整備しました

イベント時には運転席にも入れるのですね! マイクなどを実際に触ることもできてワクワクしました。鉄道ファンや子どもたちにはたまらないでしょうね。

子どもたちが運転士の制服を着て運転体験ができる、なりきり体験のイベントも開催されています。

床のガラス窓から線路が見られるのも、とてもレアな経験ですよね!

はい! 本物の線路と同じように砂利や枕木を敷いているので、それを見ていただきたくて、床の一部をガラス張りにしました。

なぜ、電車が団地に?

UR賃貸住宅が2万戸以上もある阪神沿線。両社が協力して地域の活性化に取り組んでいます。

地域の方々にとってなじみ深い「赤胴車」について教えてください。

もともとは阪神本線の特急・急行系車両として活躍し、1986年から2020年まで、この団地の近くの武庫川線を走っていました。
当時の人気マンガのキャラクター「赤胴鈴之助」にちなんで「赤胴車」と愛称が付けられ、多くの人に親しまれてきました。

なぜ武庫川団地に来ることになったのでしょうか?

阪神武庫川線の車両リニューアルの際、赤胴車は廃車にすることになっていました。そのことをURの方にお話ししたところ、「それならもらえないか。団地のシンボルとして地域のコミュニティスペースに活用したい」というありがたいお申し出がありまして、車両をお譲りすることにしたんです。

地域の方々も、慣れ親しんだ電車が身近に来てうれしいですよね。阪神電鉄さん、URさんの赤胴車に対する思いも伝わってきます。
団地まで運ぶのは大変だったのではないですか?

そうですね、通行量の少ない夜中に、車両を大型トレーラーの荷台に乗せて約10kmの道のりを輸送しました。車体は23トンもあるので、クレーン車で車体をつり具で抱え込むようにつり上げて設置しました。つり具が再塗装したピカピカの車体に接触して傷つかないかとハラハラしました。

輸送の様子(2021年)

夜中に電車を道路で運び、つり上げて設置…。緊迫感が伝わってきます。

車両の第2の人生を団地で

2021年に武庫川団地に設置され、団地のシンボルとなった赤胴車。団地集会所や地域のコミュニケーションの場として活用されています。

イベント時の様子(2022年)

武庫川団地に赤胴車がやってきて、およそ2年経ちますが、地域のみなさんからの反応はいかがですか?

「赤胴車」でマルシェや親子カフェなどのイベントを開催してきましたが、「武庫川団地のイベントに参加する機会が増えた」「赤胴車が見たいと孫にせがまれて、初めて武庫川団地に来た」といった声をお聞きしています。

イベント時の様子(2023年)

団地に住んでいる方はもちろんですが、赤胴車をきっかけに、地域の方々にも団地へ来ていただけるのは良いですね。

これからもURさまとアイデアを出し合いながら、団地を中心に交流が生まれ、地域の魅力が向上するよう、柔軟に取り組んでいきたいと思っています。

長年慣れ親しんできた電車が、これからは地域の人々をつなぐ場となっていく…。今後も楽しみです!

記事のまとめ

武庫川団地に設置された「赤胴車」は、地域のコミュニティスペースになっている

  • ・「赤胴車」は、もともとは阪神本線の特急・急行系車両。当時のマンガのキャラクターにちなんで「赤胴車」と愛称が付けられ、親しまれてきた
  • ・団地に設置しコミュニティスペースとして活用するに当たり、車両を再塗装し、内装もきれいに。新たにテーブルやコンセントなどを設置
  • ・「赤胴車」で、マルシェや親子カフェなどのイベントも開催している
  • ・URには、地域企業と連携し、地域活性化に取り組む団地がある

吉岡 里帆さん

1993年1月15日生まれ。京都府出身。
連続テレビ小説『あさが来た』(2015年)に出演し注目を集める。現在は、ドラマ『時をかけるな、恋人たち』(毎週火曜23時)に出演中。主な近作にドラマ『しずかちゃんとパパ』(2022年)、『ガンニバル』(2022年)、映画『島守の塔』(2022年)、『アイスクリームフィーバー』(2023年)など。主演映画『ハケンアニメ!』で第46回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。
待機作に映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』、『怪物の木こり』など。出演する舞台『ガラスの動物園』『消えなさいローラ』は11月4日(土)から東京・山形・大阪にて上演予定。

吉岡里帆さん 写真

山﨑 由貴子さん

阪神電気鉄道株式会社 沿線価値創造推進室 沿線活性化担当。
武庫川団地への赤胴車の設置では、鉄道部門の調整とプロモーションなどを担当した。

山﨑由貴子さん 写真
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