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パークマイスターが伝授!子どもの心と体を育てる親子団地ウオーキング

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親子で一緒に行うウオーキングは、手軽に子どもとできる外遊びの一つ。団地の中には、敷地そのものがウオーキングコースになるところもあるため、気軽に始められます。子どもの運動能力を育む運動遊びに詳しい、パークマイスター(※)の遠山健太さんと一緒に、東京都日野市にある「多摩平の森」を歩きながら、そのポイントを教えていただきました。

※公園遊びに詳しく、子どもの発育を考えて指導ができるスポーツトレーナーのこと

団地はウオーキングコースとして優秀!

子どもにとって外遊びは大切と分かっていても、わざわざ出かけるのはちょっと大変。そんなパパ・ママにおすすめしたいのが親子ウオーキングです。「子どもと一緒に楽しく外に出よう」、そんな風に気軽に始めてOK。

「団地の場合、敷地が広く、自然が豊か。歩くだけでも四季折々の自然と触れ合うことができるのが良いですね。敷地内に樹木が植えられているため日陰があることや、ベンチなどの休めるスペースがあるのも、ウオーキングするのに適した環境です」と遠山さん。

団地は、一歩外に出ればそこがウオーキングコースになることも多いため、習慣化しやすいことも特徴。しかも、敷地内は車が通る道と、歩行者が通る道を計画的に分離した設計になっているところもあるので、子どもと歩くのも安心です。
「車を心配するストレスがないのは、親にとってはありがたいですよね。」(遠山さん)

ウオーキングで子どもの感性や能力を伸ばそう

子どもとのウオーキングで、ポイントになることは何でしょうか?
子どもの思いのままにさせることです。たとえば、花や虫を見つけてしばらく立ち止まったとしても、急かさずに見守ること。豊かな自然に触れ、自分で何か見つけて感じる中で、子どもの自主性が養われ、豊かな感性が育まれていきます。」(遠山さん)

子どもの運動能力向上という面から見ると、ウオーキング中に、土、砂利、芝生など、さまざまな地面を足の裏で感じることが効果的なのだそうです。
足の裏には体のバランス能力を担うセンサーがあり、そこを刺激することが大切です。ときには、木の根や石ころなどを踏んで転ぶこともあるかもしれませんが、次第に上手に受け身の体勢を取れるように。そういった経験も必要です。」(遠山さん)

プレイロット(小さな遊び場や公園)があちこちに設置されているのも団地の良いところ。小さい子どもなら日によって、違うプレイロットを目指してウオーキングコースを決めるのも良いでしょう。
「小学生なら、『今日は○○を探しに行こう!』と、冒険気分をプラスするのがおすすめ。子どもはワクワク感が好きですから。」(遠山さん)

団地には、アップダウンのある道や起伏のある丘があるところも。そこを歩けば、自然と足腰も強くなります。
遊んでいるうちに運動能力が高まる。そんな理想が団地ではかないそうです。」(遠山さん)

自然が多く、生活しやすい「多摩平の森」

「多摩平の森」の敷地内には、大正時代に植えられた木々が残っています。その貴重な木々がある緑地は団地の奥。そこは森を守り育てるエリアになっていて、まるで避暑地にあるような「森」そのもの。その中に巡らされた遊歩道は散策にぴったりです。

その隣には、子どもたちが遊べる森もあります。
「休みの日にここで、家族で軽く鬼ごっこをして遊ぶのも楽しそう。遠くに行かなくても、運動量が増えます。これも親子ウオーキングのバリエーションの一つです。」(遠山さん)

「多摩平の森」は、昭和30年代に建設された多摩平団地から約20年かけて建て替えられました。その際、近くに保育園、児童館、図書館などが整備され、暮らしやすい環境に。

「多摩平の森」には、親子で気軽にウオーキング、散策ができる、充実した環境が整っていました。

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記事のまとめ

団地の中には親子ウオーキングの環境が整っているところがあり、気軽に始められる

  • ・歩くだけでも四季折々の自然と触れ合え、途中で休めるベンチがある団地は、親子ウオーキングにぴったり
  • ・親子ウオーキングでは、子どもの思いのままにさせることがポイント
  • ・団地には、さまざまな地面やアップダウンのある土地のところもあり、自然と子どもの運動能力が高まる
  • ・「多摩平の森」には歴史ある木々や、近隣に子どもための施設がある
  • ・UR賃貸住宅には、団地内の敷地が広く、自然が豊かなところも多い

今回の先生:遠山 健太さん

ワシントン州立大学教育学部初等教育学科卒。NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト。adidas FUNCTIONAL TRAINING教育トレーナー資格保有。株式会社ウィンゲート代表取締役。
トップアスリートのトレーニングに携わる一方で、ジュニアアスリートの発掘・育成、学研とともに子どもの運動教室「リトルアスリートクラブ」(http://little-athlete.com)のプログラムを開発するなど、子どもの運動能力を育むことも積極的に行う。自身、2児の父であり、子どもとともにめぐった公園での運動子育て経験を生かし、パークマイスターとしても活動している。著書に『ママだからできる運動神経がどんどんよくなる子育ての本』(学研プラス)、『運動できる子、できない子は6歳までに決まる!』(PHP研究所)などがある。

遠山 健太さん 写真
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