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手持ち服を把握することから始めよう!衣替えに役立つ、衣類整理のポイント
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暖かくなってきて、そろそろ衣替えをしようと考えている方も多いのではないでしょうか。
実際に衣替えを始めてみると、「もったいなくて破棄できない」、「来シーズンに着るかもしれない」と悩み、なかなか整理が進まないこともありますよね。
そこで今回は、家事ジャーナリストの山田亮さんに、衣類整理をする際に知っておきたいことをうかがいました。
次シーズンのアイテムから始めることで整理が楽に!
- どのように衣替えに取り掛かれば良いでしょうか?
「まずは、収納場所から服をすべて取り出し、どんなアイテムを持っているのか確認しましょう。
こうすることで、似たような服や、着なかった服がないかをチェックでき、次にどのような服を買ったら良いかの判断もしやすくなります。整理をする際のポイントは、次のシーズンの衣類から始めること。イメージがしやすく、もし捨ててしまっても買い直しができるためです。
今シーズンの衣類から取り掛かってしまうと、『せっかく持っていたのに着られなかった』と反省したり、『来年こそは着よう』と先のことを考えてしまったりするため、なかなかスムーズに進まないんです。」
- 衣類を保管する際の注意点はありますか?
「クリーニングから戻ってきた衣類に掛かっているビニール袋は、なるべく早く取り外しましょう。
ビニール袋は、衣類を運ぶ際に保護するためのもので、保存目的ではありません。通気性が悪く、虫食いやカビ、黄ばみの原因になってしまうこともあります。
ほこりが気になる場合は、不織布カバーを付けると良いでしょう。また、ハンガーは厚みがあるものがおすすめです。型崩れを防止でき、服を長持ちさせることができます。」
衣替えの際には、どんな洋服を持っているのかチェックすると整理がしやすくなる
- ・収納場所から衣類をすべて取り出し、どんなアイテムを持っているのか確認。整理のポイントは、次のシーズンの衣類から取り掛かること
- ・クリーニングから戻ってきた衣類に掛かっているビニール袋は、なるべく早く取り外す
- ・厚みがあるハンガーを使えば、型崩れを防止でき、服を長持ちさせることができる
- ・URにはしっかりと収納スペースが備わっている部屋が多い
今回の先生:山田 亮さん
家事ジャーナリスト、スーパー主夫、社会福祉士。
結婚をきっかけに、主夫に。ホームページでつづった家事・育児記録が話題になり、活動をスタート。
現在は、ロジカルな視点で「楽に家事をする」方法を提案する「楽家事ゼミ」を主宰すると共に、講演活動やメディアでの執筆活動などを行っている。
著書に『プロ主夫山田亮の手抜き家事のススメ』(宝島社)がある。
くらしのカレッジ編集部は、「くらし」に関するさまざまなヒントをお届けすることを目的に、インテリア、リノベーション、DIY、子育て、イベント情報など、生活を豊かにするアイデアや日常的に楽しめるコンテンツをご紹介しています。
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