ゆたかなくらしって? ひと×生活
ポイントは容器を入れ替える、色をそろえる。キッチン、洗面所、トイレをおしゃれに見せるインテリア術
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キッチン、洗面所、トイレなど、水回りのインテリアにお悩みの方は多いはず。これらの場所は、洗剤や食品など色も形も違う物であふれているため、どうしても雑多な印象になりがちです。
そこで、広告や雑誌などのスタイリングや、モデルルームのコーディネートなど幅広く活躍している、インテリアスタイリストの窪田俊さんに話をうかがいました。
生活感を減らすだけで、スッキリとした印象に
- Q.キッチン、洗面所、トイレなどの水回りは、どのように整えたらいいですか?
「水回りをおしゃれに見せるには、生活感を減らせばいいんです。簡単に実践できるのは、置いてあるものをおしゃれな容器に入れ替えること。
キッチンであれば、調味料をそのまま使うのではなく、調味料入れやキャニスター(ふたが付いている保存容器)に入れ替えましょう。入れ替えられないレトルト食品や缶詰などは、おしゃれなボックスに入れて見えなくするのが良いですよ。」
- Q.洗面所をおしゃれに見せるには?
「洗面所で目立つのは、洗濯洗剤や柔軟剤です。これらもおしゃれなボトルに入れ替えるだけで印象を変えることができます。粉洗剤は、ほうろうのキャニスターに入れると、よりこじゃれた感じが出ますよ。
またタオルは、色やデザインをそろえるだけできれいに見えます。タオルの色や柄がバラバラでも、バスケットやボックスに入れて収納すれば、スッキリ見せることができます。」
- Q.トイレでできる工夫を教えてください。
「トイレも同じく、掃除洗剤などを、おしゃれなボトルに入れ替えると良くなるんじゃないかと思います。入れ替えが難しいトイレ用洗剤や、トイレットペーパーはバスケットやボックスなどに入れて隠すのも一つの手です。
どの空間も色をたくさん入れず、一色で統一することでよりきれいに見せることができると思います。
特に、洗面所やトイレは狭いことが多いので、使用する収納グッズの色は、スッキリ見える白が一番おすすめです。ただ色味が少ないと、冷たい印象になりがちなので、小さな植物を一つ置くと、それがアクセントになって、空間がグッとおしゃれになります。ぜひ実践してみてください。」
水回りは調味料や洗剤などおしゃれな容器に入れ替えるとスッキリと見せることができる
- ・キッチンは、調味料を調味料入れやキャニスターに入れ替える。レトルト食品や缶詰などは、おしゃれなボックスに入れて見えなくするのが良い
- ・洗面所は、タオルを色やデザインをそろえるだけできれいに見える
- ・どの空間も、一色で統一することがポイント。特に、洗面所やトイレの収納グッズの色は白がおすすめ。小さな植物を一つ置くと、それがアクセントになって空間がおしゃれに
今回の先生:窪田 俊さん
インテリアスタイリスト。
大学を卒業後、ハウスメーカーや家具販売店を経て、27歳のときにインテリアスタイリストとして独立。店舗や住宅の家具を中心としたインテリア用品の卸しから、住宅や店舗のリノベーション、シェアハウスやモデルルームのインテリアコーディネート、スタイリングなどを手掛ける。
現在は広告や雑誌、カタログのスタイリング、またモデルルームなどの、住空間のインテリアコーディネートなど幅広い分野で活躍中。
くらしのカレッジ編集部は、「くらし」に関するさまざまなヒントをお届けすることを目的に、インテリア、リノベーション、DIY、子育て、イベント情報など、生活を豊かにするアイデアや日常的に楽しめるコンテンツをご紹介しています。
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