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パークマイスターが考案!子どもの運動能力を伸ばす「団地エクササイズ」④~風船ヒット!~

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子どもの運動能力を育む動きに詳しい、パークマイスター※の遠山健太さんに、「団地エクササイズ」を教えてもらいます。子どもだけで、親子一緒に、団地の敷地内で楽しみながら簡単にできる運動です。

※公園遊びに詳しく、子どもの発育を考えて指導ができるスポーツトレーナーのこと

今回のテーマは、「風船ヒット!」

遠山さんが選定した「公園などの外遊びで体験できる、子どもの運動能力を伸ばすための24の基本動作」※の中から、毎月一つずつ、その動作につながる団地でできるエクササイズを紹介します。それぞれのエクササイズを行えば、運動神経が抜群になるかも!?

今回は、基本動作の「打つ(手/棒状の物/ラケット)」が含まれているエクササイズ「風船ヒット!」です。

風船ヒット!(手・バット・ラケット)

風船を、手やプラスチック製の野球バット、ラケットを使ってパパ・ママや友だちとラリーをする

「打つ」動作には、手、長い棒、ラケットを使う三つの方法があります。手で打つ動きはバレーボール、長い棒で打つ動きは野球やホッケー、ラケットで打つ動きは卓球やテニスなどに見られるので、それぞれの競技に役立つ可能性があります。

「打つ」動作を行う際には体を回旋させるため、胸椎(背骨)や股関節の柔軟性が増します。また、風船を打ち返すときに見上げることで、三半規管が刺激され、バランス能力も養われます

バットやラケットを使うことで、道具を上手に操る力である「識別能力」と、体全体をスムーズに動かす力である「連結能力」も身に付きます。

左右の手で交互にチャレンジしてみたり、地面に風船を固定して、止まっている状態で打ってみたりするのも◎。バットやラケットだけでなく、さまざまな道具を使って「打つ」練習をしてみましょう。

※24個の基本動作は、「走る」、「はう」、「泳ぐ/潜る」、「追いかける」、「逃げる」、「のぼる」、「降りる」、「跳ぶ(垂直方向)」、「跳ぶ(水平方向)」、「飛び降りる/着地する」、「かわす」、「くぐる」、「投げる」、「捕る」、「掘る」、「押す」、「引く」、「蹴る/パントする」、「打つ(手/棒状の物/ラケット)」、「渡る」、「ぶら下がる」、「乗る」、「浮く」、「回転する」。
これらは、経験することでできるようになるので、さまざまな動作を遊びに取り入れることが大切です。

団地内に配置されているベンチ

URの団地は、ベンチなど軽く休憩できるスペースが計画的に設けられているところも。買い物や散歩の途中に休んだり、近所に住んでいる人たちと気軽に会話を楽しんだりすることもできます。

今回の先生:遠山 健太さん

ワシントン州立大学教育学部初等教育学科卒。全日本モーグルチームのトレーナーとして、トップアスリートのトレーニング指導に携わってきた一方で、子どもの運動教室「ウィンゲートキッズ」や学研とともに「リトルアスリートクラブ」のプログラムを開発するなど、子どもの運動能力を育むことも積極的に行う。自身、2児の父であり、子どもとともにめぐった公園での運動子育て経験を生かし、パークマイスターとしても活動している。著書に、『運動できる子、できない子は6歳までに決まる!』(PHP研究所)、『わが子の運動神経がどんどんよくなる本』(学研プラス)などがある。

Twitter:https://twitter.com/wingate_toyama

遠山 健太さん 写真
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