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パークマイスターが考案!子どもの運動能力を伸ばす「団地エクササイズ」③~ビーチフラッグ~

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子どもの運動能力を育む動きに詳しい、パークマイスター※の遠山健太さんに、「団地エクササイズ」を教えてもらいます。子どもだけで、親子一緒に、団地の敷地内で楽しみながら簡単にできる運動です。

-撮影:2020年1月-

※公園遊びに詳しく、子どもの発育を考えて指導ができるスポーツトレーナーのこと

今回のテーマは、「ビーチフラッグ」

遠山さんが選定した「公園などの外遊びで体験できる、子どもの運動能力を伸ばすための24の基本動作」※の中から、毎月一つずつ、その動作につながる団地でできるエクササイズを紹介します。それぞれのエクササイズを行えば、運動神経が抜群になるかも!?

今回は、基本動作「走る」、「押す」、「はう」が含まれているエクササイズ「ビーチフラッグ」です。

ビーチフラッグ
  • ①ペットボトルなど目標になる物をスタート地点から10m先に置く
  • ②子どもはスタート地点でうつぶせで待つ
  • ③パパ・ママの「よーいどん!」の合図で、走って目標物を取る

うつぶせで待っているとき、手のひらをあごの下に置くことで、立ち上がるときに自然と地面を「押す」ようになります。
「走る」動作は全身運動になる上、柔軟性が向上
「押す」動作は、上半身の筋力を養うことができます。

うつぶせだけではなく、後ろ向きの正座やあおむけなど、さまざまな姿勢から始めるのも◎。

また、目標物の数を増やすのもおすすめ。今回は色違いで三つ用意しました。
最初にパパ・ママから、「次は黒色のペットボトルを取りに行こう」など指示を出すと、子どもは指示を聞いて、目標物を探すことになるので、視野が広くなり、動きながら考え判断できるようになります。

同じことを繰り返すと、子どもは飽きてしまうので、アレンジを加えて楽しんでください。

※24個の基本動作は、「走る」、「はう」、「泳ぐ/潜る」、「追いかける」、「逃げる」、「のぼる」、「降りる」、「跳ぶ(垂直方向)」、「跳ぶ(水平方向)」、「飛び降りる/着地する」、「かわす」、「くぐる」、「投げる」、「捕る」、「掘る」、「押す」、「引く」、「蹴る/パントする」、「打つ(ラケット/手/棒状の物)」、「渡る」、「ぶら下がる」、「乗る」、「浮く」、「回転する」。
これらは、経験することでできるようになるので、さまざまな動作を遊びに取り入れることが大切です。

思いっきり走れる芝生広場

URの団地には、敷地内に芝生の広場があるところも。子どもが一直線に走ったり、遊んだりできる広いスペースを自由に使うことができます。

今回の先生:遠山 健太さん

ワシントン州立大学教育学部初等教育学科卒。全日本モーグルチームのトレーナーとして、トップアスリートのトレーニング指導に携わってきた一方で、学研とともに子どもの運動教室「リトルアスリートクラブ」(http://little-athlete.com)のプログラムを開発するなど、子どもの運動能力を育むことも積極的に行う。自身、2児の父であり、子どもとともにめぐった公園での運動子育て経験を生かし、パークマイスターとしても活動している。著書に『スポーツ子育て論』(アスキー新書)、『運動できる子、できない子は6歳までに決まる!』(PHP研究所)などがある。

遠山 健太さん 写真
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